【279日目】: 時代を超えた因果応報
ご隠居からのメール【 時代を超えた因果応報】
「時代を超えた因果応報」ーーこれは重いテーマだなあ。
>>日本国を人に例えると、原爆を落とされたのは因果応報だったのかもしれない。
ーー仏教の教えではそうもいえるが、落としたアメリカにも因果応報でバチがあたると考えるキリスト教信者や科学者は皆無のようだ。
もっと罪深いのは、先住民のインディアンの土地をとりあげておいて、「悪いインディアン」相手に大量殺人を繰り返し、白人中心の「合衆国」を建国したことだが、白人たちは有色人種に対してそんなことをしてバチがあたるとも思っていないように見える。
>>ファミリーヒストリーを調べながら日本史を学ぶという取組みはなかなかよい勉強方法だと思っている
ーー歴史を学ぶというのはそういうことだ。満州もアヘン戦争も白村江の戦も、現在の日本が直面する問題だと思う。自分自身は直接経験していなくても、ご先祖の誰かが経験しており、そのDNAはわれわれのDNAにつながっている。
返信:【Re_時代を超えた因果応報】
「時代を超えた因果応報」という視点でファミリーヒストリーを考えていくと、生きている人間は、逆説的に「幸せ」を探し求める仕組みなのかもしれない。もちろん、時代背景もあるかもしれないけど。
例えば、長谷部氏が秋末氏を高瀬の土地から追い出したのであれば、父さんは自ら高瀬の土地を手放した。高瀬の土地を手放したからこその幸せの在り方は、普通に生きること、そして心の豊かさを求めることにつながった。
もちろん、もっと、前からあの土地は、長谷部氏の領地だったかもしれない。山を越えた金持一族とも親戚関係だっただろう。ご先祖様は、因幡や備後、伯耆、備中、備前と一大勢力があった。DNAでいうと石見や出雲、近江までも関わっていた。
それでも、じぶんは、いま、実家の浦安を離れ川﨑に住んでいる。特にしがらみもなにもない。それでも、ご先祖様を想う感謝の心は持ち続けている。
これが、我が家のファミリーヒストリーなんだな。
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