「OTO 気仙沼 English Café」とアンカーコーヒーマザーポート店で心温まる英会話体験をする|イベントレポート
宮城県気仙沼市で、英会話カフェが行われていると知ったのは、4ヶ月前〜5ヶ月前のことである。
岩手県大船渡市内で英語に触れられる喫茶店に出会い、他の地域に似た機会を得られる場所がないか探したことに端を発している。調べていく内に、気仙沼市で英会話カフェという形で活動が行われていると知った。
以降、開催日を目で追っていたが、中々都合が合わず参加できずにいたところ、4月27日にようやく都合がつき、念願の参加が叶った。今回は、そのときの様子を書こうと思う。
「OTO 気仙沼 English Café」アンカーコーヒーマザーポート店で開催されている英会話を楽しめる魅力的な時間
気仙沼市の英会話カフェ「OTO 気仙沼 English Café」は、土曜日の9時〜11時に同市のアンカーコーヒーマザーポート店で行われている。開催の有無は、Facebookにて発信されているため、興味のある人は”いいね”を推奨したい(Facebookページは、こちら)。
アンカーコーヒー内湾店に何度も足を運んでいた一方で、マザーポート店は今回初めての来店となる。
内湾エリアを訪れる機会が多い一方で、マザーポート店のある館山エリアに行く機会がほとんどないため、これまで来られていなかった。今回、「OTO 気仙沼 English Café」参加に併せて来訪できたのは、とても嬉しく感じられた。
アンカーコーヒ内湾店は海の景観を楽しみながら過ごせる場所だったが、マザーポート店はどこか隠れ家的で、閑静な住宅街の中でのどかな時間を過ごせる場所といった印象を受けた。
「OTO 気仙沼 English Café」で温かな英会話体験をする
「OTO 気仙沼 English Café」について事前に知っていたのは、開催場所・開催時間(9時〜11時)・参加費(500円)くらいで、その他については何も知らなかった。だから店内でスタッフから『二階で開催している』と案内され向かった先に、どんな光景が広がっているのか見当もついておらず、些か緊張していた。
しかし杞憂だった。全くの初見である筆者を会の進行者や参加者は温かく迎えてくれた。初めに時間を取り、会の説明や各々自己紹介する時間を作ってくださったのは、初見の筆者にとって感謝するばかりであった。おかげで不必要に緊張せずに参加できた。
会はALTとして勤めている海外から気仙沼市に来られている2名に地元の方々が5名、筆者と計8名で行われた。自己紹介の後に、ゴールデンウィークの予定を英語で話し、それについて語り合う和気藹々とした会であった。
100%英語で話さなければならないわけでもなく、正確な英語を話さなければならないわけでもない。各々話せる範囲で英会話をする和やかな会であった。まさに英語に触れられる機会といった印象で、居心地の良さを感じられる内容であった。
ALTのお二人は、なるべく聞き取りやすい話し方をしてくれている様子が窺えており、おかげで何とか会話をしようと前向きに臨めた点も居心地の良さを生んでいる要素に思えた。
日本で生活していて英語に接する機会はほとんどないに等しい。英語の学習はいくらでもやる機会を創れる時代であるが、リアルなコミュニケーションとなると中々やれないのが実情である。
英会話スクールやアプリケーションの力を借りてコミュニケーション機会を創るのはできるが、料金の問題以前にどうしたところで学習としてのコミュニケーションになりがちで、仕事が終わると仕事について頭から抜けるように、学習から抜けると頭から抜ける可能性がある。
あくまで日常生活での交流の延長線上で英会話を行う方が、生活や海外の人々とのコミュニケーションを取っていく面で好ましいのでなかろうか。筆者はそう考えていたため、「OTO 気仙沼 English Café」は理想的な機会に感じられた。
気仙沼市にはG'pal(グッパル)という交流機会もあると教えていただいており、こちらにも興味がつきない。気仙沼市は、多種多様な人々とのつながりが生まれる機会がそこかしこにある。様々な機会を得る都度、その事実を強く感じる。
「OTO 気仙沼 English Café」で英会話を体験して気付いた自分の現在地
英会話の機会を持ったのは、記憶にある限り高校生以来のように感じる。英語に触れる機会については、現在の仕事先でも多少あるが、話すとなるとないに等しい。
今に至って英会話をしてみて思ったのは、英語が出て来ないのはもちろんとして、それ以前に日本語さえ出て来なくなる悩ましさである。恐らく無意識に英語に変換できる言葉を探そうとして日本語で話す内容を見つけられなくなっているのだと感じた。
上手くコミュニケーションを取ろうとして何を話せば良いか分からなくなるといったケースは往々にしてあるが、それに加えて話せる英語という制限が加わり、結果脳内で言葉の組み合わせが機能しなくなるのだろう。
英語を扱えるようにならないければならないと課題感を持ち、ほんのわずかながら学習に手を入れているが、今回の件で学習面における不足点に気付けたように思える。とても良い機会であった。ぜひより多くの人々が参加し、コミュニケーションの輪が広がると良いと思う。
以下、広告です。ぜひ読んでみてください。