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著作権が切れた初代ミッキーのリメイク作品

Mickey Mouse Trap
Winnie the Pooh: Blood and Honey

昨年末で、ミッキーマウスの一部の著作権が切れたことが話題となっています。今回米国で著作権が切れたのは、1928年の短編映画「蒸気船ウィリー」に登場する手足の細いオリジナル版のミッキーやミニーです。
元々、米国の著作権の期限は75年でしたが、2003年の著作権切れを前に、95年に延長され、法案改正当時は「ミッキーマウス保護法」とも揶揄されましたが、遂にその日が来ました。

著作権が切れたため、今後は基本的に誰もが自由にグッズ製造や二次創作が可能です。ただ、当時のミッキー、ミニーからアップデートされた現在のデザインは著作権が残っており、完全に自由には使える訳ではありません。また、商標権はディズニーが保有しているため、ミッキーと名前のついたテーマパークを作ったり、企業のロゴに使用することも出来ません。ディズニーは、著作権管理に非常に厳密な会社で、今後裁判など通じてどこまで認められるか徐々に明確になっていくと考えます。

上の写真のミッキーは、映画の企画が発表されたMickey Mouse Trapの公式トレイラーのものです。他にもミッキーを扱った映画の公開が予定されています。2021年に著作権が切れた「くまのプーさん」は、既に「Winnie the Pooh: Blood and Honey」が制作されています。

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