蠍座満月
本日4月27日12時31分、蠍座で満月を迎えました。
この満月は「ピンクムーン」と呼ばれるもので、フロックスというピンク色の花が咲き誇る時期の満月を意味します。さらにこの満月はいつもより大きく強く輝くスーパームーンでもあります。(今年のスーパームーンはこの満月と来月の満月です)
今回の満月は、一言で言うと「秘めていた物が表に現れる」満月です。
占星術的に満月は、物事が満ちるタイミングで、内なる情熱を現実化できると言われています。
そして今回の蠍座満月は、大きな緊張も孕んでいます。
満月とは月が太陽と真正面から向き合いその光を一身に受け止める現象ですが、今回の月は太陽と同時に革命の星・天王星とも真正面から向き合うことになります。
さらに試練の星・土星からもプレッシャーを受ける配置でもあります。
お伝えしたようにこの満月はスーパームーンですが、その一際大きく見える月の内側に変革のマグマがジリジリと溜まっているようにも思えてくるのです。
また、この満月は蠍座で起こるものなので心のはるか底の方で変革のマグマが蠢くといったイメージも浮かんできます。
自然の流れの中で秘めていた想いや内側の感情が表に現れることで、「豊かさに対する気付き」や「何かを誰かを許せない気持ち」などを感じる人も多いことでしょう。ですが、もう一皮むけるタイミングとも言えます。
怒りに似た衝動の奥には本当の自分がいることを忘れないでください。
さらにお伝えするならば、この次の満月は皆既月蝕を伴うスーパームーンです。
そう、今回のピンクムーンは月蝕と日蝕を繰り返す「蝕の季節」を目前に控えた満月でもあるのです。
もちろんこれらが良い悪いというのではないのですが、なにか私たちの心に「変わること」へのエネルギーが凝縮され膨らんでいくように思えます。
その変革の形は人それぞれとなるのでしょうが、世界全体と一人一人の個人がお互いに影響しあいながら、新しいものを生み出す過程に今あるようにも思えてくるのです。
華やかな季節のピンクムーンですが、それは変革へのエネルギーが凝縮した色なのかもしれません。
VAGUE VAN VREEZE
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