マーベルスパイダーマンのご紹介
皆さま、ご機嫌よう。
今回は、ゲーム『マーベルスパイダーマン』。
このゲーム、神ゲーです。
初代『マーベルスパイダーマン』と『マイルズモラレス』をクリアしたので、かなり正直な感想をお話していこうと思います。
移動が面白すぎる
このゲームの魅力はまず、移動にあります。
ニューヨークのビル群をウェブスイングで飛ぶように駆けていく。
このゲームでは憧れていたスパイダーマンならではの移動方法で、実際にスパイダーマンになって飛び回ることができるんですね。
これまで、映画の映像でしか見たことなかったウェブスイング。
一体どうなってるのかと、映像を見るだけでは自分はイマイチ理解できないこともあったんです。
基本的に、地面に足がついている人の視点から彼を見ていますからね。
このゲームでは、スパイダーマンの体感している景色をその身で味わうことができます。
スパイダーマンに対する理解と解像度が一気に上がるんですね。
彼の視点から見るニューヨークの街はまさに圧巻の一言です。
このゲームをやると、一番好きなヒーローがスパイダーマンになるまで余裕でありえますよ。
ラジオが面白くてファストトラベルできない
このゲームは、ラジオも面白いんです。
厳密には、ファストトラベルはちゃんと機能としてできます。
しかしファストトラベルすると、せっかくのラジオが途切れる。
よって、ファストトラベルしないという方程式が出来上がるんですね。
スパイダーマンは、ニューヨークの街を駆けているとき、
JJJことJ・ジョナ・ジェイムソンのラジオを流しながら移動しています。
JJJはスパイダーマン断固反対主義者なので、彼がどんなに良いことをしても基本的にボロカスに叩きます。
そんなラジオを作業用BGM代わりにしてるスパイダーマン。
この構図がもう面白いですよね。
主人公がマイルズモラレスになると、JJJのラジオとダニカ・ハートという今どき女子のポッドキャストが追加されます。
これもまた面白い。
JJJとダニカが絡むラジオなどもあって、本当飽きなかったですね。
全部5分以下の短いラジオなので、聞きやすいです。
あとからメニュー画面で聞くこともできますので、ファストトラベルしても聞き直せるので安心してくださいね。
退屈に感じる瞬間がない
このゲーム、ラジオも移動もそうですが、退屈に感じる瞬間がないんです。
この作りは、本当にすごいなと感心します。
ゲームというのは、クエストとクエストの間では小休止的にダレるのが普通なんですね。
そこをラジオでカバーし、ラジオを聞き終える頃には次のメインクエストの開始地点まで移動できてしまっている。
そして、メインクエストも、映像的にもしっかり楽しませてくれるんです。
映画のようなゲーム体験とは、まさにこのことだなと思いますよ。
更に、戦闘もちゃんと面白い。
最初の方はボタン操作に慣れていなくて操作感は地味かな?
と思うのですが、
それはまだスパイダーマンをうまく操作できていないだけ。
ゲームが進んでいくと同時にプレイする側の操作技術も上がるように設計されているんですね。
最初は地に足がついたままでチマチマ敵を殴っていくのですが、
操作に慣れてくると、
敵をウェブで絡めて空中でタコ殴りにしたり、
壁に貼り付けて無力化させたり、
ステルスプレイで高所から一人一人吊るしていくことだってできるようになるんです。
慣れたら、本当にやりたい通りにスパイダーマンが動いてくれて、戦闘中も寧ろ地面に足がついている方が少ない?
くらいの勢いで戦闘を楽しむことができるようになります。
ゲームが進むごとに腕が熟練していくのがわかり、
これはゲーマーであるほどたまらない感覚だと思いますね。
メインがとにかく面白い
『マーベルスパイダーマン』はメインのテンポ感に注力している分、
サブクエはおまけ程度で、そこまで濃くはありません。
しかし、
メインを圧倒的なテンポ感で魅せてくれるので、そこまで気にならないのですね。
メイン、ちゃんと面白いです。
まさにスパイダーマンしてるなー、という感覚で、
次々とヴィランが出てきては倒し、異常に治安の悪いニューヨークを守るヒーローとして活躍することができます。
スパイダーマンは特に初代が軽口で、ビュンビュン飛び回って悪を退治している間も結構喋ってるんですね。
その内容も聞いてるとユーモアたっぷりで面白い。
ヴィランに仮想通貨をおすすめしていたり、敵から水虫が伝染る事を気にしていたり。
クスッと笑えるようなジョーク交じりに戦うので、プレイしているとなんだか元気をもらえます。
そういうところも、アメコミのゲームとして完成されてるなーと思いますね。
ゲームボリューム自体は他の大作ゲームと比べるとコンパクトですが、
プレイ時間の全てが濃密なのでそんなに気にはならないですね。
寧ろサクッと遊べるゲームを求めている人には、ちょうどいいボリュームなのかなと思います。
最後に
『マーベルスパイダーマン』、神ゲーでした。
正直キャラゲーでこんなにクオリティの高いゲームが出るとは期待してなかったので、びっくりしましたね。
流石はインソムニアックゲームズ。
一切の隙はないです。
このクオリティで作れるなら、アイアンマンとかハルクとかも作って欲しいなと思いましたね。
別の会社であるMotive Studipがアイアンマンのゲームを開発しているそうなので、それも楽しみにしています。
また、インソムニアックゲームズは、現在ウルヴァリンのゲームも開発中と発表されています。
これは、MCUにXMENが合流したタイミングで売り出されるのでしょうか。
MCU作品の延期も決まってきている昨今なので、どういう感じになっていくのか続報が待たれるところです。
なかなか時間とれなくて『マーベルスパイダーマン2』にはまだ手を付けられていないのですが、評価も高いしやる前から非常に楽しみです。
プレイしたら、また記事にしますね。
そちらも含めてこのシリーズ本当に面白いし世間的評価も抜群に高いので、是非プレイしてみてください✨
それでは、皆さま。
スパイダーマンは、不滅です。
ではまた。