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【事例紹介】自宅で手軽に出来るコーヒーかすの活用方法を試してみた 〜アップサイクル紹介 掃除編〜
Value wayでプロボノ活動中の小川です。
Value wayに出会う前は、自宅でコーヒーを淹れても、何も考えずに捨てていた「コーヒーかす」。
自宅で手軽にできそうな活用方法を実験してみました!
乾燥させずにできる手軽な活用方法
乾燥させたコーヒーかすは、カビを防ぎ、長期間の保存や再利用ができるので活用の幅が広がりますが、今回は自宅でコーヒーを淹れたあとに、乾燥させずに、その場でサクッと活用するケースを試しました。
①ガスコンロの周りの油汚れの掃除
<実験>
コーヒーかすは油分を吸収する性質と軽い研磨作用があるとのことで、
ガスコンロの周りについた油汚れを落とせるか試してみました。
<試した方法>
コーヒーかすの入ったコーヒーフィルターを布で包み、拭き取る
※最初に布を使わず、紙のコーヒーフィルターのままで試しましたが、力が入ると破けてしまったため、不要になった布(着なくなった衣類の切れ端)を被せて磨きました。
<結果>
新しい汚れ:落ちる
年季の入った汚れ:落ちない
こちらがBefore⇒Afterです。
※写真の赤枠部分が主に磨いた箇所。
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我が家でほったらかしにしていた年季の入った汚れは残りましたが、
新しい油汚れはするっと溶けるように落ちました。
コーヒーかすを捨てようとしたときに、一歩止まって、キッチンでついでに油汚れを拭く、そんな使い方ができそうです。
ガスコンロの年季の入った頑固な油汚れにはよく重曹が使われますが、コーヒーをいれたときに都度拭いておけば、頑固な油汚れの掃除も不要になるかもしれないなと思いました(これまでのほったらかしに反省)。
②靴磨き
<実験>
コーヒーかすをワックスのかわりに革靴などの靴磨きに使うとツヤ出し効果があるとのことで試してみました。
<試した方法>
不要になった柔らかい布で湿ったコーヒーかすをつつみ、革靴をやさしく磨く。
最後に乾いた布で靴を拭く。
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※注意点
・茶色や黒の靴への利用は向いていますが、白などの明るい色の靴では色移りする可能性があります。
・水分が多いと革靴が傷む可能性があるため、布で包んだ状態で少し湿り気があるくらいにしています。
<結果>
ツヤがでた気がする?!
こちらがBefore⇒Afterです。
正直な評価でいうと変化はわかりにくかったです。少しツヤが出たかもなといった感じ。
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その他の自宅で出来るアップサイクル事例
今回は、湿ったコーヒーかすを使ってすぐに出来ることを試しましたが、
乾燥させると、長期間保管ができるため靴箱の消臭剤や食器用洗剤としても有効活用できます。
靴箱の消臭剤としての利用方法:
コーヒーかすを容器にいれて靴箱にそのまま置く。
コーヒーかすをコーヒーフィルターやお茶パックにいれて、靴の中にいれる。
食器用洗剤としての利用方法:
使用後の油の残ったフライパンに、コーヒーかすをかけて、油となじませた後に、拭き取る。コーヒーかすが油を吸収してくれるので、シンクに油を流さずに済むようです。
私も上記やその他の活用方法も試してみたいと思います。
ライター:小川
情報通信機器を主体に製造するメーカーで勤務中。入社から3年間営業を経験し、現在は新しいサービスの商品企画や売り方改革を担当。休日はカフェでゆっくり一息つくのが癒し。そんな癒しの時間の裏側で起きている気候変動の課題に向き合うValue wayの取り組みに共感し、プロボノ活動中。一緒に循環社会を創造する仲間探しを目指してnoteを発信!
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