ビジョンの一つに「健康」がある理由(代表ブログ:第3回)
代表ブログでは、弊社代表の高橋が毎週1回、社内メンバーへ発信しているメッセージを公開いたします。
弊社のミッション・ビジョン・バリューや、事業・メンバーに対する想いが語られてますので、この連載記事を通して、弊社のことを少しでもご理解いただけると嬉しいです。
第3回目は、弊社のバリューの一つである「健康」について書かれたメッセージになります。
お疲れ様です。
前回はバリューの「感謝」について触れたので、今日は「健康」について触れておきたいと思ってます。
なぜバリュレイトの中で「健康」を大事にしているのか。
言わずもがなですが、我々の仕事は体ありきの仕事だからです。
プロジェクト支援も新規事業もバックオフィスも同じで、体を使って価値を発揮することが前提になっています。
最高の価値を発揮するためには心身ともに健康でないと価値を発揮できないというのが私の持論です。
その背景として、私は25歳の時に年間4回入院して仕事がろくにできなかったことがあります。
私がコンサルタントとして稼働し始めて1年ぐらいが経過した際に発症したのが最初です。
病名は「大腸憩室炎」という病気でした。簡単に言うと大腸の中にある憩室という溝のウミが溜まるという病気です。
発症すると絶食になるため即入院となりました。MAXで1か月近く入院したこともあります。
それまでは毎日朝7時ぐらいに起きて出社し、終電で帰宅&朝4時まで仕事する。土日も仕事するという毎日でした。
私がコンサルタントとして稼働して最初のPJTだったのですが、最終報告会を控えた1週間前に発症し、限界まで我慢してましたが、即手術(虫垂炎と併発していた)となり戦線を離脱。
上司や後輩にとんでもなく迷惑をかけてしまいました。
その後、復帰しても発症と入院を繰り返し、最後は療養するために大阪の実家へ半年間帰り無職状態の期間を過ごしました。
その期間は本当につらかった。
めちゃくちゃ仕事をしていたところから一気に暇になったので、何をしたらよいか不明でした。
しかし、仕事をすると病気が再発する恐れもあったので、本気で仕事することもできず、毎日何をしていたのかほとんど記憶にないレベルです。
無駄な過ごし方をしたんだろうなと後悔しています。
やりたいことをやるためにいかに健康が大事なのか、身に沁みました。
自分を「進化」させることもできず、「感謝」を体現することもできず、不毛な毎日。。。
その後、東京に舞い戻ってきたのですが、同じ過ちを繰り返さないように気を付けながら仕事をするようになり、現在も相当セーブしながら仕事をしているつもりです。
体にも気を使ってます。
週末に手作りでスムージーを自ら作り置きして毎日飲んだり、サプリメントなんかも飲んでます。
太らないように夜は糖質を抜いたり、昼自宅に居るときは蕎麦ばっかり食べてます。
(子供との時間が長いためちょっと運動ができてないかな・・・。だからこそ食事制限している。)
別観点で話をすると、私はスポーツ観戦が元々好きだったこともあるのですが、結果を出し続けているプロスポーツ選手はみんな故障が少ないです。
そのために生活のルーティンを大事にしています。
有名な話ですが、世界のイチローは翌日の試合の開始時間から逆算して、寝る時間、起きる時間、食事の時間など、全てのスケジュールを決めていたそうです。
食事もカレーや素麺などを年間通じて毎日同じメニューを食べ、余計なストレスを感じないようにするということを徹底し、10年連続200本安打という偉業を達成しました。
プロとして結果を出し続けるためには故障しにくい体づくりは必須です。
我々はプロスポーツ選手ではないですが、クライアントからプロとしての期待を背負って大きな金額を頂き仕事をしています。
健康を疎かにして、金額に見合った結果を出せないのはプロとして失格だと思っています。
私も最初のPJTではプロ失格でした。
そこからは自分がプロとしてあり続けるために、「健康」的な体作りを心掛けてきた結果、今ではほとんど体調を崩すこともないです。
仮に体調を崩しそうな場合はすぐに休んだり病院に行ったりするようになりました。
最高の価値を発揮できないと自分で判断した場合は無理せず、休むという選択肢をとることにしています。
体だけでなく心も同様。
心と体はセットであるため、体が病んでくると心にも支障が出てきます。逆に心が病んでくると体に支障が出てきます。
従って、運動やサプリメントを飲んだりして故障しにくい体を作ったとしても、心づくりができていないと結局最高の価値が発揮できなくなります。
私は寝たらすぐに嫌なことを忘れるタイプなので、心が病んでくることはほとんどないですが、自分がどのようなタイプなのかをしっかりと自己認識し、心と体が健全な状態になるよう、環境や自分をコントロールしていくことが重要です。
「健康」は失って初めて大事さが分かります。
コロナ前の社会と同じです。コロナ前の社会がどれだけよかったのか、今になって本当に感じます。
失ってから取り戻すのは相当な時間を要するので、できるだけ失わないように自分の心と体にはより一層気を使うようにしてください。
「健康」がなければ「進化」することもできないし、「感謝」を体現することもできない、やりたいことが何もできなくなるということを念頭に置いて頑張っていきましょう!
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