創作水見式

創作念系統

物語創作における資質を、ハンター×ハンターの念能力風に分類してみた。
こんな感じ。


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人間・キャラ系
活き活きとした人間・キャラクターを描くための念能力。
一括りにしているが、「人間系」と「キャラ系」で大きく資質がちがう。
特に人間系は文学、キャラ系はマンガ、ライトノベルなどで強く求められる。

物語系
読み飽きないストーリーを描くための念能力。
特に映画・ドラマなどの脚本系の能力者に強く求められる。

構成・演出系
ストーリーを引き込むような構成・演出に落とし込むための念能力。
ここが強いとミステリ・ホラー・サスペンス能力者になりやすい。

世界観系
厚みのある独自の世界観や空気感を形作るための念能力。
ここが強いとSF能力者になりやすい。

企画・アイデア系
斬新なアイデアや、目を引く企画を形作るための念能力。
ここが強いと能力で商売をしやすい。

描写系
キレのある文体(小説)、華のある絵柄(マンガ) などを描くための念能力。

特質系
ほかに類のない特殊な念能力。作家性。

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得意系統の話
作家としては、自分のこだわりがどこに出るかによって、得意系統が分かれる。
自分の不得意系統の能力を磨いても、それほど伸びない(上限平均点くらいまで)。
たぶん一人の作家の得意系統は、2〜3系統くらいまでと思われる。

編集さんも同じで得意系統が分かれ、一人の編集さんの得意系統は、「指導できる」が2系統くらいまで、「面白さがわかる」が4~5系統くらいまでと思う。(多ければ良いという話ではない)

仕事としては、おたがいの1番得意な系統が、相手の3~4番めに得意な系統、くらいのときが一番うまくいくような気がしている。
(1番得意、がかちあうとうまくいかない)

水見式の話
だれかに自作を読んでもらって、その感想を訊いてみる。
そのコメントを集めることで、自分の念系統が判別できる。(「キャラが良かった!(→人間・キャラ系)」「続きが気になる!(→物語系)」みたいな)

編集さんたちの話を加味すると、僕の得意系統はたぶん、

「人間・キャラ系」=「描写系」

あたり。
自己診断で、以下、

>「構成・演出系」>>「物語系」=「世界観・設定系」>「企画・アイデア系」

くらい。
うしろにいくほどこだわりが薄くなる。

結論
ハンターハンターはおもしろい。

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