子どもに「ちゃんとしなさい」と言っても伝わりません
つい子どもに言ってしまう言葉
「ちゃんと挨拶しなさい」
「ちゃんと返事しなさい」
「ちゃんと座りなさい」
「ちゃんと食べなさい」
ちゃんとという言葉
便利ではありますが、具体的に何をすればよいのかわからないので、幼児〜小学生くらいには伝わりません。
もし、仕事で作成した資料を上司に「ちゃんと文章書いて」と返されたら、どこをどう直せばよいのか悩むでしょう。
でも、直接は聞きにくい…。
子どもも同じです。
怒られたのはわかっているけど、どこをどうすればいいんだろう…
でも怒っているから聞けない…。
と思っているでしょう。
ではどうしたら子どもに伝わるのでしょう?
具体的に何をどうすればよいかを教えましょう。
「ちゃんと挨拶して」ではなく
→大きな声で挨拶して
→相手の顔を見て挨拶して
→自分から挨拶して
→お辞儀をしながら挨拶して
→ていねいな言葉遣いで挨拶して
あなたの言いたい「ちゃんと」はどれでしょう?
そもそも「ちゃんと」という言葉が曖昧なので、言う側も、何をどう直してほしいのか意識することになります。
伝わる言葉を遣うこと
意識しないと意外と難しいことですよね。