コロナで人はニート化したのか?!
米国のインフレの主因の一つが、労働参加率低下による人手不足です。コロナ前までは働いていたにも関わらず、なぜか今は職探しすらしていない人が増えたという事です。
レポートによると、25-54歳のいわゆる働き盛りの男性で労働市場から離れている人の割合は、1950年代半ばには50人に1人だったが、現在は9人に1人となっているそうです。ニートが増加している訳です。
ボストン地区連銀のエコノミストの分析によると、同年代の人に比べ給与や労働条件の悪い人は、労働市場から退出する傾向があり、特に若い白人男性で強く表れるそうです。トランプ氏を支持する”忘れ去られた人たち”と重なりそうで米国社会の深刻さを感じます。