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【NISA】つみたて投資枠の最適解は2つのインデックスファンド

今回はNISA制度の概要と積立枠の活用についてです。


NISA概要

通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。

一方で、NISA口座で投資した金融商品から得られる利益は非課税になります。

ただしNISA口座で投資できる上限金額は決まっています。total1800万円、年間360万円が投資上限があります。その360万のうちつみたてNISA枠と成長投資枠があり下のようになっています。


また、投資枠の違いは下記です。
つみたて投資枠については年間投資枠120万円、成長投資枠との合算で最大1800万円になります。

図のように、つみたて投資枠で売買できる商品は成長投資枠に比べて制限されてます。

投資対象商品

対象商品は国から指定されていて現在293本承認されています。


この中から最大120万円/年投資したい商品を証券会社から買えばOKです。
つみたて方、つみたて額は自分で選べますが
話がややこしくなるのでまた改めて記事を書く予定です。

では約300の中から何をどう選ぶか??

結論

僕の結論はこの2択です。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

その根拠と他商品との違いともにこれから説明します。

【S&P500】 通称:SP500


S&P500とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が公表している、米国株式市場の株価指数のひとつで代表的な500銘柄の時価総額を元に算出されます。また、時価総額の約80%をカバーしています。

S&Pの強みは世界で1番経済力があるアメリカの中でTOP500(基準は時価総額以外にもあります)を指数化していること、そしてその500銘柄を年4回も入れ替えていることです。

これにより常に時代の先端を走っている企業が指数に採用されその株価は右肩上がりを続けています。

これまでも、これからもアメリカは世界の牽引役でありイノベーションも起こし続けると考えられるのでつみたて対象として最も適しているのではないでしょうか。


【全世界株式】 通称:オルカン

アメリカのMSCI社が算出しているMSCI ACWI指数を採用しており、この指数は、日本やアメリカを含む先進国23ヵ国と中国など新興国24ヵ国、合計47ヵ国の株式が算出対象となっています。
つまりオルカンを買うと、47ヵ国の株式に投資することになります。

また、その時代の経済状況に応じて、投資国・地域、銘柄の比率が自動で変わることを特徴としておりその見直しのタイミングはSP500同様年4回です。

長くなるので最後になぜこの2つが最適解なのかという点です。

理由

①長期的な経済成長と株価上昇が見込めるから

②2つともインデックスファンドのためコストが圧倒的に低いから

③みんなが買っているから(重要)


将来性・コスト・人気の3点は長期つみたて投資において欠かすことのできない要素です。

次の記事でしっかり紹介したいと思いますので良ければお読みください。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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Vaaan
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