ラオスで魚と添い寝する#はじめに~とりあえずで始まる話~
はじめに
些細なきっかけで物語ははじまる
2023年オーストラリア・メルボルン
2年間のメルボルン生活のとある日、
職場の同僚と何気なく旅行の話をしていた。
同僚は2024年にフィリピンに行くという。
私:「いいなー私も行きたいんだよね。行ってない国。
例えば、ラオスとかカンボジアとか。30代で30か国制覇したいのよな笑」
同僚:「え、それいいな。」
私:「え、行く?私は日本からそっち行くよ。」
同僚:「行こうかな、こっちはフィリピンのあと集合で。」
では、ベトナムでお会いしましょう。
じゃあ、行ってみるか。
どんな旅も出来事も、大体こんな感じで決まる人生をここ数年生きている。
じゃないとワーホリ3カ国に28カ国も旅は出来ないであろう。
そして、それができるのは、間違いなく同じ空気を吸える仲間がいるからだ。
ありがとね。
ということで、とりあえず行こう。ということになった。
とりあえずってなんだ。笑
とりあえずで決めた17日間放浪の旅。
とりあえずとタイミングと行動力
自分が行きたいのか、行きたくないのか
自分が何をしたいのか、
自分が誰と行きたいのか、
↓
アジアの行ったことのない国に行きたい
見たことのない景色をみたい
どうせ行くなら気心知れた人と行きたい
目標は、口に出せば現実になることが多い。
全ては”とりあえず”言葉に出したから。
そして、タイミングが合ったから。
最後は、行動したから。だから、今回の旅がある。
型のない旅が好き
数か月間、徐々に旅のプランを決めていく中、
私たちが決めたのは、
・行く国(ベトナム・ラオス・カンボジア・タイ)
・移動手段(バス・飛行機)
・宿泊先
この3点のみ
どこに行きたいはその時に決めるスタイルだ。旅のしおりはいらない。
前も共に小旅行したので、不思議と不安はなく。
ちなみに、バックパッカーデビュー戦の南米横断も、基本こんな感じであった。笑
旅行会議の際、同僚はバックパッカーをしたことがないということで、
「バスでベトナムからラオスの国境を渡ろう、きっと面白いから。」
と提案すると早々にOKサインが出た。
最高ですね。
おおまかな旅行全体図をご紹介
予定は未定、絶対行きたいところはどこかの滝ぐらい。
見たことのない景色に、現実はない
アジア横断してくる。
そう周りにいうと、一部から
”あぶないんじゃない?”
”人身売買とか・・”
”ネットつながらないでしょ?”
なんて言われることがある。
これは、発展途上の国に行くと大体言われるが、
そういう意見は大体現地に行くと打ち砕かれる。
みたいに言われたりすることが、
実際に行ってみると
みたいな感じだったりする。
もちろん気を付けることはたくさんあったけど。
危険な場所に飛び込めばそりゃ危険です。
どこにだって良いところも悪いところもあるさ。
日本もそうでしょ?
旅をすると気付かされるのは、
目の前に広がる世界と人々の憶測は同じではないということ。
己でみた景色が、本当の世界であり、感じることのできる現実だ。
そして、感じ方は人それぞれである。
様々な国を旅した私は、その憶測たちで不安になることはなくなっていた。
おそらく麻痺している。笑
だから人生が面白い。
さて、そろそろ旅に出よう。
もしよろしければお付き合いください。かしこ。
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