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試練に挑戦できるのはチャンスだ!ろ?

「神戸VARIT.が地下を抜け出し、京丹後という新たな土地でアウトドア音楽施設の構築に乗り出します!」と発表し、早いものでもう1ヶ月が経ちました!具体的な行動として、まずはクラウドファンディング!こちらも2/23(水)に挑戦を開始し、早くも20日弱が経ちました。この間、ご支援者数は145名となり、なんと、我がことながらびっくりすることに3,576,940円のご支援をいただいていて、なお、現在も進行中です!

感謝しかございません!

クラウドファンディングの活動報告をほぼ毎日書き綴っているので、なかなかnoteを更新することが出来ませんでした。ちょっと違った視点?表現?をした方が良いなぁ、と思うので、1日ごとの活動記録ではなく、全体を俯瞰するような形で今の状況や気持ちなどをここに整理してみようと思います。

母の故郷、久美浜町を含む京丹後市。

「毎日がフェスティバル」を実現できるような、音響設備や楽器を常備した施設を「野外につくること」が、これからの音楽文化にとって、ひとつの答えになるんじゃないか?と考え、神戸の大学生たちの意見を取り入れながら、計画を練って来ました。

僕は人生の成功者でもなく、金持ちでもなんでもなく、むしろライブハウス経営を軸に仕事をしてきたので、この2年間はなかなかにハードな日々!

「場所づくり」だったら、潤沢な資金のある会社に、到底敵うわけがありません。でもこれが「場づくり」だったら、、、?(希望はあるぞ?笑)

国の補助金に申請するために、「事業計画書を作成する」という、今まで一度もやったことがなかったことに取り組む必要がありました。

「新事業のコンセプト設定」「自社の経営資源には何がある?」「ターゲット顧客は誰?」「既存事業と新規事業の相互関係」「他社との差別化と競争力の強化について」「市場動向と自社の優位性」などなど。

2021年はまさに机の上で、これらのことを一生懸命考える、検討する、考え直し、また検討する、の繰り返し。

そして2022年に入り、今度はこれらを実行していく段階に入ったところで、例年にない寒波の影響で、やはり現地も雪。現地の土木作業を含めた見積りが取れない、、ということで、交付申請も遅れてしまっている上に、銀行からの資金調達にも契約書関係の整理が必要で時間が掛かってしまっていたり、世界的な半導体不足で音響機器や楽器の調達が間に合うのか?な状況に。

前途多難ってこういうことか。。。

告白します。これが本当に正直なこの数週間の気持ちです。笑

まさか順風満帆にコトが進むとは思ってはいないものの、あらゆる場面のあらゆる人たちと、あらゆる調整に次ぐ調整を全部1人でやるっていうのは、なかなか痺れる経験です。

予算も然り、方向性も然り、誰かに相談できる状況であることには心底感謝し尽くしていますが、最終的な答えは全部、南出自身が出せるのですから、答えはその場で南出が決断し、決定し続けなければならない!

なんとなく「ふわっ」と出しちゃうことも、あるじゃないですか、答えを。決断を。でも、その判断がその後、大きなマイナスの影響を出すかも知れない、、、、なんて考えちゃうと、夜、寝れないですよ。。。

寝てますが。笑

この試練。この、胸をえぐられるように蓄積していく精神的なダメージ。でも実は、これって「なかなか巡ってこない前向きなチャンス」なんじゃないかな?って思うんです(思おうとしている?笑)。

だって、思い付いて、周りの皆さんに相談してみたら、「めっちゃええやん!」っていう人がちょっとだけいて(笑)、採択されて実行し出したら「めっちゃええやん!」っていう人が増えて(笑)、クラウドファンディングを始めたら「めっちゃええやん!」っていう人=支援者様たちの数が見えて(笑)。

でね、僕、京丹後に親戚、増えました。笑

小学生の頃はおじいちゃんもおばあちゃんもいたので、夏休みごとに遊びに行ったりはしてましたが、その後はパッタリと行かなくなって。。。母は10人くらい?(数が不明。家系図が欲しい。笑)の兄妹の一番末っ子で、多分めちゃくちゃ親戚も多いんです。

この川で魚を獲り、この山で椎茸を採り、この空で星を眺めることを知ったんでした

従姉妹でよく覚えているのは、いっちゃんとのりちゃん。のりちゃんは何度も会った気がするけど、いっちゃんはそんなに会ってない。いっちゃんものりちゃんも末っ子の母とは10歳違いだそうで、僕とは1まわり以上離れているのかな?カツオとワカメとタラちゃん的な?笑 ワカメの息子が僕って感じ?笑

脱線しました。

そう、親戚が増えたんですよね。先日京丹後に行った際、電話やメッセンジャーでやりとりしていたいっちゃんと、やーーーっと会えまして。いっちゃんは、それはもう活動的な女性で、京丹後中の知り合いに今回の計画を伝えてくれたようで、知らない電話番号からも電話がかかってくる。笑

いっちゃんとワタクシ。やっぱり似てるかも。笑

僕の半分は久美浜の血が流れていて、この京丹後という土地に「音楽のあるキャンプ場」という場づくりができることに運命を感じています。

開業するまでがこんなに試練、たくさんなんだから、開業してからも試練はいっぱいあるんだろうなぁ、とは思うのですが、阪神大震災やコロナ禍でのライブハウス運営を経験してきた今、そして生きてきた47年間の中で感じて来た音楽の素晴らしさ、そして海外で気付かされた「(日本にも)もっと生活の中に音楽があったらいいのに」という気持ち。

なんでしょう。やっと全てが始まる気がしてる。

遅っ!笑

ライブハウス神戸VARIT.は、これからも変わらず僕らの柱であることに、変わりはありません。既存事業を大切にすることなく、新規事業が成功するとは思えない。

内と外。南と北。

相反することを極端にやっていくことが、両輪を活かすことだと想定し、取り組むことに決めました。

ご支援者の皆様も、どうか引き続き、この事業がどうなっていくのかを見守っていただきたいですし、これから出会う皆様も、ぜひとも一緒に何か、やりましょう!

時代は変わる。そんな中、前向きなチャンスに挑戦できることの幸せ。僕らは僕らにしか持っていないものがある。失敗はない、と思っています。

ご支援、何卒よろしくお願いいたします!

↓こちらからプロジェクトページをご覧いただけます。
https://camp-fire.jp/projects/view/501420

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