(追記あり)#11 「自分らしさ」って何だろう。
わたしは、幼い頃は物事をはっきり口にするタイプでした。
しかし大人になるにつれて精神年齢が上がったからか、周りのことをしっかり考えるようになりました。
今では周りに気を遣うのはもちろん、他の人からの視線に怯えて顔色を伺いながら生活しています。
相手が求めている自分の像を考えて、勝手に自分をカスタマイズしているような気もします。
だから、「自分らしく」というニュアンスの言葉をみても正直「自分らしさ」がわかりません。
相手のノリに合わせてテンション高めで人と話している自分が本当なのか、
率先して周りを引っ張っていく自分が本当なのか、それとも内気であまり自分の意見を言わずに周りに同調するだけの自分が本当なのか、どれが自分らしさなのかわからないです。
何より、顔色を伺ったり周りに気を遣ったりするのは疲れるので本当はあまり人と関わるのが得意じゃないのですが、カスタマイズが上手くハマっているのか、「明るい人間」だと思われているせいで、またさらに無理して明るくいようとしてしまう、という悪循環に陥っているのが現状です。
「自分らしさ」って何なんでしょう。vaconさんの考える「自分らしさ」を教えていただきたいです。
(From リコさん)
たとえばこの人の前では気が楽だな〜とか
もしくはこの人といる時の自分が好きだな〜とか
そんな相手がいたとしたら、そこに「自分らしさ」があるのかもしれません。
かもしれないんですけど、それは他人の中に「自分らしさ」の在り処を委ねてしまうことになるので、不安定なものになってしまいますね。
それにその人と疎遠になったら寂しくてやってらんないです。
「自分らしさ」は自分の中に見出すしかないみたいです。
「自分らしさ」は、抗えないところにあるものなのではないでしょうか。
どうしても我慢できないところ。ワガママを通したくなるところ。
こういうとき、こうしなくちゃいられないんだよな〜のところ。
そこには明確な自分の意志があって、感情があって、人間がいて。
どうしようもなく価値が高くて、優先したい、こだわりがやたら強い部分に「らしさ」はあります。
それが良いところであれ直したいところであれ、尊いものですよ!
それこそ伴侶のような。
今後ある良い出会いや経験、感じる幸せや生きる実感は「自分らしさ」が手繰り寄せてくれるような気がします。
己が己たる所以を大切にしながら人生を全うしたいと思うのは僕だけでしょうか。
これまで相手に合わせて、多少無理をしてでも自分を変えていくことに、自身の価値を見出している感覚があったかもしれませんね。
「相手にとっての」自身の価値をですけどね。
僕はそれを勝手にやっては、一喜一憂してました。
でもそんなこと意味がないし、その行為に何の価値もないんです。
というか何の価値も感じない方がいい部分だと思うんですよね。
自分にとっての自分の価値こそすべてですからね。
ほとんどの人が、自分が他人からどう映るかを深く考えすぎています。
僕も、さすがに常にではないのですが、そういう意識が生まれることはあります。
ただそのぶん、自分の目から他人がどう映ってるかなんて深く考えたり特別意識したりするわけではないんですよね。
それはもっと多くの人に当てはまるんじゃないかな。
「明るい人間」だと思われているのが本当に嫌になってしまったら、「私実はそんなに明るい人間じゃないんだよねぇ…」って誰かに話してみてください。
相手のノリに合わせることに疲れたけど難色を示したりはしたくないなら、いつもはしない変顔してみたり、やけっぱちなリアクションとってみてください。
いつもと少し違う変なことをして気を紛らわしたり、ついでに相手の反応を楽しんだりしてみてほしいです。
自由度が広がるんじゃないかなあ。
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遅くなりましたが、今回の記事で下書きを全て公開することができました。メールも全てお返しできたと思います。
忘れた頃の更新or返信でもよければ、また気軽に送ってみてくださいね。
読みましたメールだけはわりとすぐに返ってきます。
勇気になりました。勉強になりました。温かくなりました。
たくさんの言葉をありがとうございました。
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