2018世界選手権観戦の旅4～PoolC(1~2日目)

19:30の試合開始1時間前に到着―！

会場から流れてくる人の波、
陽気に歩くロシアグッズをまとった
おじ様集団を見ながら
ロシアが圧勝したことを想像します。
まぁ、ロシアは余裕でしょ。
セルビアはこのプールでは
ロシア、USAに次いでランキング上で3位。
今日のUSA戦、どこまでやれるかが
今後の行き先を決めるうえで
重要だと感じていました。

ところが。USAの調子がイマイチ。
こんなこともあるのか…！？
第一セットは25-15と大幅リードという
予想外の展開。
これはもしかすると
セルビアのストレート勝ち！？

なんて甘い想像は簡単に裏切られ
第2セットは14-25とやられまくりました。

試合の流れをひとつひとつ追いたいのに
恥ずかしながら興奮最高潮で、
脳震盪起こしそうなほど頭がクラクラ…
どうかなりそうな程の熱が体中に漲り
観戦の楽しさを通り越して
苦しくなってしまう程。
なにしろファイナルまで
セルビアを連れて行かねば！！という使命で
冷静ではいられなくなっています。
全身全霊、必死になって
声援を送るのでした。

でも、こんなテンション、私だけじゃないんです。
このプールC、イタリア選手はいないのに
なかなかの盛上り。
セリエでおなじみの選手もいっぱいいるし、
面白いバレーに観客も興奮。
どちらの応援なのかは様々ですが、
それぞれのチームに点が入る度、
良いパフォーマンスが披露される旅、
会場から興奮の声が上がっていました。

そんな試合はついにフルセットへ。
4セット目取れそうで取れなかったのが
5セット目も響いたのか、
結果は残念ながら2-3と敗北。
でも、スロースターターの
セルビアにしてはなんとも上出来な
結果ではないでしょうか(笑)。

勝てたらよかったけれど、
勝負はそんなに甘くない…
この結果はある程度
想定内ということもあり、
ショックはさほど感じることなく、
翌日の試合に挑めました。

翌日はカメルーン戦。
ここは確実な3-0ストレート勝ち。
カメルーン戦ではサポーターの
練り歩き応援スタイルが斬新で面白く
一部、試合そっちのけで
見入ってしまいました。

結果ももちろん大切だけど、
応援を楽しむことが大事だな…と実感。
国民性もあるのでしょうけど、
陽気なパフォーマンスの選手や
サポーターの楽しそうな姿が
純粋にかっこよく映ったカメルーン。

こんなチームが見られるのもまた
国際大会の面白さ。
カメルーンとの出会いに
よい刺激をもらいました。

5へつづく…