【VALORANT】2コントローラーメタと2イニシエーター構成について
「2コン・・・ばっかりじゃない!?(小並感)」
どうも、ばぼです。最近、VCT熱いっすね。で、見てると当然「2コン多いなー」と思うわけなのですが、現環境は何も2コンだけかと言われるとそうでもないのです。
というわけで、今回は現在のメタゲームについて自分なりに考えてきたので、一緒に見ていきましょう!
それでは、ご覧ください(暗黒微笑)
2コントローラー構成の強み
まずここから見ていきましょうか・・・と言いたいところですが、それに関してはたっぷりとここで話しているので、下記の記事をご覧ください。
BINDにみるアンチ2コントローラー「イニシエーターとしてのヨル」【VCJ 2024 S1 Mainstage Day2】|ばぼさん (note.com)
2コントローラー構成をメタるということ
2コントローラー構成をメタる、つまり対策するということにおいて重要なのは、「さらに強力なエリアコントロールを仕掛ける」という所にありそうです。何故そう思ったかというと・・・こちらの記事をご覧ください。手抜きじゃないよ!許して
BINDにみるアンチ2コントローラー「イニシエーターとしてのヨル」【VCJ 2024 S1 Mainstage Day2】|ばぼさん (note.com)
さらに強力なエリアコントロールというのは、ここでは主に、イニシエーターが持っているスキルによるものを指しています。
例えばブリーチのフォールトライン(E)であったり、広範囲へ安全に関与できるものが多いですよね。非常に強力です。
なぜこういった考えに至ったのか、ということも示しておきたいと思いますので、もう少しお付き合いください。
三竦み・じゃんけんの話
Masters MadridのPRXvsKCの試合を見ていて感じたことなのですが、VALORANTのマクロ(大局的な戦術面)においては、大まかに次の3つの択がありそうです。
1.プッシュ(進行)
2.フェイク(もしくは何もしない)
3.カウンター(待ち)
これらがそれぞれ、プッシュはフェイクに強く、フェイクはカウンターに強く、カウンターはプッシュに強いという三竦みの関係を作っているのではないでしょうか。
イメージとしては、フェイク、つまりあまり人数を割いていないような箇所に人数をかけて進行すれば当然トレードでは優位に立ちますし、アクションを待っている場所にフェイクを仕掛ければ安くスキルトレードを迫れます。
プッシュ、進行してくるところ対しては、カウンター的行動(返しのパラノイアなど)がよく刺さりますよね。
これは細かい事例を用意して考えれば、もちろんすべてに当てはまることではありませんが、おおまかには、外れた内容でもないのではないでしょうか。最も、PRXは最強のミクロでグーをチョキで捻りつぶしたりしていたのですが・・・。
2コントローラーと2イニシエーター構成が得意な択
さて、以上のように仮にこの三竦みが存在するとして、2コンが得意な択、2イニシが得意とする択はなんなのでしょう。
2コンの強みとして、やはりヴァイパーによるフェイクが挙げられるでしょう。もちろんスネークバイトやオーメンのパラノイア、ワンウェイスモークなんかもカウンターとして有用です。
一方2イニシ構成の場合、強力な索敵やフラッシュ・スタンによるプッシュのサポートや、アフターショック、フォールトライン、ゼロ/ポイントなどのスキルは、カウンターとしても非常に価値が高いですよね。
以上のように、2コンはフェイクに寄った強みを持ち、2イニシはプッシュに寄った強みを持っていることがこの理論上では成り立っており、相性的には2イニシに軍配があがりそうです。
実際のデータ
私自身統計に関しては全くの素人ですので、もう本当に気になる!という人だけ見てくだされば結構です。
今回は、VALORANT Challengers 2024 Japan:split1の現時点での全試合を確認し、その中で、2名以上イニシエーターを含んでいる構成が、2名コントローラーを採用しているチームに対してどれだけ勝ち星をあげているかを調べてきました。
結果は以下の通りです。
マップ取得率 17/20マップ 85%
ラウンド取得率 258/417ラウンド 61%
中にはトリプルイニシエーター構成があったり、2コン2イニシノーセンチネル構成などもあり、それらをまとめて一括りにするのは・・・という気もしますが、一応こういったデータ?が出せました、ということは発信しておこうと思います。
あとがき
ちなみに、Masters Madridでは2イニシの2コンに対する勝率は51%で、2コンが勝った試合は2試合がPRXで、残りの4試合はEDGの敗北によるものでした。
統計の取り方ほんとに勉強したい・・・。
ガバガバですみません、勉強へのモチベはあるので、ご指導ご鞭撻よろしくお願いします。