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#74 ハニアで泳ぐ!!🇬🇷

6/28〜29 ハニア観光、クレタ島の海でも泳ぐ🏖️

イラクリオンからハニアまでのバスチケットは昨日のうちに買っておいた。12:30の出発にしたので、今朝はゆっくり寝ていられる。11時のチェックアウトで、お世話になったドイツ人夫婦たちにお礼を伝えてバックパックを背負い出発する。2.5€をバスの運転手に支払い、市内のバスターミナルに到着した。売店で水えお購入し、パブリックWi-Fiが飛んでいたので、二階の無料ラウンジで時間を潰していた。

バスターミナル
きれいなラウンジ。自分しかいなかった。

バスは定刻通りに発車して、クレタ島の北側を海岸線に沿って2時間ほどでハニアが見えてきた。バスは一度ハニアを通り過ぎてから、回り込むようにしてバスターミナルに到着した。日差しはかなりきつい。なるべく日影を歩き、体力の消耗をコントロールする。

今日のホステルは「Kumbaホステル」といい、なかなか評判の良いレビューだ。確かに清潔で、ドミトリーにしてはブラインドカーテンがありプライベートもしっかりしていた。そしてホステルのスタッフも笑顔で愛想が良かった。パスポートを渡すと、自分の苗字であるBABAは、ギリシャでは「パパ」の意味なのだとかで、すぐに名前を覚えてくれた。

さっそくオールドタウンの方を散歩してみた。オールドベネチアンポートという名前の港沿いにはおしゃれなレストランが並んでいる。値段はもちろん観光地価格だ。ご馳走に舌鼓を打つのは旅行者で、自分は旅人だ。ニュアンスが違う。今日はホステルに戻ってパスタを茹でて夕食とした。

オールドベネチアンハーバー

翌日、海岸沿いを歩きながら改めて港へと繰り出す。ギリシャの海で獲れるスポンジが名産としてよく売られていた。以前イッテQで出川とデヴィ夫人が獲っていたのを思い出した。

海で獲れるスポンジ

さて、観光もそこそこにして、今日は両替をする予定である。アフリカでは何かとドル💲が重宝するそうで、今のうちに確保しておきたいと思ったのだ。しかし、最近またFRBパウエル議長があと2回の利上げを示唆したことで、円安ドル高が進んでしまっている。今のレートでユーロを引き出してドルに替えるのは気分的に損した気分になるので、日本から持参してきた1$=100円時代のユーロからドルへ交換しようと思う。
最初に港の近くにある両替屋【iX change】に行ってみたのだが、レートがくそ悪かったので次に行ったハニアバスターミナルの近くにある【Capital exchange】で140€を150$に両替してもらった。手数料が$2.58だったのでなかなか良心的だったと思う。明るいお姉さんが担当だったが、100ドル札と50ドル札を出してきたので、20ドル札に変えてもらった。両替の見方がややこしく、いつも混乱してしまうので、確認には時間をかけた。

ドル・ユーロ高、円安
We buy We sell

今日のやるべきことは終わった。満足して海沿いを歩きながらホステルに戻っている途中、地元の女性が声をかけてきた。
「荷物をかける場所があるから、海に入れるわよ」

遠浅の海🏖️
自然乾燥中

確かにこの美しい海を前にして、入らないで帰るのも無粋というものだ。現在16時だが、まだまだ日差しは強い。寒がり屋の自分でも全然耐えられるだろう。タオルは持ってきてなかったが、幸いにも水着は今着ている。パンツも穿いていたが、そのまま海に飛び込んだ。かなり遠浅のビーチで、結構奥に行ってもまだ足がついた。ギリシャの海で泳ぐのはこれで二度目だ。その海の綺麗で美しいこと。興奮して背泳ぎなんかも十数年ぶりにしてみたりした。
陸に上がり、自然乾燥で身体と衣服を乾かす。

きれいな青

今日がギリシャ最後の日だ。夕食はソーセージにズッキーニとマッシュルームをカレーパウダーで炒めた豪華なものとなった。パスタとパンと水で凌いできた自分にとってはかなり満足した。

明日はいよいよ、イスラエルに向かう日である。

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