#133 第20ヶ国目、ボリビア入国!さらばペルー!!(🇵🇪→🇧🇴)
10/24🇵🇪プーノからバスで🇧🇴コパカバナまで
10/24-26、27 コパカバナ滞在
朝6時、プーノのバスターミナルへと向かう。今日は約3週間弱滞在したペルーを出国し、ボリビアに入る。昨日買った7時発のチケットを再度確認して宿を出た。
バスではドイツからやってきた27歳女の子と隣席になった。来年1月から仕事をするまでの期間を使って、ペルーとボリビアを旅行しているらしい。運転手からペルー&ボリビアの出入国書類とを受け取る。ボールペンを彼女に貸してあげた。
「なんでこんな早い時間に出発なんだろうね」と問うと、
「国境が閉まる時間に関係しているのよ。大型バスは午前中、個人の人は午後という具合に。」
なるほど、確かにそうかもしれない。ボリビアの時刻はペルーより1時間早まるらしいし。
2時間走ったところで小休憩となった。ここで両替とトイレ休憩を促されるも、自分はあと2.6ソルしか持っていない。30分ほど休憩した後、またバスは走り出した。ボリビアとの国境に到着したのは10時半過ぎだった。ペルー側の出国審査に並ぶ。バス内で書いた出国書類を提出し、審査官から出国スタンプをもらう。そしてボリビア側まで坂を登っていく。小雨が降ってきた。ボリビアの入国審査は簡易すぎて、逆に大丈夫か聞きたくなってしまった。
そこから10分走ると、コパカバナに到着する。まだボリビアの通貨を手に入れてないので、通行人に銀行の場所を聞き歩いて行った。
驚いたことに、このコパカバナにATMは一つしかないらしい。しかも自分が着いたときATMの入り口は閉まっていた。
「何時に開くの?」
と警備員に尋ねると、「30分後に開くよ!」と返ってきたので、向かいのベンチで待ち、開いて一番乗りで1000ボリ(21725円)をキャッシングした。
1ブロック先のホテルに向かう。女性のスタッフに「ご予約のお名前を教えてください」と聞かれて名前を言うと、困ったような顔で、「英語で大丈夫ですか」といい大丈夫と答えると、スマホ翻訳の画面には
「あなたの泊まる予定だった部屋はただいまメンテナンス中です。似たようなホテルを紹介します。宜しいですか?」
と書いてあった。このパターンはよく聞くが、自分自身はこの旅で初めてだった。「OK.」と言うとスタッフがタクシーを回してくれた。
セカンドホテルは自分が二番目に目をつけていたホステルで意外と近かった。タクシーにお金を渡そうとすると「大丈夫」と言われた。どうやらホテルの人が払ってくれたらしい。セカンドホテルのスタッフにスマホ翻訳で経緯を話すと、前のホステルに確認してくれ、個室を当てがってくれた。結果的に3分の1の値段で泊まることが出来てラッキーだった。
荷物を置いてから町に繰り出す。小さな町なので1時間も歩けば中心部は見終わる。太陽の島・イスラ・デル・ソルに向かうフェリーもここから出ているみたいだ。「チケットいくらですか?」「1wayなら30ボリ(651円)、往復なら50ボリだよ」「北の町・チャリャバンバまで行きたいんですけど、寄港地はどこも同じ値段なんですか?」「同じだよー!」
一応他の代理店にも聞いてみたが、どこも同じ値段だったので価格は決まっているようだ。明後日行くとしよう。
コパカバナの定食は10ボリ(217円)で食べられるので、ペルーに比べてとても経済的で嬉しい。裏を返せば経済発展が進んでいない国ということなのでそれはそれでボリビア人にとっては大変だとは思うのだが。ともかく、貧乏な旅人の自分にはありがたい。レストランで行きつけの店ができた。地元民がたくさん入っている店が一番安くて美味い店である。チュレタという定食を頼んでみた。スープが付いてこの値段は安すぎる。味も素晴らしい。
「日本の皆に紹介してね!」と、店主のおじさんが言っていたのでここに載せておこう。
そして、道端に売っているパンが安いのがありがたい。一個10円だ。バナナも1本10〜20円。バックパッカーに最高すぎる国。それがコパカバナである。この日はポテチも買ってホステルに戻った。
翌日、ホステルの朝食を食べに食堂に行く。まだ眠い。今日は太陽の島に行く予定だったのだが気分が乗らなかったのでコパカバナに残ることにした。本当に長閑な町で、湖が近くにある生活は心の安定にも寄与するのだということを悟った。遊び心あふれるユニークなホテルがあるのも推しポイントだ。人だけでなく、犬たちもゆっくりのんびりと暮らしている。
初めての国、ボリビア。これから良い思い出が出来そうだ。