戦争に、人種は関係ない
ソンさんの記事は、ものの見方がフラットなので普通に生きている人にとっては、とてもいい文章だと思います。
日本で強制調整された韓国人たちは、樺太・千島・北海道 でロシアと戦わされたのです。
つまり同じ韓国人同士が、強制的に殺し合わされたのです。
どの番組だか忘れてしまいましたが、確かNHKスペシャルだったと思います。敗戦後、ロシアが樺太・千島・北海道に上陸した時、日本軍の上官が韓国兵に対して、
「この戦争はお前たち韓国人には関係ない。逃げろ。」
そう言って逃がしてくれたと言い、なんとか生き延び韓国で暮らしている人物を特集していたと思います。
どの国もまともな人と、まともじゃない人がいるということです。
「各民族ごとに歴史上の人物に対する異なる利害関係を持つため、安重根についてある側では「テロリスト」、ある側では「独立運動家」として記憶しています。」
これなんですよね・・・。
私は戦争を語るにあたって、あまり人種は関係ない。いつもそう書いています。
宗教闘争、イオロギー闘争などは、どちらかというと二次的なものです。利用されてる側になってしまう。人類の大半はほとんど無知です。なので感情論に訴えたものに依存してしまう。それが大きな争いを生んでしまうのです。
戦争の本質は、どちらかといえば利害関係なのです。ウクライナ・ロシア問題でも。パレスチナ・イスラエル問題でも。ミャンマーの問題でも。すべて石油とガス・鉱物・運河・湾岸が関連しています。
ソンさんの記事は、とてもフラットな文章なのです。
日常の中から捉えた歴史の見方をしている。
とても勉強になりますよ。
・・・日本人の私よりも日本語がきれいです・・・。
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