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2018欧州+ブラジルバレー観戦旅37~ブカレストへ

2月15日
トレントでの観戦が終了し、友人とお別れの日…
私はルーマニアへ飛び友人は東京へ戻ります。

2人揃って移動の日…
あー、なんでこんな日に
世界選手権決勝のチケット発売なのよー!!(怒)

友人も私も2人揃って発売時刻は空の上。
この日ばかりは大幅な遅延でも起こらないかと
トラブルを期待してしまいます。
ちょっとでも飛行機が遅れたら、
ロビーでパソコン広げて購入準備する!
駄目だったら…
ブカレスト到着直後に購入する!!

2人で世界選手権観戦を実現すべく
友人と固い約束をし
トレント駅でお別れしました。

朝日を見ながらミラノへと走る列車…

これから向かう初めてのルーマニアに
ドキドキもするのですが、
それ以上に世界選手権の
チケットのとこが気になって
それどころじゃありません…。

記憶に新しいルーマニアで殺害された
女子大生のあの事件が頭を過りますが
それ以上にチケットが心配過ぎて、
心配度が低くなっています。
ある意味、好都合かな!?

結局、遅延なく離陸したブカレスト便。
一分でも一秒でも早く
ブカレスト到着を祈るのでした。

ブカレストに到着したのは18時半過ぎ。
荷物を取ってロビーに出たら一目散へカフェへ。
もう発売時刻から3時間が経とうとしています。
あぁ、どうかチケット残っていますように…

焦る気持ちを落ち着かせながらパソコンを開き、
間違ったチケットを買わないように
こういう時こそ余計に気を張って、
なんとか決勝、準決勝のチケットを入手。

準決勝はなんとか指定席が取れたけど
決勝は最上段の自由席…
でも、4年前のポーランド大会の時は
決勝が取れなたっかことを思うと、
取れただけでも成功!と思うことにしました。
(そういえばあの時も旅先…
ドイツのゲストハウスで必死になってたっけ…)

大仕事を一つ終えたら、
さぁ、次の冒険が待っています。
空港から駅までのバスに乗車し、
宿泊先のホステルを目指します。

ブカレスト空港出口…こここそ、
女子大生が連れられて行った現場。
予想通り、ジプシーが多くて
日本人だと分かって絡んできます。
金をくれ…と。

そこに意識を持っていってないように
バスのチケット売り場の窓口しか
見えてない風を装って、チケットを購入し、
まもなく到着した駅行きのバスで
事件現場からそそくさと去るのでした。

現場を去っても次の難関はすぐにやってきます。

夜が更け始めたブカレスト駅前は
ルーマニアでも治安が悪いことで有名な場所。

そうとも知らず、バスを降り
特に急ぎ足でもなく普通の速さで歩いていたら
やっぱりきました。
金をくれ…と、今度は日本語で言ってくるジプシー達。

ここは中国人になりきって
日本語には反応せず目的地方面へ急げ!
彼らのゆったりとしたペースでは
絶対に追いつかない速さで
時間を気にして急ぐ演技をしながら
駅前をダッシュして駆け抜けました。

あぁ、ブカレストって、
やっぱり怖い場所なのかも…

今更だけど、ここへ来たことを
ちょっと後悔しながらホステルへ。

なんでこういう国で
安全優先のホテルにしなかったか…
予定を組んだ過去の自分を叱咤。

しかし!
訪れたホステルはアットホームで
誰もがフレンドリー!

レセプションの女の子は
ハイテンションで歓迎してくれ
男女混合ドミトリーでは
メキシコの男の子がギター片手に挨拶。
レセプションでは一晩中
宴会が行われておりました。

38へつづく…

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