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【213日目】ご隠居の独り言
ご隠居からのメール:【ご隠居の独り言】
SNSで「長谷部さかな」というペンネームの投稿記事を見かけるようになったという通報を私が知人のY氏から受けたのは、およそ一か月前の9月13日である。確認してみると、たしかに私が書いた文章が掲載されている。しかし、それは息子宛に出したプライベートなメールの内容であって、SNSの一般記事のように、全世界に向けて発信したものではない。
メールソフトのOutlookで「送信済みアイテム」を調べてみると、息子宛に出した最初のメールの日付は2021年2月26日、note.comの「息子へ紡ぐ物語」への掲載開始日は8月12日。したがって、メール発信日とnoteへの掲載日とは約半年のずれがある。
そんなことはどうでもいいが、親子間の内輪話と全世界へ向けての発信とでは情報公開の相手先が違うから、混同されては困る。お互いの家族もふくめた個人情報、企業情報、インサイダー情報、プライバシーの侵害等等の情報保護にも気をつけなければならない。
その点を息子に注意すると「ゴメン、ゴメン。そのうち報告して、了解を取るつもりでいたが、意外とバレルのが早かったね」という。いい気なものだ。いくら言論表現の自由が認められているといっても、親戚や友人知人、会社関係者などの気分を害するような情報発信は避けるべきだ。
しかし、若い頃は漫画しか読まなかった息子が、歴史やファミリーヒストリーに興味を抱くようになったとは随分成長したものだ。せっかくやる気を出しているのだから、無断転載をとがめるようなことはせず、編集校正などの面で、できるだけサポートしてやりたいと思う。
返信:【Re_ご隠居の独り言】
無断転載の件、大変申し訳ありません。
お父さんが長年費やしてきた、ご先祖様の研究をじぶんの息子や子孫にも伝えるべきだと、よかれと思いはじめたことだけど、事前にちゃんと話しをしておけばよかったね。
今後の方針については了解しました。息子に紡ぐ必要のない情報は、掲載しなくていいね。あとは、人の気分を害さないこと。肝に命じるよ。