REALBLADE(1st.)第8話「逃げる式場、追いかけて」

※この話は「オリジナル作品」です。登場人物、事件等は架空の内容である。しかし、当然著作権はありますので何卒ご了承下さい。

第8話:「逃げる式場、追いかけて」

《前回までのあらすじ》
ある日、何者かに学校の非常勤講師の先生として呼ばれた萩原(オサム)。しかし、それは彼の知識を悪事に使おうと企む闇の商人が作った罠だった。攻防戦に出るオサムだった。すると、逆鱗に触れた彼はあろう事か学校を半壊させる程の力を出してしまう。それだけではなく、自分を雇ってくれたはずの国や政府は自分らの様な専門知識のライセンスを持った騎士を国の維持の為に使わせていたと言う真実や真理に触れる。だが、その事柄を理解したオサムは自分と向き合い、これからも騎士としてのこの国に尽くす事を改めて誓うのでした。

〜ある日のブレイダーズ本部にて〜
咲子:「ルナーーッ!大変だよ!すぐにニュースを見て」

ルナ:「おはようサッちゃん。どうしたのそんなに血相変えた顔して」

咲子:「そんな事よりも!私達の一大事だよ」

ルナ:「何よ一大事って・・・国が財政破綻でしたの!?」

咲子:「それは例年してるでしょ!…って朝っぱらからボケかますな」

ルナ:「(なになに)…」

ニュース:「…ですので全くこんな事は前代未聞です!結婚を希望する人、出来る人達が居ないのではなく、結婚する所すなわち結婚式場が近年無くなって来ているとの事なのですが原因は一体なのでしょうか…?」

ルナ:「結婚式場が無くなっている!?どういう事なの」

咲子:「こんな報道があると言う事は恐らく、私達が結婚しようとしてもその場所が無いと言う未来を言っているのよ」

ルナ:「なるほど。それは乙女の一大事ね!」

咲子:「それでそれで?お相手は?」

ルナ:「何よ藪から棒に。知っているくせに」

咲子:「あの腰巾着…じゃなかった、相棒ね」

ケビン:「誰が腰巾着なんだよサッちゃん」

ルナ:「ケビン!き、聞いていたの今までの会話」

ケビン:「聞かないよ。そんなゲスな事はしない。一応言っておくけども、僕は地獄耳なだけだから」

咲子:「だったらケビン、貴方にお願いがあるの」

ケビン:「お願い?どんなものだい?」

咲子:「今日は貴方はこのルナちゃんと一緒にお使いに行って来て欲しいの。貴方への依頼書は幸い今日はありませんから」

ケビン:「分かりました。それでお使いって?ルナと一緒という事は怪獣の討伐かな?」

咲子:「いえいえ。まだ原因が怪獣かどうかは調べてみないと分かりませんが、ニュースにも出ていたとある事件を調査して欲しいのです。」

ケビン:「ニュース…?ああ、それってもしかして最近結婚…」

ルナ:「そう!そうなのよ!だから、早く行こう。結婚式場が私達を待ってるわ!!」

咲子:「頑張って二人とも〜!!」

ケビン:「…結婚式場を荒らす奴らが居るって話……ってルナは聞いてないか」

萩原:「…おはようございます。なんか今すごく元気な人が勢いよく出て行ったけど何かあったんですか?」

咲子:「おはようオサムくん!!」

萩原:「え?え!?な、なに?何がいつにもまして咲子さん、すごく猫被ってる?」

咲子:「オサムくん!今日は貴方に特別な指令が出されています」

萩原:「と、特別指令!?そ、それはどんな事例でありますか!?」

咲子:「ふふふ………聞いて驚け!見て笑え!」

萩原:「(いや、それだと別のアニメに…)」

咲子:「この小汚い20代には到底見えないであろういかにも不健康そうで幸薄そうでヨボヨボな咲子様のお手を見よ!ここにあるものが無いのだ!」

萩原:「そんなネガティブに自分の事蔑む事も無いだろ!…で、あるものが無いって?何かな、指輪とかのアクセサリーか」

咲子:「オサムくん大正解!やっぱり結婚は早くするべきよ!私はそう思うのよ!行き遅れたく無いのよ!」

萩原:「咲子さん、願望強いですね。」

咲子:「ルナとケビンのカップルが先に調査に行ってるの!私達も行くわよオサムくん!!」

萩原:「はい。僕が貴女様のナイトになりましょう。」

咲子:「お?その言葉に嘘偽りは無いな?」

萩原:「勿論。プライベートでもお付き合いがあると言うのに今更仲を疑うのですか?」

咲子:「よーし、そうと決まればさっさと行くわよオサムくん」

・・・一方その頃、私達(ルナ&ケビン組)は各結婚式場を切り盛りする人達からお話を伺っていたのだった。

神父:「…そう言うわけでして、私共も困り果てておりました。例年、怪獣出現率増加に伴う国内の生産率と経済が悪い方へと進んでいる事も兼ねて不安な人達が増えているのです。」

ルナ:「なるほど。我々がもっとしっかりしなければなりませんね。」

ケビン:「なあ、ルナ。僕、考えてみたんだが今度の怪獣出現率増加も親玉となる存在がいるかもしれないな。」

ルナ:「他人の幸せを壊そうとする怪獣が居るって事なのかな?」

ケビン:「だとしたらだ、よくある話だよ。他人の幸せを妬んだ者が差し向けた存在。それが怪獣達…って事なのかもしれないとね」

神父:「だ、だとしたら私達の信仰する神は怪獣という災いを倒してはくださらないのですか?」

ルナ:「ご心配なく。ブレイダーズと、騎士が愛と聖なる剣で怪獣という邪悪を祓いますから」

神父:「あぁ・・・、神よどうかお願いします。何卒、この世に光を照らして下さい。かくいう私も、迷える子羊の一部なのです」

ケビン:「(この人には悪いがこの世に神はいない。だが、悪魔なら居るだろう。人の皮を被った存在がな…)」

私達は更なる怪獣出現に備える為に街の警備を強化しようと支度をしていた。すると、教会のドアを開く音がした。

神父:「…おや?どうなされましたか」

男性:「……あ(そっと教会のドアを閉める)」

ルナ:「何か気に触る事でもあったのかな」

ケビン:「ここへ来たという事は何かをお悩みか、はたまた結婚式の予約か…」

神父:「ならば確かめて来ます。お待ちなされ」

男性:「…………し、神父様…」

ルナ:「ごめんなさい。私達が居てビックリさせてしまったのなら謝るわ。」

男性:「いえ、人に言えない事を悩んでいただけですので。また日を改めて来ます」

ケビン:「その必要はありません。何か私達騎士に貴方の悩みを打開させる事は出来ませんか?」

ルナ:「私は騎士…じゃないけれども、困っている人を黙って見過ごすわけにはいかないわ」

神父:「さあ、御入りなさい。私共も神も貴方を拒んだりしません。」

男性:「…神父様。そして騎士様…。どうかこの罪深い変態男に憑いている悪魔を祓ってください!!」

神父:「分かりました。悪魔祓いのご依頼なのですね」

ルナ:「悪魔祓いですか。」

ケビン:「エクソシズム・・・聖なる父を裏切り、人を惑わし拐かす悪知恵を持つ獣、俗に言う悪魔…か。」

ルナ:「神父様、悪魔と言う事は・・・サタンが出て来るかもしれないのですか」

ケビン:「親玉は出んだろう…出んだろう?」

神父:「貴方様は先ほど私に憑いている"悪魔"と仰いましたが、先ずはどのような事があって悪魔と思ったのですか?」

ケビン:「(と言うよりも、まず悪魔って存在は肉眼見えるのか?)」

ルナ:「(結論から言うと見えない。悪魔は肉眼では見えない所に隠れているものよ。その人の心の奥底にね)」

男性:「ああ・・・思い出すだけでも悍ましい・・・私は幸せそうな人を見ると傷付けたくなるのです」

一同:「(その気持ちは凄く分かりますよ。御辛かったでしょう・・・)」

男性:「私ごとになりますが、実は先日長年付き合っていた彼女から結婚のプロポーズを頂きました。しかし、彼女は裏で結婚詐欺師として暗躍していたらしく、他の被害に遭われた男性からある日、彼女を起訴した事でこの事に気が付く事が出来たのです」

神父:「なんと酷い。さぞお辛かったでしょう。ここで思い切り涙を流してもよろしのです。神は貴方様の苦しみを受け止めてくださりますから。」

ルナ:「それにしても許せないわねその女性。それでその女性は今どこに?」

男性:「・・・」

ルナ:「あのー・・・」

男性:「・・べました・・」

ルナ:「へ?」

ケビン:「危ない!!」

男性:「・・・チッ。」

神父:「ブレイド・・!?」

ルナ:「ちょっと貴方!いきなりどうしたのですか!?」

ケビン:「ルナ!神父様!この人は・・・!!」

男性:「(ヒュゥウウウウウウウ・・・・)」

ルナ:「何かさっきよりも様子がおかしい。神父様をお守りいたします!!ケビン!」

ケビン:「ああ!分かっている。・・・・先ずはこいつの足を固めて止めてやる!フリーズガンっ!!❄️====💥🔫」

男性:「・・・ナニヲスル・・・ウゴケヌ・・・」

ルナ:「さっき言っていた悪魔ってコイツなの!?」

神父:「ルナ様!こちらです!聖水でございます!!」

ルナ:「(ニヤリ)………聖水で貴方の体を清める!!💧」

男性:「や"め"ろ"ぉおおお"ーーぅっ!!ぁぁあ!!熱い熱い!!溶ける!体が溶ける!!」

神父:「(この聖水は水道水だ・・・しかし、悪魔にわざと聖水と称して掛ければ悪魔はそれが聖水だと勘違いして苦しむ・・・)」

ケビン:「・・・さて、どうなるか・・・」

男性:「ぐっ・・・!!(バタっ)」

ルナ:「大丈夫ですか!!」

神父:「ルナ様、お気を付けなされ!悪魔は・・・まだ」

悪魔:「ケーーケッケッケッケッ、この男の他人を羨む気持ちは我輩にとっても都合の良い物だったよ。だが、今度は女、お前の心の隙間だぁぁあーーー!!」

ルナ:「なに!?」

神父:「ぬうっ!そうはさせんっ!!悪魔よ、立ち去れ!!(聖書の文を読む)」

ケビン:「ルナーーーっ!!僕が、僕が助ける!ブレェエエード!!」

悪魔:「馬鹿め!我輩には効かぬわ!!」

ケビン:「うっ!!う、うわぁぁああーーっ!!!」

悪魔:「こっちの男の体でも良いだろう・・・さあ、幸せだと思う者達に牙を向けろ!!」

ケビン:「・・シアワセ・・ナンテ・・コワシテヤル」

ルナ:「・・・・はっ!!け、ケビンっ!!ケビンから離れろ悪魔っ!!私の・・・金剛剣でも・・これでもダメだと言うの!?お願いっ!!お願いだからケビンから出て行ってよ!!」

悪魔ケビン:「・・・オンナ・・・ジャマ・・・コロス」

ルナ:「ケビンが・・・悪魔に乗っ取られてしまった!?」

悪魔ケビン:「・・・カミナド・・・ケシサッテクレル」

ルナ:「この教会を壊すつもりなのね!でも、そんな事はさせないっ!私がブレイダーズのエノメ・ルナであるうちはっ!!…こんごぉおおおーーけぇええんんっ!」

悪魔ケビン:「・・・グフフ・・そんな剣で我輩に対抗をする気なのか・・・?」

ルナ:「金剛双剣っ!!剣よ!十字架となりて我に力を与え給え!!」

悪魔ケビン:「ぐっ!!く、ウ・・・ウガァアア!!や、やめろぉっ!!(なんだ・・・何なのだ!?この男の胸の中にあるこの厚い信頼の気持ちは!?だ、駄目か・・・この男の体では我輩は・・・)」

神父:「うぅ・・・。予想以上に苦しめられたが・・・今がその時か・・・!ルナ様っ!!ケビン様に取り憑く悪魔をこの教会内より天へと召してくだされっ!!」

悪魔ケビン:「・・・そんな十字架もどきで我輩を天へと召す気なのか?我輩を・・・見くびるな!!」

ルナ:「あぁっ!!」

悪魔ケビン:「(ルナの心臓に向けて手を突っ込む)」

ルナ:「け、ケビン・・・」

悪魔ケビン:「心臓を握り潰せば終わりだ」

ルナ:「(や・・・やめて・・・)」

ケビン:「(・・・)」

悪魔ケビン:「ぐっ・・・な、なんだ!?何故だ!?何故、体が動かない!?」

ケビン:「(ルナ・・・ルナを傷付けたくは無いんだ)」

悪魔ケビン:「この男が我輩に負けない力を発揮しているだと!?」

ルナ:「はぁ・・・はぁ・・・け、ケビン・・・貴方は・・・いつだって」

ルナ:「貴方はいつだって、私の様な半端者でも分け隔て無く仲間として扱ってくれた・・・」

ルナ:「他人の不幸とか、自分の失敗とかをね・・・自分の表現できる限りでそれをポジティブに変えられる力を貴方は持っていた・・・いつも、私と一緒になって付き合ってくれていたケビン・・・。」

ルナ:「貴方が悪魔から私を守ってくれた、あの時のナイト感は一生私の心に残り続けるでしょう。いえ、絶対に忘れるものか!!」

ルナ:「悪魔が愛とか人の持つ光に弱いかは分からない。だけど・・・ケビン、貴方を今度は私が光で癒す番よ」

ルナ:「だからケビンっ!!私の知っている・・・私を愛してくれるケビンに戻ってぇええ!!金剛剣っ!!ソウル・エミュールゲール(魂の浄化作用)」

ケビン:「(・・・・ルナ。ありがとう・・・)」

ルナ:「悪魔よ!天に・・・召してあげます!!」

悪魔:「う、うわぁぁぁあ!!!!おぉおおおお!!!・・・許さんぞ、現世の者ども・・・我輩を・・・天に召すなど・・・また神に・・・我輩はまた戻って来るからなぁぁあ!!その時は・・残虐な未来に変えてやるからなっ!!」

神父:「ルナ様・・・どうなのですか!?」

ルナ:「・・・ケビンに憑いた悪魔は一応は天へと召しました。しかし、あの人はこれからどう生きていけば良いと思われますか?」

神父:「・・・この者はこの者のままでも良いのではないでしょうか。」

ルナ:「と、仰いますと?」

神父:「気長に待つという意味です。明日からも今まで通り、人間関係が良くなったり、悪くなったりとの繰り返しを行っていくものだと思われます。」

神父:「長い人生の中での迷いや、自分が他者より愛されたいという強い思いはそれ程珍しくもありませんから。しかし、そんな時でも24時間いつでも私は人間として悩める方々と一緒にこの教会内で時間を送って行く事に致します。」

ルナ:「それじゃあ!この教会は無くなりませんよね?」

神父:「はい。私が……いえ、神が居る限りね」

ルナ:「やったーー!!それじゃあ、念願の一つ夢が叶えられるのね!」

ケビン:「あぁ・・・こ、ここは!?」

ルナ:「あ!ケビン、気が付いたのね。」

ケビン:「ルナ・・・何を嬉しそうにしているんだ!?」

ルナ:「あなたとの未来が・・・結婚式場が潰れずにすんだのよ!!喜びなさい!ヤッター!ヤッター!!」

ケビン:「???(な、何のこっちゃ?・・・そう言えば今日の朝、なんかルナとサッちゃんが教会がどうたらこうたらって言ってたな。あれって教会荒らす奴の事じゃなくて、教会が潰れているって事だったのね)」

その後、ブレイダーズ本部に帰還してからの事、私たちはオサムとサッちゃんのペアの事をすっかり忘れていた事に気がつくのだった。

萩原:「何ですって!?じゃあ、その教会荒らしていたのが悪魔で・・・」

咲子:「その悪魔がケビンに憑依してしまって危うく教会を壊しそうになったの!?」

ルナ:「うん」

ケビン:「面目ない」

ルナ:「ケビンは悪くないのよ。私の愛と勇気のホーリーソード・・・じゃなかった、ホーリーブライトで悪魔を天に召してあげたって寸法よ。」

タツジ隊長:「ほうほう、それでそれで?」

ルナ:「あ・・・」

タツジ隊長:「今日はその教会とやらで人助けをして来た・・・と言うわけですかルナ隊員。ケビン隊員。それにオサム隊員、咲子隊員。」

一同:「も、申し訳ございませんでした」

タツジ隊長:「いや、違うんだ。ありがとう、ご苦労様でした。君達のおかげで、教会荒らしての根源的なら存在を知れた。やはり悪魔は弱った人の心を付け狙ってやってくる者なのだな。うん。」

タツジ隊長:「だが、咲子隊員。なぜ言ってくれなかったのだ?」

咲子:「え?」

タツジ隊長:「命令だというから私はてっきり、また怪獣が出たのかと気になって来てみれば怪獣なんてどこにもいやしないではないか。」

咲子:「その〜・・・何と仰いますか・・・」

タツジ隊長:「そんなに大事ならば私も相談に乗れたものを」

ルナ:「分かるのですか!?乙女が結婚式場を守りたいというその心を」

タツジ隊長:「ああ、ウェディングドレスを着たいと言う気持ちは分かるさ。皆それぞれの思い描いている未来があるのだろう?ケビンやオサムだってそうなのではないかな?」

萩原:「はい。その通りです!」

ケビン:「騎士は姫君の幸せをお守りするのが使命ですからね。彼女らの幸せは私ども騎士の幸せでもありますから」

ルナ:「(キュン)」

タツジ隊長:「2人1組・・・か。まあ、程々にな。ルナが会ったというその結婚詐欺の被害に遭われた男性の気持ちを借りるわけじゃないが、一時の思いが思わぬ結果を生み出すことがあるから話が拗れたら教会にでもいって清めてくるように。幸せになってくれとの隊長からの命令だ。」

一同:「はっ!幸せになれるように頑張ります!」

ルナ:「(・・・今日は自分のもう一つの未来像を描くきっかけが出来た。ケビンは騎士だけども、私にとっての大切な存在なのだ。相棒だと言っても、その相棒には様々な意味が込められている。その中でも特に恋人と言うワードが当てはめられるだろうか。彼を悪魔から切り離せたのは私の愛の力・・・、それ以上にケビンには悪魔に最後まで負けない信仰心や悪を憎む気持ちがあったから悪魔に連れてかれずに済んだのだろう。彼のように強くなれるかはわからない。けれども、私も彼のように強くて誰かの盾や剣となれるそんな騎士(ナイト)になれるように頑張ります!)」

≫第9話に続く

【次回予告】
萩原:「ルナさん達は教会内でよろしくやっていたらしいです」

咲子:「羨ましいな〜」

悪魔:「ウラヤマシイ・・・ネタンダキモチ・・・」

萩原:「あ、悪魔だ!!」

咲子:「きゃぁぁあーーっ!悪魔だぁぁ」

ルナ:「性懲りも無く出たわね悪魔!!」

悪魔:「今度こそお前を地獄へと突き落としてやる」

ルナ:「そんな事はさせない!私はケビンに負けないくらいに強い騎士になるんだーー!!(体から謎の光が出される)」

悪魔:「何の光っ!?」

ルナ:「愛の光さ・・・」

萩原&咲子:「臭いセリフ」

ルナ:「何をー!!私だって騎士になる為に影で頑張ってるんだ!!だからこんな技が出せるのよ!!(拗ねる)」

ケビン:「まあまあ。ルナはよくやってるよ。さて、次回REALBLADE第9話「ひとりでできないもんっ!」です」

ルナ:「ありがとうケビン。さあ、次回もリアルを掴め、ブレードの名の下に!!!」