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自分より幸せそうな「定年退職者」が眩しすぎる

本音を言えば、こういった「妬み、羨み、嫉み」の感情を他人に対して抱くのも、ひとり私だけのことではないでしょう。

無理やり自分の素直な感情にフタをしたところで仕方のないこと。それならば、この際「あなた」も私と一緒になって「他人の家の芝生は、どうしてそんなに青く見えるのかしら」と悪びれずに、自分に正直に思うことにしませんか。

むしろこの際、どうして「あなた」も「わたし」はそういった「ネガティブな感情」に囚われてしまうのだろうか、について考えてみました。

するとあることに気がついたのですが、自分も含めて定年者の「不満」や「不安」というものは、よくある「お金の不安」や「健康」といったメジャーなものだけではなく、「最近悪い夢ばかりみる」「夜中にしょっちゅう目が醒める」といったものまでを含めて、実に複雑で多くが混ざり合ったものだということです。

よく「定年者の不安や不満の内容について」と言うタイトルで、その回答者の割合を「円グラフ」にして紹介がされているのを目にしますが、その内容はと言うと「お金」がトップとしてランクインし、それに続いて「健康」さらに「孤独」が続くといった、言わば「お約束のランキング」がグラフ化されたものがほとんどです……(つづきは本書↓で)

◎ベストセラー『「クビ!」論。』で 1000人以上をクビにした経験を綴った著者。 その後、自らも幾度もの「クビ!」と転職を経験し、ついに定年に…… そして66歳、たどりついた境地とは!? 理想とはほど遠い年金支給額。人は定年を迎えた日から無価値になるのか!? 冷酷な現実を前に達した結論が、 「いっそ定年なんかしなければいいのだ。この先ずっと価値を提供し、 対価をもらい続ければいい、それも高く。でもどうしたら?」。 30代、40代のサラリーパーソンが 今後否応なく直面する「ジョブ型」雇用において、 考えておきたい「ジョブ型定年」と前後のライフプラン。 それまでに直面するであろう転職や給与、そして「クビ!」まで、 人事のプロである著者が余すところなく解説。 「ジョブ型」キャリアを「○金(まるきん)」で終わらせるための一冊です。ぜひお近くの書店でお手に取ってご覧ください。

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