2017欧州バレー観戦の旅44~アイルランド留学・ホストファミリー宅
ホストファミリー宅は家族でワイワイ…
を想像していたのですが
ホストマザーのマーガレット
一人暮らしのお宅でした。
70歳を超えるマーガレット。
だけど週に4回ジムに通い、
散歩や買い物、美容院に歯医者、
お友達とのおしゃべり
お嬢さんとのお出かけと、
毎日毎日忙しく過ごし、
時にはボクササイズまで
こなすというツワモノ。
よって、見た目も年齢よりはるかに若い!
70歳からスペイン語を学び始め、
この夏、一人でスペインに6週間
遊びに行くと張り切っている姿を見て、
いくつになっても楽しみを持つというのは
人を輝かせるのだなと実感したのでした。
旅行が趣味のマーガレットは
ヨーロッパにアメリカに
オーストラリアにと
いろんな国を旅してきて、
各国の美味しい料理に
魅了されてきたそう。
おかげで彼女の作る料理は
インターナショナルで
素晴らしく美味しいものばかりでした。
アイリッシュフードだけでなく
ラザニアにインドカレーに
中華風焼きそばまで。
アイルランド料理はイギリスと並んで
美味しくない…
芋ばっかり…
そんな先入観は
あっという間に打ち砕かれ、
毎日のディナーがおいし過ぎて
貧乏旅行で痩せ続けていた体は
どんどん太っていきました(笑)。
一緒に暮らすハウスメイトは
1週ずつ変わり計4人と共同生活を体験。
1週目は16歳の女の子ケティ。
彼女はアイルランド人で
英語の学習ではなく
病院実習の為の滞在。
英語はペラペラなので、
年齢差があってもマーガレットとは
問題なくコミュニケーションが取れていました。
2週目はオーストリアから来た
英語の先生2人。
学生20人を引き連れて
アイルランドに来たそうで、
先生というだけあって、
まぁ、流暢な英語をペラペラ。
私にもわかりやすい英語で
たくさん話しかけてくれ、
返事に戸惑うときも
時間がかかるときも、
ちゃんと最後まで耳を傾けてくれました。
3週目はスイスから来たキャロライン。
42歳の彼女は2人の子供と
旦那さんを置いて
休暇を利用し一人で留学。
レベルの高いクラスで
マーガレットとも
ネイティブのように話し、
引け目を感じていたら、
あなたは自分を恥じることないのよ!と
心強いアドバイスをしてくれました。
日本語はとても難しい。
英語とは全然違う。
だから、あなたのその自分の英語に
自信を持ちなさい!と。
私はスイスの中のフランス語圏と
ドイツ語圏で暮らしてきたから
英語と似た単語を沢山使っているの。
だから想像で分かることも多いのよ、
そう言っていつも
励ましてくれるのでした。
キャロラインとは毎朝通学を共にし、
いろいろ支えてもらいました。
しゃべれない、
何にもできない私とは裏腹に
好奇心旺盛の行動派でお話好き。
自立して経済力もあり、
子育てもしっかりしてきた
たくましいお母さんは
私とたった2歳違い…
英語面だけでなく
人生に置いても差を感じずには
いられませんでした…。
45へつづく…
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