見出し画像

書評『まちが変わる神戸がかわる』

神戸市青少年団体連絡協議会

堅苦しい名前ですが、神戸市の青少年の健全育成を目指して活動し、2021年の現在に至るまで約50年に渡って、神戸人を育て続けてきた団体。

そんな団体が、どのようにして立ち上がり、どのようにして継続されてきたのかをまとめた記念の冊子になってます。

神戸市内で最もにぎわう繁華街を有する三宮。

JR、阪神、阪急、地下鉄等、さまざまな電車が通り、バスや自動車の往来も多い、三宮の街中に建つ1つのビル。

青少年会館

画像1

1980年4月にオープンした青少年会館。

この設立の立役者が神戸市青少年団体連絡協議会であったことを知る人は、決して多くはありません。当時、その活動に尽力していた人たちの中にはすでに一線を退いてしまった人たちも少なくないからです。

この青少年会館は2021年をもって閉鎖し、神戸市青少年団体連絡協議会もその本拠地をJR神戸駅の近くへと移すことになるのですが、この会館をオープンした情熱はこの冊子に凝縮されています。

冊子の中には、現在、地域で実際に青少年に関わっている団体(ふれあいのまちづくり協議会や青少年育成協議会等)のことも紹介されており、神戸市内で実際に行われているまちづくりの事例も掲載されています。

総ページ数は33ページと短いですが、1つの団体の記録としては十分なものになっていると思います。

興味のある方は、近いうちに私も数十冊頂けることになっていますので、お渡しすることくらいはできると思います。

もし、どこかで手に入れることができた人は、ぜひ手に取って読んでいただけると幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?