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対中飛車左穴熊急戦について①
皆さんこんにちは、掛川市民です。(所在地が静岡県掛川市だから) 私のことについては正直書くのが面倒なのでTwitterから見てくれれば幸いです
今回初のブログということで書き方などは全く知りませんが、自分なりにまとめられればなと思います。
今回題材にするのは私が三間党ということもあり早石田vs中飛車左穴熊について追求しようと思います。なぜ中飛車左穴熊なのか、それは私が通っている将棋教室の先生が中飛車左穴熊を練習していて、対局や研究していくうちに多くの発見があったからです。
前置きは短いほうが好感を持たれやすいので早速本題に入りましょう
![](https://assets.st-note.com/img/1735389320-91KapgOwYIER2ycHqun3LZtD.png?width=1200)
A図を基本図とし、ここから高美濃や銀冠に組む形も優秀ですが、今回は早い動きを見せて積極的にリードを取りにいく方針を目指します。よって覚えておいてほしい次の一手▲5六歩です。
![](https://assets.st-note.com/img/1735389722-julCpdMOq7D1zNUBikmAXx6o.png?width=1200)
これを放っておくとシンプルに▲5五歩と取り込まれ△同角だと▲同角△同飛▲7七角で間接王手飛車で先手よし
△同飛だと▲同角△同角▲7七桂と抑えておいていい勝負ですが後手が好んで選ぶ変化ではないでしょう。
よってB図から
△同歩▲3三角成△同桂▲6五角打 (C図)
![](https://assets.st-note.com/img/1735390164-vaqjCXw6mlEhW4IVkHPRfp0x.png?width=1200)
▲6五角打に対して△8四飛は▲7七桂とし△8八角打▲8五歩~▲8三角成とし先手模様よし
なので△5一飛▲8三角成までは一直線ですが
ここで△8八角打か△8七角打に分かれます
△8八角打の場合
![](https://assets.st-note.com/img/1735390835-eCKGdtHTIf7WN9kOZEl0Rygw.png?width=1200)
手順だけでいうと▲6一馬△同飛▲5八金打△8三角打▲7四歩△同歩▲7七桂△9九角成
▲5六飛△7五歩▲6一金△同角▲8二飛打△7一金打▲6二飛成△同金▲5一飛成△5二飛打▲同龍△同金▲7一飛打△9四角▲8一飛成△7六歩▲5三歩打△4二金寄▲4六桂打(E図)
![](https://assets.st-note.com/img/1735391562-1yjQrSBWd83LEvfV7s2aKF0C.png?width=1200)
長手数になってしまいましたが、次の▲3四桂が厳しく受けにくいため、先手優勢(+700~)となります。
△8七角打の場合
![](https://assets.st-note.com/img/1735391935-UYC7kZ6adrOlSp19Woe2Xn3b.png?width=1200)
手順 ▲6一馬△同飛▲5六飛△6五角成▲5二飛成△8三馬▲8二金△同馬▲6一龍△7一金打▲4一龍△4二金▲同龍△同銀▲5二金打△3一銀▲5四歩打△5一歩打▲5三金△8七角打▲4一飛打△3二銀▲4二飛成△4一飛打▲6二龍△同金▲同金△5四馬▲5二歩打△4二飛▲7一銀打△同馬▲同金△5二飛▲8一金△6九飛▲9一金△6五馬▲5七香(G図)
![](https://assets.st-note.com/img/1735392367-olhxa16FQTupcrAq9SidPjW2.png?width=1200)
△5一歩を打っている分五筋の飛び道具が受けずらく、形勢では先手ややよし(+300)ですが、後手玉は薄いのに対しに先手玉は本美濃がしっかり残っているので、実践的には先手が勝ちやすいと思います。
まとめ
今回紹介したのはほんの一部ですが、いずれ先手左穴熊や5四飛と浮かない場合の対策についても書こうと思います。
とりあえず今日は中飛車左穴熊に対して積極的に角交換を狙いどんどん攻めていくという感覚を覚えて、実践でもし左穴熊とマッチングしたら是非使ってみてください_(._.)_
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ではまた~