見出し画像

真・神の血に溺れる~ヴィンライフ・サガのオマケ 10月第3週 獣対策簡易版

 カクヨムで連載中の農業ワインエッセイ『真・神の血に溺れる~』のオマケ画像です。
 読みに来てくださった皆様ありがとうございます。
 カクヨムのリンク先です。

 今回は獣対策として簡易的なカモシカネットを設置する工事の一部始終について語っています。
 早速その模様の画像を紹介していきます。

 使う道具はこちらマキタ製「アースオーガ」です。
 地面に穴を掘るだけの単純な機械です。

アースオーガ新品

 獣避けを設置するために支柱を立てるのですが、こいつがあれば作業はラクラクです。
 こんな感じで一瞬で縦穴が空きます。

穴掘り中

 縦穴にこんな感じで支柱を差し込むだけの簡単な作業です。

カモシカネットの支柱

 意外にも立派な支柱だったのでわりと深く刺し込みます。
 人力で打ち込むのはかなりの重労働なので、これなら楽に早くたくさん作業ができるのです。
 全長約300mですので。

 こんな感じで一先ずざっくりと支柱だけを仮で刺していきます。

支柱立て(仮)

 途中で伐採した雑木林から不法投棄のゴミが出てきましたね。
 これだから年寄りというやつはと思っていたら、大量の錆びた番線が。
 これをくず鉄屋に持っていったら、軽トラ1台分で牛丼代くらいのお小遣いになりました(笑)

不法投棄された番線、これが3回分ありました

 気を取り直して作業を再開

 支柱を仮で全て立て終わりました。

 次に支柱が地面と垂直になるように固定していきます。
 使う道具は水平器、この水泡が真ん中になれば良いです。
 簡易の獣避けなので大体で大丈夫です(笑)

水平器で垂直に

 垂直に立ったら支柱の根本をしっかりと踏みしめます。
 周辺の土の調整もざっくりとしますよ。

 これだけではなく、支柱にネット用の部品も取り付けていきます。
 てっぺんにバンドを一個とキャップ、真ん中ぐらいにもう一個バンドを固定します。

バンドとキャップ、ちょうどいいタイミングで虹が

 これが数が多かったので支柱を立てるより時間かかりました。

 で、ようやく本命のネット張りです。
 これぐらいでは心もとないので簡易版というわけです。
 苗木の間ぐらいはこれでもってほしいところ、ブドウが取れるようになったらしっかりしたフェンスに替えようかなと思います。

 ネットの取り付けですが、電気工事によく使われる耐候性のバンドで簡単に取り付けていきます。

ネットの取り付け

 ざっとこんな感じで畑をぐるりと囲えました。
 全長300m弱、面積50a弱といった広さも、道具があれば独りでも3日ほどでやれました。

カモシカネット設置工事完了

 出入り口も忘れないように(笑)

出入り口

 今回の報告は以上です。


今回の神の血、オーストリアのグリューナー・フェルトリーナー


合わせるは、くるみソースの生春巻き

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?