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新生DONUTS USG の戦いぶりは!?  X-MOMENT R6 Japan Championship対戦レポート!!

皆さんこんにちは。DONUTS USG note編集部です。

今回は前回に引き続き、RJCの内容をお届けしていきます!RJCって?と疑問符がつく方は、まずはこの記事をご覧ください!

さて、これでRJCについてもバッチリだと思いますので、先日行われたRainbow 6 Japan Championshipの模様をお届けします!


開幕【セミファイナルラウンド Day3】

10/9, 10に開催されたRJCのDay3,4は、セミファイナルラウンド。RJC の予選を勝ち抜いてきた8チームと、RJL参戦チームから下位4チーム、RJO#1,#2から上位2チームの計16チームが4ブロックに分かれ、BO1の総当たり戦の結果で各ブロックの上位2チームが決勝トーナメントに進む仕組みです。


DONUTS USGのDブロックは...

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RJL5位、元野良連合国内部門のメンバーが主な構成メンバーだったが、NoTimeGG選手の加入で"柔"を得た REJECT

Papilia選手、SoulBoi選手など、プロリーグで経験豊富なメンバーが揃い踏み Lag Gaming

知名度で言えば上記チームには劣るかもしれないがシージの競技シーンでは良く大会上位に食い込んでくる実力派 ENTER FORCE.36

そして我々、DONUTS USGです。先日ロースターが変更になりDD選手に加えて、RJO Season1 で準優勝を収めたNarrative FaisaruからプレイヤーとしてKawa選手、okayu選手、Perro選手、Rento選手を迎え入れ、一層破壊力を増したチームとなりました。

Dブロックは全てのチームがプロ、そして実力派とあって新生DONUTS USGの初陣としてはかなり手荒い歓迎となりました。

波乱【セミファイナルラウンド Day3】

初戦 vs ENTER FORCE.36 ヴィラ 5-7 Lose

序盤は防衛を通していましたが、攻守交代後失速。RJCのトーナメントを勝ち上がり勢いづいているENTER FORCE.36にいきなり敗北を喫してしまいます。

2戦目 vs Lag Gaming カフェ・ドフトエフスキー 8-6 Win

一進一退、両者譲らず延長へ。延長第一ラウンド、okyayu選手のダブルキルが流れを生んで攻撃を通し、そのまま守り切って勝利!

3戦目 vs REJECT ヴィラ 7-4 Win

広く展開しながら固めるときは固める。羽を伸ばしたような防衛で流れを掴みRJL出場チームに勝利して大きな勝ち星を掴みました!!


↑ vs REJECTでの勝利シーン。プラント後甘えず引きつつ多角から斜線を敷いて最後は一方的に有利状況で打ち勝つ。こういうの筆者は大好きです。


Day3終了時点で

1位タイ REJECT 6pt 2勝1敗

1位タイ ENTER FORCE.36 6pt 2勝1敗

3位 DONUTS USG 5pt 2勝1敗

4位 Lag Gaming 1pt 0勝3敗

と、セミファイナル2日目に向けかなりの混戦...!!


爆進【セミファイナルラウンド Day4】

さて、運命のDay4です、初戦は因縁のENTER FORCE.36。

初戦 vs ENTER FORCE.36 海岸線 7-3 Win

今回も序盤の防衛をうまく通していきます。変わったのは後半。ヴィラで上手く通らなかった攻撃が通ります。敵にさらなるカバーを許さないカバー勝ちをして1枚ずつ丁寧に削り取り、丁寧な試合運びでリベンジ成功です!

2戦目 vs Lag Gaming 山荘 7-3 Win

大胆でクレバーでした。Perro選手が海岸線からリスキルなどファーストブラッドで勢いづけたかと思えば、Rento選手がプラントのみをキルしてラウンド取得、気づかれずに裏撮りしてダブルキルなどIQプレイを連発。勢いそのままに2勝目をもぎ取ります!

3戦目 vs REJECT ヴィラ 7-2 Win

同じ相手と同じ場所。お互い手の内を知った上なのでDay3より激戦になるかと思われましたが、5ラウンドの差をつけ快勝。攻撃側では明らかな不利対面に打ち勝ち個で打開してしまうような場面も…!

2日目は全勝、オーバータイムにも入らない完勝ぶりでした!


そしてそして!!

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見事グループリーグ1位通過でのファイナルラウンドへ進出が決定しました!

DONUTS USG、ノってます。


そして決勝へ

そしていよいよ、10/29, 30に日本の頂を決める戦いが幕を開けます。抽選で対戦相手が決まる形ですが、果たして…!

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okayamaさん(Twitter:@TDokayama)が引いている様子。結構悪魔的な引きを見せてくれているような…チョットコワイデス。


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DONUTS USGはSengoku Gaming(RJL2位)とBLUE BEES(Aブロック2位)の勝者と戦う山となりました!

Sengoku GamingはRJLで2位につけているチーム。Ramu選手、ReyCyil選手は野良連合が日本勢最高到達点の世界Best4の成績を残した「Six Invitational 2019」時のメンバーであり、その二人が主軸として在籍、他メンバーも強力です。

BLUE BEESは前Luster7のロースターがそのまま所属母体を変えた形で、RJO Season2で優勝を果たしておりこちらもやはり実力者。

2チームのどちらと当たってもレベルの高い戦いになりそうです。


最後に

まずは決勝トーナメントへの出場を掴み一安心、と言ったところですがここからが本番。

日本の頂にたどり着くには、RJL参戦チームや予選を勝ち抜いてきたチームがひしめくトーナメントでここから勝ち上がっていく必要があります。

では無理なのか、可能性は低いのか?

セミファイナルでのDONUTS USGの戦いぶりを見て、筆者は自信を持って「NO」と言います。

このチームが頂を目指して爆進し、強豪たちが作る勢力図に風穴を開けることができると信じています。

新しい風を日本のシージ界に吹かせるのは、DONUTS USGだと言わしめる戦いを選手たちにはしてきて欲しいと思います。シージの1ファンとして、DONUTS USGの1ファンとして、待望の瞬間を待っています。

USGWIN!!!!

それではまた!


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追記

シージの最初期から第一線で活躍し、選手でなくなってからもキャスターとしてシージコミュニティーを愛し、そして愛されてきたMichael "KiXSTAr" Stockleyさんが、息を引き取りました。

INTERROとのコンビが印象的で、Six InvitationalやSix Majorなど主要大会ではこのコンビの実況・解説を聞くためにあえて海外のチャンネルで視聴していました。

彼を失ったことはあまりに大きなショックでしたが、彼が残してくれたものもまた大きいはずです。これからもシージを、そしてesportsを愛し、空から見守っていて欲しいです。

ご冥福をお祈りします。

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