【NISA】投資信託運用時チェックすべき手数料4つ【コスト編】
前記事でつみたて投資枠は何を買えばよいのか?
を紹介しました。
今回はコストを詳しく解説していきます。
つみたて投資枠で購入できる商品は残り291本あります。
それらは投資対象の国や指数、資産のバランス等様々です。
これいいかも?と思った投資信託でもつみたてている内に
なんか違うな?
思ったより増えてないな・・・
こんなにコストかかるの?
等ギャップを感じることがないようにチェックすべき項目を挙げて解説します。
下図はSBI証券で三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の商品説明ページの一部です。
運用方針・ベンチマーク(何を指標に投資するのか)・買付手数料等々書かれています。
この中でお金が発生しそうな4項目をそれぞれ解説していきます。
注意すべき項目4つ
①買付手数料
投資信託を買うのに必要で0円以上は積み立てる度に必要な手数料です。
最近は0円(ノーロード)が多いですが、◯◯%と書いてあるのは十分注意してください。
仮に手数料1%の商品を120万/年積み立てようとすると手数料は計12,000円かかることになります。
意外に大きいんです。
②信託報酬
この辺から分かりづらくなってきますよね。
持ってる投資信託の金額に指定の管理費用がかかります。
例えば、三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)だと、0.05775%以内とあります。
計算すると、
業界内でほぼ最安の信託報酬でこれです。
最大1.65%の商品もあります。
これで計算すると、
全然変わってきますよね!
しかも1年でこれですから10年、20年で莫大な金額になるのは想像つくと思います。
③信託財産留保額
投資信託を解約する際に支払う費用のことです。
中途換金する際にそこに組み入れられている株式や債券の売却費用などをお客さま自身に負担してもらうことです。
解約するときの「基準価額に対して何%」といったように解約代金から差し引かれます。
投資信託の種類によって差し引かれる金額は異なり、一般的にはなし〜0.3%程度です。
例えば、下記のような形で信託財産留保額を計算してみます。
解約時の基準価格が大きくなればなるほど引かれる額が大きくなるので
信託財産留保額も少ないに越したことがないですね。
④解約手数料
投資信託を解約するときに販売会社に払う事務手続きに必要な費用です。
信託財産留保額とは異なるので注意ください。
結論
投資信託の運用にかかるコストは、
買付手数料
信託報酬
信託財産留保額
解約手数料 の4つです。
どれもちょっとした数字に見えますが実は大きなコストになりうるので事前に計算しておく必要があります。
かかるコストのすべてを計算できるわけではないですが下記サイトを参考にいただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回も読んでいただけると幸いです。