青森山田vs近江 予想
1/8(月)国立競技場で行われた青森山田vs近江の観戦前の自分なりの考えを書きます
2024年1月8日(月)国立競技場
12:05KO
スコア予想
青森山田1-0近江 スコアラー 小沼、津島
試合展開予想
前半の立ち上がり15分までは、青森山田がセットプレーと経験値の差で圧倒することが予想される。そこまで0で抑えることができれば近江の繋技まくるサッカーが火を吹くと考える。
後半スタートはお互い構えた状態。10分ごろからは、近江が再び持つ展開になるだろう。
ラスト10分からは、青森山田がセットプレーで攻勢にでる。ここでおそらくゴールが生まれるだろう。
青森山田
今期成績
インターハイ ベスト16
プレミアEAST 1位
ファイナル 優勝 スコア2-1
選手権 決勝進出
青森山田の強み
青森山田の強みは、センターラインの強さだと私は考える。GK鈴木、DF小泉、山本、菅澤、MF芝田、FW米谷。松木世代と比べても遜色がない。非常に優秀な選手が揃っている。
鈴木、山本、小泉と180cmを超える守備陣でセットプレーを完封。
菅澤は、本職がLSBのボランチで潰し役として動けるとともにDFラインに吸収されてもタスクをこなせる。
芝田は、プレースキッカーとリンクマンとしての役割をこなせる。昌平戦での2アシストがいい例だろう。小沼からボールを引き出して危機回避する能力。福島、杉本、米谷に繋げる能力も非常に高い。
米谷は、収めてよし抜け出してよし。ゴール前やCBの間で体を当てて上手に収めている。また、裏への抜け出しの際には日本代表古橋のように膨らみながらグっと抜け出すシーンが多くオフサイドに引っかからないのが素晴らしい。
青森山田の弱点
私の考える弱点は、サイドの守備だと考えている。
失点シーンやピンチが作られている場面は、スポットへの抜け出し、サイドから中へのアーリークロスの形が非常に多い。
センターラインの選手と比べると対人能力、裏ケアが遅れることが原因。中央がカバーすれば良いという考えもあるが、2人とも足が速いタイプではないので厳しい。
決勝に向けてどのように対応するかが肝になる。
ぜひラスボスの威厳を見せてほしい。
近江高校
今期成績
インターハイ 1回戦敗退
プリンス関西1部 2位
選手権 決勝進出
近江の強み
近江の強みは、サイド攻撃とパスサッカーである。
サイド攻撃は、10金山、7鵜戸が可変式5バックとして攻撃時はWGの位置まで上がる。実施324になるので相手のディフェンスのマークする相手がなかなか定まらせていない。またクロスの際にファーサイドまで入ってくることを徹底している高校は少ない。
パスサッカーについては、8山門が中央から運び出してサイドに散らしていく。他の選手たちも足元の技術が非常に高く4西、6川上、7鵜戸が連携して崩していく。
近江の弱点
近江の弱点は、セットプレーへの対応だろう。
神村学園戦もあったが、キーパーのキャッチング能力が高くない。サイドからの青森山田のロングスロー、セットプレーに対しては苦戦するだろう。
また、青森山田のように守備が固いかつ個人の能力が高いチームとやったことがないのが辛い。
山田との相性は、抜群にいい。会場のムードを飲み込めるかどうかが鍵になる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?