年中快適!ベトナム国内主要エリアのベストシーズンまとめ(2/2)
前回は、ベトナムの主要エリアであるハノイ・ダナン・ホーチミンの気候をご紹介しました。今回は近年、人気のニャチャン・ダラットについてご紹介します。
ニャチャン
近年、人気が上がってきているニャチャン。ニャチャンは、ホーチミンから飛行機で約1時間。リゾート地として整備されており、全長約7kmにも渡るニャチャンビーチ、透明度の高い海、天然温泉などが楽しめます。
一年を通じて比較的安定した熱帯サバナ気候で、気温は 22度から 32度の間で、20度未満・ 34度を超えることは滅多になく、年中海に入れます。ニャチャンには乾季と雨季が存在し、ホーチミンと気候も似ているのですが、ホーチミンよりも気温の変化が少ないので、近年ベトナムの国内旅行でも人気になっています。
ホーチミンの雨季にあたる4~8月もニャチャンはまだ乾季なので、気分転換にニャチャンへ行くこともあります。ホーチミンから飛行機で約1時間なので、雲一つない青空とビーチを求めて気軽に行くことができます。
乾季:3〜8月
雨季:9〜2月
いつ行っても比較的過ごしやすいのですが、7月から9月頃にかけては30度を超える日が多く、またスコールも発生するので、紫外線と雨対策が必要です。
また、10月から12月の間はたまに台風の影響を受けることがあるので、注意が必要です。
ニャチャンのおすすめ観光スポットをご紹介!
【ポー・ナガル塔】
2世紀から19世紀にかけて栄えていたチャンパ王国があった時代、9世紀初頭にチャム族の女神ポーナガールを祭るために建てられたヒンドゥー教の寺院です。塔付近では毎日数回、チャム族の女性の踊りを見ることもできます。
訪れるだけでご利益がもらえるパワースポットとしても有名です。
【泥温泉】
実はベトナムでも天然温泉が楽しめるのですが、ニャチャンで有名なのは泥温泉!「THAP BA MUD BATH」や「i-resort」という施設で体験できるのですが、その名の通り、泥の温泉!ミネラル豊富な泥のため、入った後はお肌がスベスベに!施設内には天然温泉やプールもあります。
ダラット
ダラットはホーチミンから飛行機で50分の内陸部に位置しています。フランス統治時代に開発された観光地で、ベトナムの軽井沢とも言われており、避暑地としても人気のエリアです。
ダラットは熱帯地域に属し、乾季と雨季に分かれています。
雨季:5〜11月
乾季:12月〜4月
標高1500mに位置し、平均気温は18~19度、平均最高気温は20度前後、平均最低気温は14度と、1年を通してベトナムとは思えないほど涼しい気候です。
日本でいう春が年中続いている感じです。『永遠の春の都市』とも呼ばれているようです。
一番暑いのは4月ですが、それでも平均気温は25度です。
太陽が出ている日中は半袖で問題ないのですが、陽が沈むと冷え込むので長袖が必要になってきます。乾季である1月頃から3月がベストシーズン。一番寒い時期ではありますが、それでも平均気温は17度程で過ごしやすくおすすめです。
9月から11月は台風も訪れ、1日中雨が降ることも多いです。
ダラットのおすすめ観光スポットはこちら!
【ダラット駅】
1933年フランス統治時代に作られた、ベトナムで一番美しいと言われている駅。現在は観光用列車としてダラット駅からチャイマット駅の一区間のみをディーゼル機関車が運行しています。
【クレイジーハウス】
大きな木をモチーフにした、奇抜な外観が特徴のホテル。ベトナム人女性建築家ダン・ヴェト・ガーが手がけたホテルで、観光も受け入れており、観光地としても人気があります。ベトナムのサグラダ・ファミリアと呼ばれており、1990年の建設開始から、いまもまだ増築されています。
まとめ
今回は、ベトナムの人気観光地ニャチャンとダラットの気候をご紹介しました。日本人にはまだあまり馴染みのないエリアかもしれないですが、きっと日本人が好きな気候だと思います。
主要都市を起点に、ニャチャンやダラットを旅するのもおもしろいですよ!
もっとリアルな気候について知りたい!視察したいけどいつ行けば良いのかわからない!という方はVACANCE VIETNAMまでご連絡ください!
ではまた次回!Hẹn gặp lại