見出し画像

朝も夜もダメなら“ちょこっと読み”!私が本を楽しむ3つの工夫

「夜ダメでも隙間でOK!」3児の父が実践する“ゆる読書術”

子どもが寝たあとに自分の時間を作ろうとしても、寝かしつけの最中に一緒に寝落ち…。朝早起きしようと決めても、疲れが溜まる日は布団から出られない…。
こんな状況に悩んでいたのは、僕自身。3人の子ども(4歳・2歳・0歳)を抱える30半ばの父である僕は、「育児も仕事もあって、まとまった時間なんて作れない」と諦めかけていました。

ところが今では、週に2~3冊のビジネス本や自己啓発本を読み、その内容を家庭や仕事に活かす生活スタイルをなんとか回せています。秘訣は、「夜に全部やろうとしない」「細切れの隙間時間をフル活用する」というシンプルな発想。

もしあなたも「夜こそ勝負!と意気込むほどイライラしがち」「朝型生活が苦手」と感じているなら、今回の“ゆる読書術”が役に立つかもしれません。僕が気づいたポイントをまとめてみました。

1. 夜にやりたいことを詰めこむほどイライラする

早く寝てほしい! その焦りが親子関係をギスギスさせる

夜は唯一の“自分時間”だと思うほど、子どもが寝てくれないとストレスが募りませんか?
「あと1時間でいいから自分の時間が欲しいのに、なんで寝てくれないの!」と焦るほど、子どもの方も落ち着かずなかなか寝付きません。僕も同じで、寝かしつけが長引くと怒ってしまい、自己嫌悪に陥ることが多々ありました。

夜ダメなら、翌日や隙間でフォローすればいい

そこで思い切って、「夜に全部やるのをやめる」と決めたら、子どもへのイライラがグッと減ったんです。むしろ、一緒に寝落ちしてしまっても「ま、いっか」と受け止められるようになる。やりたいことは翌朝や通勤中など、他の時間帯で補えばいいやと思えたら、寝かしつけもラクになりました。

親の焦りや怒りって、子どもに伝わるんですよね。「早く寝て!」とイライラしていると余計に寝ないし、その負のループにハマると親子どちらも損をしてしまう。そんな悪循環を断ち切るには、「夜じゃなくてもOK」と考えるだけでいいんだと気づきました。

2. 朝活が無理でも問題なし。隙間時間が意外な鍵

1日単位でまとまった時間を確保しなくていい

よく「毎朝5時起きで1時間読書」といった朝活が勧められますが、すべての人が続けられるわけではありません。季節や体調、子どもの生活リズムによって朝活ができない日もあります。
とはいえ、「学びの時間を確保できない」と嘆くのはもったいない。僕は、「夜も朝もダメなら、1日のなかの5~10分を何回か拾えばいい」と考えるようになりました。

「数ページずつ」でも塵も積もれば1冊読破

具体的には、通勤電車が片道10分なら、その間だけでもKindleを開いて2~3ページ進める。子どもが遊びに夢中になる数分を見つけたら、スマホで本をパラパラめくる。最初は「集中できないし、微妙かも…」と思っていましたが、数日続けると「いつの間にか1冊読み終わってる!」という達成感があるんです。
大事なのは「少ししか読めないなら意味ない」と切り捨てないこと。時間の単位を10分、5分で区切っても、トータルが1日30分を超えれば結構な量を読めるんですよね。

3. ビジネス書が育児にも応用できる意外なメリット

コミュニケーション論が子どもとの対話にも役立つ

僕は仕事術やマーケ関連の本を中心に週2,3冊読んでいますが、「それって育児とは関係ないでしょ?」という声もありそう。でも実際には「部下とのコミュニケーション」の本を読んで学んだ手法を、子どもへの声かけに応用できたりします。
「まず相手(子ども)が何を求めているかを受け止める→自分の意思を伝える」という流れが部下・上司関係でも親子関係でも意外と似ているんですよね。これに気づいたときはちょっと感動しました。

行動心理学でイライラが減る

さらに、「行動心理学」系の本で得た知識は、「ああ、子どもがこういう態度になるのは、こういう心境なんだな」と客観的に考えるきっかけになっています。
以前は「なんでこんなにわがままなの!」と苛立つだけでしたが、心理学を少し知るだけで「まあ大人でも同じ状況ならイライラするよね」と許容できる場面が増えました。結果、親子の衝突回数は明らかに減っています。

4. PC不要・無料の“Notion”で読書メモを一元管理

スマホだけでOK! タスクもメモもまとめられる

ここで少しだけ紹介したいのが「Notion(ノーション)」というツール。無料でアカウントが作れて、スマホだけで使えるタスク管理&メモアプリです。
僕は読書するとき、気になるフレーズにハイライトをつけたり、思いついたアイデアをササッとメモしたりしたい派。だけど、ノートやPCをいちいち開くのは手間がかかる。そんなとき、スマホ1台で全部完結するNotionはすごく便利に感じています。

「どの本に何があったっけ?」を解消

週2,3冊ペースで、しかも細切れで読んでいると、あとから「あの名言やノウハウがどの本に書いてあったか思い出せない…」ということがよくあります。Notionならタイトル・引用・自分のコメントをひとまとめに保存しておけば、検索も楽々。「子育てに応用できそうなヒントだけピックアップして眺める」という使い方もできます。
もちろん無理に使う必要はない
けれど、「PCがないと管理できない」というハードルを感じてる方には、「スマホでも無料で使えるこういうツールがあるよ」という選択肢としてオススメです。

5. 失敗しても落ち込まない。「夜じゃなくてもいい」気楽さ

「今日も寝落ちした…」を責めない

以前の僕は、夜や朝を毎日しっかり確保できないと、「また失敗した」「自分は意思が弱い」と落ち込んでいました。でも子どもと暮らしていると、思い通りにならない日のほうが多いんですよね。
今は「今日は全然読めなかったな」と思っても、「じゃあ明日、通勤電車で2ページ進めよう」くらいに切り替えられます。結果、イライラしなくなったぶん、子どもにも優しくなれた気がします。

できるタイミングで少しずつ、最終的に1冊読了

読書を習慣にしたいけど踏み込めない人は、多くの場合「まとまった時間を取れないなら無理だ」と諦めがち。でも実際は、「1日5分×6回=30分」という形で積み上げれば、数日で1冊の本を読み切るのは十分可能です。
しかも、行動心理学やコミュニケーションの本をかじってみると、育児や人間関係にも思わぬところで効果が出るので面白いんですよね。

6. まとめ:夜にこだわらず、隙間時間を拾えば読書は続く

夜を諦めたら、子どもへのイライラが激減した
朝がダメでも通勤やスキマの5~10分で進めると意外と1冊読める
• ビジネス本のノウハウが、意外と子育てにも応用できる
• メモやタスクはスマホだけで管理できるNotionという無料ツールも便利

「夜こそ頑張りたい」と思うほど子どもの寝かしつけにイライラしていた過去の僕からすると、「夜も朝も無理なら細切れで十分」と開き直るだけでこんなにストレスが減るなんて、と目からウロコでした。子どもが寝た後にちょっとだけ時間が取れたらラッキー、取れなかったら通勤電車や昼間の隙間で帳尻を合わせればいい。これで週2~3冊読めれば上出来だと感じています。

もし「夜ダメならもうお手上げ」と思っている人がいれば、ぜひ一度この“隙間+ゆる管理”のスタイルを試してみませんか? 「全部無理なくやっても、それなりに回る」という新しい選択肢が見えてくるかもしれません。

あとがき:Notionや細かい読書術に興味があれば…

ここまで読んでいただきありがとうございます。「夜に固執しない」「隙間時間をコツコツ拾う」「子育てにも応用できる学びに目を向ける」――この3つだけでも、読書のハードルはぐっと下がるはずです。

• スマホだけで無料登録できる「Notion」の活用
• 具体的な読書メモ術

こういった話題にも興味があれば、プロフィール欄から他の記事も覗いてみてくださいね。僕は日々試行錯誤しながら、育児と仕事の合間に自己投資やメモ管理を続けています。

夜がダメでも大丈夫。あなたに合った隙間時間で、ゆるく、楽しく、学びを続けましょう! 何か質問や「こういうやり方もあるよ!」というアイデアがあれば、ぜひコメント欄やSNSで教えていただけると嬉しいです。共に工夫を重ねて、子育ても読書も無理なく楽しんでいきましょう。

いいなと思ったら応援しよう!