見出し画像

「金融」資産家ならなれる(かも)

私やおそらくあなたの周りや親戚にも、いわゆる「資産家」と呼ばれる方が少なからずいます。

見るからに立派な広い庭付の家には、そこにあるクルマも国産ならレクサス以上で、それがメルセデスだなんて「あたりまえすぎて」むしろカッコ悪いぐらいです。(これは私個人のかなりの「ひがみ」「そねみ」「やっかみ」からきた表現であるのは、いまさら付け加えるまでもありません……)

もっともそんな「人も羨む資産家」の多くは、自分自身の力で築き上げてきたと言うより、その多くは「ご先祖さまのおかげ」と言ったケースがほとんどでしょう。

ごそんな先祖さまのご利益がある人もそうでない人も、ごく普通のサラリーパーソン、とりわけ若きサラリーパーソンが目指すべきは、そんな従来型の「家・屋敷」に代表される資産ではなく、将来がとても不安な「年金」の代わりになり得る「キャッシュフローを生み出す金融資産」を優先的に増やすよう全力を注ぐべきです。

よく引き合いに出されるけど「正確でない表現が多い」のも、この「資産2000万円以上」と言ったものです。

年金不足を補うべく必要な2000万円以上と言うのは、前述したような「ご先祖からの不動産」を指すのではなく、あなたの持つその住宅ローン残債が沢山残っている湾岸に立つタワマンでもなく、純粋に「金融資産だけ」なことに注意しましょう。

そんな「金融資産運用方法」について、私がまだ外資系金融機関で人事部長をしていた頃に、名うての「金融派生商品(デリバティブス)」のトップセールス・レディーに「何かいい運用方法ってありませんか?」と尋ねたことがあります。その時の彼女の答えがなんと……(つづきは本書↓で)

◎ベストセラー『「クビ!」論。』で 1000人以上をクビにした経験を綴った著者。 その後、自らも幾度もの「クビ!」と転職を経験し、ついに定年に…… そして66歳、たどりついた境地とは!? 理想とはほど遠い年金支給額。人は定年を迎えた日から無価値になるのか!? 冷酷な現実を前に達した結論が、 「いっそ定年なんかしなければいいのだ。この先ずっと価値を提供し、 対価をもらい続ければいい、それも高く。でもどうしたら?」。 30代、40代のサラリーパーソンが 今後否応なく直面する「ジョブ型」雇用において、 考えておきたい「ジョブ型定年」と前後のライフプラン。 それまでに直面するであろう転職や給与、そして「クビ!」まで、 人事のプロである著者が余すところなく解説。 「ジョブ型」キャリアを「○金(まるきん)」で終わらせるための一冊です。ぜひお近くの書店でお手に取ってご覧ください。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集