
【185日目】家訓
ご隠居からのメール:【 家訓】
>>「尼子の落人」は家訓ではないが、家訓のようなものだと受けとめてい
>>る。ついでにいうと、家宝も残っていない。残っているのは「尼子の落
>>人」の言い伝えのみ。
では、今からでも遅くない。家訓をつくろう。
家訓(案)
一 いつまでもあると思うな親と金
二 万里の長城で小便すればゴビの砂漠に虹が立つ
三 われに七難八苦を与えたまえ
四 見返りは期待しない
五 負けて学ぶ
返信:【Re_家訓】
父さんとのメールを通じて多くのものを学んでいるから、この、メールのやり取り自体が家訓のようなものだと思ってるよ。
しかし、何世代もの親子が語り継がれてきた言葉というのは、まるで日本刀のように魂が込められているもののような気がする。
だから「尼子の落人」なんだろう。
「尼子の落人」という言葉からは、多くの事柄を連想させられるけど、個人的には、敗北と再起のイメージが強いかな。
自分の子供たちも、山中鹿之助のように、「我に七難八苦を与えたまえ」と唱え続けるのだろうか。
かなり、ドMな家訓だが、しかたがないね。(笑)
これも一族の宿命だ。