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小さな約束の積み重ねが信頼関係を作る(代表ブログ:第12回)

代表ブログでは、弊社代表の高橋が毎週1回、社内メンバーへ発信しているコラムを公開いたします。

今回は6月に社内向けに発信されたコラムになります。
お客様から信頼を勝ち取るために、まず徹底すべきことについて書かれたコラムです。ぜひご覧ください!

今回は、新しいプロジェクトに入った時に顧客からの信頼を勝ち取るために意識してもらいたいことを語りたいと思います。

仕事を受注してデリバリーする場合、常に意識すべきことはQ(品質)C(コスト)D(納期)の観点です。
その中でもまず大事にしてほしいのはD(納期)です。
会社としては納期>品質>コストの順番で認識しといてもらえればよいと思います。
コストについては現在の弊社ビジネス上、赤字になりにいくいビジネスモデルであるためそこまで意識する必要はないと思ってます。
顧客先でコストを踏まえたプロジェクトマネジメントを行うことや受託開発などを受ける場合は強く意識する必要がありますが、現在のビジネスモデルで実施している場合はそこまで強く意識する必要はないと思っています。

品質よりも納期が大事と言っているのは日々の信頼の蓄積が重要だからです。
品質を軽視してよいと言ってるわけではないです。
皆の業務上、納期については日々何かしらの約束を顧客やパートナーと行いながら進めていると思います。
例えば、〇時に進捗報告します、とか。
これは相手に対して納期を約束したことになります。
小さい約束ですが、それすら守れない人が信頼されるはずがありません。
新卒ですら守れる簡単なことだと思います。
時間を守れない人は他者から信頼されることはありません。

納期を無視し続けても最後に素晴らしい品質のものを提示したら問題ないのでは?
と思う人もいるかと思いますが、そうではないです。
小さい約束を無視し続けていると、日々のストレスが相手に溜まってきて風当りが強くなっていきます。
自分に対してよい感情を抱いてない人に対して素晴らしい品質のものを提示したところで、重箱の隅をつつくような指摘をしてくるでしょう。

また、品質については劇的に高まりません。
それは顧客も理解してくれています。
品質を軽視しろと言ってるわけではないですが、私たちの現在のビジネスはある一定の品質を担保する代わりにこれだけのフィーをくださいというものです。
従って、そのレベルに達していれば最低限は問題ないと思っています。
(既に顧客から信頼を獲得できているのであれば品質を徹底的に追及してほしいです)

私たちのビジネスは日々顧客と接しながら進めることが多いので、日々の積み重ねが非常に重要です。
日々、小さい約束を着実に守ることが信頼を蓄積することにつながります。

もし納期を守れない場合は必ず下記を考えて事前に連絡しましょう。
・納期を守れなかった理由
・挽回案(次の納期)
例え1分だけだったとしても事前連絡なしに遅延することはNGです。
そして、自分で納期を設定することも必ずやりましょう。
これは自分で顧客からの信頼を蓄積する機会を作ることに繋がります。
貪欲に自ら機会を作って、着実に順守していくことで顧客からの信頼を勝ち取ってもらいたいと思います。

新しい現場に入った場合、まずは上記を徹底的に意識して進めてください!

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