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最高の温泉だった

7月の末になんとコロナ感染・・・
完全に油断しておりました。最初奥さんが調子悪くなり発熱、次に私の番のはずですがなかなか発熱せず・・・ただ喉痛いし節々痛いし間違いない感じ。

翌々日から38度台になり、コロナ認定、療養生活しておりました。


夏休み

実は8月の10日から夏休みで山梨県北杜市に出かける予定だったのです。それまでにはどうにかなって欲しいと祈っていたところ何とか復活、でもなんだか倦怠感は引き摺っていました。

まぁのんびりと行こうや、と自宅で朝食をとってから出発、多少の渋滞はありましたけどお昼前に山梨県の韮崎までやってきました。

ランチはリノベーションされたビルで

JR韮崎駅付近は私が知っている限り、ほとんど廃墟化されたイメージで、賑やかさは過去のもの、って感じでしたが、ちょっと気になるビルがあったので寄ってみました。

韮崎駅前にそびえるアメリカヤビル

一見今にも朽ち果てそうなオンボロビルですが、実はステキな空間になっていたのです。

各階にテナントさんが入っており、雑貨屋さんやらアトリエ?やら、とにかくオシャンティ(笑)

若者が韮崎を復興させようといろいろアイデア出してくれているんだな、という雰囲気や心意気を感じます。

1階にあるカフェに入ってランチしてきました。

無骨さを残した素敵な店内

なんともステキな空間です。完全に綺麗にするのではなく、オンボロさを残しつつレトロな雰囲気をしっかりと表現した店内は、とてもリラックスできます。

ランチもとっても美味しくいただきました。

ナポリタン、とっても美味しかったです

いざ温泉へ

食後はちょっと韮崎の駅前を散策してみました。このアメリカヤというキーワードが1つのブランド化しており、この近辺の店舗もステキにリノベーションされて統一感を出しています。

もっとゆっくり廻りたかったけれども猛暑厳しく一旦退散、特に行く宛もないことから温泉でも行くか!となりました。

実は前々から行ってみたかった温泉があったんですよね・・・

韮崎旭温泉

韮崎駅からは少し離れます。国道20号を横切り、釜無川を渡ってしばらく行くと、牧歌的な風景の中にその温泉は現れます。

隣が老人ホームになっており、経営者が同じとのこと。そもそもホームのために温泉を掘り当て、あまりにも良い温泉なので近隣の人にも入ってもらいたくてオープンした温泉施設なんだそうです。

韮崎旭温泉 旭の湯

施設自体は大きくはありません。飲食店等もなく、施設内にドリンクの自販機が置いてあるくらい。大人は600円でした。

浴槽も内湯が1つだけ(男女1つずつ)、露天やサウナはありません。

こちらの特徴は、源泉掛け流し炭酸泉、正真正銘の純温泉であります。温度は38度前後とぬるめで、長く入っていられます。特にこの夏の時期はちょうど良い。

100%まじりっけ無しの温泉を堪能することができました。

湯上がり後に和室でくつろいでいると、こちらの名物管理人のおじさんが人懐っこく語りかけてきます。凄い勢いでこの温泉の成り立ち、効能、創業者やその家族の話、数々の雑誌に取り上げられた自慢話、温泉評論家の話などが次から次へと出てきます(笑)

そしてキンキンに冷やされたこちらの温泉水をコップへ並々と注いでくれました。これが旨いの何の。さすがに炭酸は抜けているのかシュワっとするわけじゃないですが、ほんのちょっとの塩味があり、身体に良い感じがしました。

正真正銘のまじりっけ無しの純温泉

ここはリピート決定だなぁ。本当に良い温泉でした。

こんな場所に?と言っては失礼ではありますが、この付近はフォッサマグナの西の縁、糸魚川静岡断層に沿った場所で良質な温泉が出るのかもしれません。

お近くにお寄りの際は是非ともお試しください。


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