2018世界選手権観戦の旅5~ポジターノへ
9月14日、第1ラウンド3日目。
セルビアの試合がないので
観戦はお休みしてちょっと遠出し、
一度訪れてみたかった
憧れの地へ向かいます。
日帰りで行くのは無謀かもしれないけれど、
やれなくはないはず!
本当は安全を優先して
ツアーに申し込もうと思ったのですが、
いやー、1人1万円ちょっとだと思ったら、
6人揃った場合の最安値がそれで、
人数が揃わなかったらさらにUPだって!?
無理無理、それは完全OUT。
ならば、自力で行く方法を…と
探って探って見つけたのが
バス、列車、フェリーを使う方法。
しかも早朝5時起きで
危険地帯ナポリを
通過しなければならないルート…
果たして無事にたどり着けるのか?
さぁ、冒険の始まりです(笑)。
早朝、真っ暗闇の中、
バーリ駅裏からバスで3時間、
ナポリ駅まで行きます。
渋滞に巻き込まれ、1時間のロス。
あぁ、これは痛い…
乗り継ぎが上手くいかない…
早速、トラブル発生。
先が思いやられますが、
このまま前進するしかありません。
一番早く着く列車を調べ、
ナポリ駅から列車で30分ちょっと、
サレルノ駅へ到着しました。
サレルノ駅から5分ほど歩くと
サレルノ港。
ここからはクルージングへ出発です。
目的地までは1時間。
船の中、客室でおとなしく座って
直射日光から逃れて楽しめばいいところ、
ここは何が何でも外の景色を
何の障害物もない状態で楽しめる
船上で待機する以外は考えられない!
まぶしい太陽に照らされ
どんどん日焼けしていく肌に
痛みをも感じながら
頑固としてその場所を離れませんでした。
そこまでして見たいもの、それは…
海岸沿いに見える美しい建物の景色。
日本の映画も撮影された
あの有名な…
そう、アマルフィーです!
海のすぐそばにこんなにしっかりと
創られている街があるなんて。
船上、遠くから見えてきたらもう
iPhone構えて写真撮りまくり。
でも近づけば近づく程、
もっと美しくはっきりと見えてきて
ますます写真を撮ってしまうという
エンドレス状態(笑)。
美しさもですが、
どうやって建てたんだろう?
という疑問がまた、
その美しさの価値を高めています。
今までこうして残っていことが
奇跡にも思え、
世界遺産の凄さを
目の当たりにするのでした。
しかし、実は映画の舞台
このアマルフィーよりも
その先のポジターノがもっと美しいという話。
だったら、そこへ行くしかないでしょ!
欲張りな私はそのままアマルフィーを通過し
やってきました!
おおおおおおーーーーー!!
これがポジターノかぁ!!!
ごつごつした岩山のふもとに
色鮮やかな可愛いくて美しい建物たち。
このコントラストこそ、私が一度見たかった景色。
しかも近づいてみたら、海岸は海浴場になってて
リゾート感満載!!
美味しそうなレストランに
ジェラートやフルーツジュースのお店、
まさに夢の島のような場所でした。
が、悲しいことに上陸して30分後には
再び船で戻らなければなりません(涙)。
朝5時半に出て11時に着くはずが
2時間遅れの13時着。
2時間半の自由時間は、
バスの渋滞、乗り継ぎの悪さで
どんどん削られ30分弱に…。
でも、外から船で
景色を見ることができただけで、
もう目的は達成。
島の中で遊ぶのはいつか…
バレー熱が冷めて
旅熱だけになったときの楽しみに
とっておくことにします。
13時半の船に乗ってサレルノ港へ戻ったら、
やっとランチタイム。
ホントはリゾート感あふれる
ポジターノでちょいと奮発した
ランチを取りたかったのですが
港のファーストフード的なバールの
簡単パスタになりました。
でも、魚介の出汁が効いてて
安い割に美味しかった!!
お腹いっぱいになって
列車で転寝しそうなのを
必死で我慢してバスで転寝。
夜20時過ぎには無事バーリへ戻ってきました。
ふぅ…めでたしめでたし…
6へつづく…
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