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絶対行くべき!おすすめの日本世界遺産🏛️
日本には人々の心を魅了する、素晴らしい文化・建造物が全国各地に散らばっている。
なかでもその魅力が凝縮された世界遺産は、間違いなく訪日観光客にお勧めの観光スポットです。
ただし、日本の世界遺産がどの地域にあり、どんな歴史を持つのかはっきりとわからない人も多いだろう。
今回は、日本にある全26件の世界遺産の場所の中からおすすめのスポットを紹介します。
今まで知らなかった日本の魅力を発見できるだけでなく、一度は行ってみたいと思えるはずなので、ぜひ最後までご覧ください。
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長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
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ステンドグラスから注ぐやわらかな光があるならば、自身の信仰を隠すことを余儀なくされた影もある。
17〜19世紀の日本では、キリスト教への信仰が禁止されました。
踏み絵、拷問、棄教――。
過酷な状況下で、弾圧に屈することなく己の信ずるものを貫いた歴史が、ここにあります。
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天草地方に来たならば、誰しも訪れるだろう「大浦天主堂」。
潜伏の終焉を告げるきっかけとなった、信徒発見の舞台です。
高い尖塔の悲しくも美しい天主堂では、潜伏キリシタンが祈りをささげたマリア像が、やさしく語りかけてくれることでしょう。
「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群
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一般の人は立ち入れない、神聖な孤島――そう、「沖ノ島」。
大和朝廷の時代から島全体を神として崇拝し、厳しい禁忌が現在にいたるまで守られています。
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航海の安全を願う祈りが行われた「沖ノ島」、祈りを受け継いだ「宗像大社」、沖ノ島に祈りをささげた宗像氏が眠る「新原・奴山古墳群」。
日本に脈々と流れる自然崇拝の形が、世界遺産に登録されました。
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また、大島の「宗像大社 沖津宮遙拝所」は、渡島できない「沖ノ島」を拝礼するための場所。
晴れた日には彼方に浮かぶ島の姿を望むことも可能です。
遠くに出でる神宿る島と、心をつないで。
富士山−信仰の対象と芸術の源泉
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標高3,776mと、日本一の高さを誇る「富士山」。
何度見てもあの美しさに心奪われるという人も、決して少なくないはずです。
それは時代が変わっても同じこと。
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日本最古の歌集『万葉集』や葛飾北斎の最高傑作『冨嶽三十六景』など、芸術のモチーフとして「富士山」は、語り尽くせないほど多く描かれています。
気高いほど美しいこの山は、いにしえの時代から聖地としても崇められてきました。
山頂で御来光を拝まなくとも、あの神々しい姿を心に映し出せば自然と浄化されていくような……、「富士山」には不思議な力が宿っていると言えます。
日光の社寺
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豪華絢爛という言葉がふさわしい、「日光」の建築物。
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なかでも「東照宮」の陽明門は、故事逸話や聖人、動植物など、500以上もの彫刻が施され、日本を代表するもっとも美しい門と称されています。
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陽明門から延びる回廊は、外壁に国内最大級の花鳥の彫刻で彩られ、一枚板の透かし彫りにある極彩色が美景。
どんなに眺めても見飽きることがありません。
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山岳信仰が受け継がれている「二荒山神社」、1200年以上の歴史を有する「輪王寺」、そして「東照宮」。
仏教と神道が融合し独自の信仰を育んできた「日光」に、今日も多くの人が参詣に訪れています。
古都奈良の文化財
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1993年に日本で初めて世界遺産に登録された「法隆寺」に続き、1998年、「古都奈良の文化財」として8つの資産が登録されました。
「東大寺」、「興福寺」、「春日大社」、「春日山原始林」、「元興寺」、「薬師寺」、「唐招提寺」、「平城宮跡」。
どこもおなじみのスポットですよね。
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特に知られているのは、奈良の大仏さんで有名な「東大寺」の本尊「盧舎那仏坐像」でしょうか。
完成したのは752年。
その大きさに当時の人はきっと衝撃を受けたことでしょう。
何度も修理を重ねているため、奈良時代から伝わっているのは、台座とひざ頭の一部です。
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また、鮮やかな朱色に彩られた「春日大社」も見事。
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釣燈籠が美しい東回廊など、重要文化財に指定されています。
白川郷・五箇山の合掌造り集落
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思い浮かぶのは、入道雲の広がる青空とセミの声?
それとも、しんしんと降り注ぐ雪の音?
「白川郷・五箇山の合掌造り集落」は、美しい日本の原風景が広がる魅力的なスポット。
その景観は、“昔むかし、あるところに……”で始まる昔話をほうふつとさせます。
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特徴的な急勾配の屋根は、豪雪地帯であるこの地域の雪対策のため。
両手のひらを合わせた姿に似ていることから名付けられたと言われています。
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今も多くの人々が営み続ける白川郷・五箇山。
ここに訪れれば、故郷に戻ってきたような懐かしい気持ちがこみ上げてくることでしょう。
古都京都の文化財
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「清水寺」や「二条城」、「下鴨神社」に「龍安寺」!
名を聞くだけではやる気持ちが高まる、京都を中心とした観光名所の数々が、世界遺産に登録されました。
登録されたのは、全17の文化財。
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794年から千年の年月に渡って繁栄してきた古都京都の、誇るべき“宝”たちは、その多くが国宝や重要文化財、特別名勝などに指定されていて、文化的・芸術的価値の高さが際立っています。
戦火や兵火など、時代の荒波にほんろうされながらも再建をくり返し、現在も日本文化の象徴として守られている姿を、四季折々の景観とともに愛でてみてはいかが。
原爆ドーム
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1945年8月6日。
人類史上初めて投下された一発の原子爆弾は、ヒロシマの街を一瞬で焼き尽くし、すべてを奪い去りました。
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後に「原爆ドーム」と呼ばれるようになったこの建物の元の姿は、「広島県産業奨励館」。
ヤン・レツル氏によって創立された、洋風の外装が美しい建物でした。
崩れ落ちたレンガ、跡形もなく吹き飛んだガラス、骨組みだけが残るドーム。
今も被爆直後の姿でたたずむこの世界遺産は、命の尊さ、平和の大切さを、これからも訴え続けていくことでしょう。
いつか地球から争いごとがなくなる日が訪れるのを祈りながら――。
姫路城
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シラサギが羽を広げたような優美な姿。
「白鷺城」の愛称でも親しまれている「姫路城」は、白壁で統一された外観と渡櫓で結ばれた天守群が見事なまでの華麗美を創出、奈良の「法隆寺」と並んで日本で初めて世界文化遺産に登録されたのもうなずけますよね。
この城の特筆すべき点は、高い芸術性だけにとどまらないところ。
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急な勾配の石垣をはじめ、軍事拠点としてすぐれた機能性も兼ね備え、誉れ高き城郭としても知られています。
400年以上もの年月を有しながら、今なお輝きを放つ「姫路城」に会いに行きませんか?
嚴島神社
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まるで平安絵巻のような美しさをまとった「嚴島神社」。
593年、安芸国の有力者である佐伯鞍職によって創建、後に平清盛によって社殿が整えられました。
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圧巻なのは、約16mもの高さを誇る荘厳な大鳥居。
宮島の海にそびえ立ち、昼は青い海と朱色のコントラストが、夕暮れ時は一面あかね色に染まる幻想的なムードが、見る者の心を引きつけます。
また、潮の満ち引きによって様相が変わるのも趣き深く、干潮時には大鳥居まで歩いて行けるチャンスが到来。
神秘な世界に酔いしれたいなら、神の島・嚴島へ。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
日本にはまだまだたくさんの素晴らしい世界遺産がありますが、今回のスポットの中ではお気に入りは見つかりましたか?
私もできるだけたくさんの素晴らしい景観を体験したいと思います。
また、↓こちらも良かったら見てくださいね😊👍