何かを決めるときの、KT法(DA)
こんにちは、" 技術者に自由な時間を作ってあげたい " という思いで技術士事務所を立ち上げた " ひで " です。
KT法(DA)って知っていますか?
DAはDecision Analysis(決定分析)のことで、問題の解決策を決定するときに使います。いくつか解決策がある場合、どの解決策にすべきか判断するときにに使う、便利なツールです。技術者じゃなくても使っている人はいますよね。
具体的には、DA表というものを作成し、点数付けをして最も評点の高いものを選ぶというものです。
何やら難しい解析手法のように感じるのは、KT法の教育の仕方に問題があるからです。そう、ただのツールです。簡単に使えばよいのです。KT法(DA)は、DA表を作って、どの解決策が良いのか点数付けで比較するだけです。
とは言ったものの、絶対に頭に入れておかなければならないコトがあります。これさえ忘れずに使えば、本来の効果を実感できるはず。
どういうコトか?
DA表を作成するときは、 " Goal(得たい効果、影響度や優先度)を意識して評価項目を表現する " 必要があります。思いつきで適当に評価項目を決めてはいけません。このコトさえ意識すれば、まともなDA表を作成することができます。
そして、部下が作ったDA表に騙されることも無くなります。
問題解析ツールに関するテキストは沢山あります。一生懸命、分厚いテキストの内容を覚えても、座学を受けても、面倒になって使えなければ意味はありません。私は、常々ここが問題だと思っています。そもそもツールなのだから使いやすいのが一番。結果が出るのであれば、どう使うかは、その人次第。どんどん使いやすいようにアレンジすべきです。
問題を解決するためにツールを使うのであって、ツールを使うことが目的ではないのです。自分に合った使い方で、どんどん使ってこそ身に付きます。そのうち、自分の使い方でツールを使いこなしているあなたが、そこにはいるはずです。使わないと気持ち悪くなるのです。
とにかく、問題解析ツールは難しく考えないコトです。
90秒で、KT法(DA)のコア部分を語った動画をつけておきますので、ご参考まで。 DA表がどういうものか、お分かりいただけると思います。
今回は、この辺にしておきますね。 ではまた。。。
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