2018欧州+ブラジルバレー観戦旅35~トレントへ
ペルージャ観光を終えたら
次は観戦のためにトレントへ移動。
移動中の車内、友人と暇つぶしで
恒例の折り紙を折っていたら
おばさまが興味津々でこちらを見ています。
友人は折り紙でフクザツな立体を作り
おばさまの視線をさらに釘付け!
これは一体、どうなっているの!?
と驚かせておりました。
物体を見せながら説明する友人
それを一生懸命のぞき込むおばさま。
私たちはイタリア語を話せないし、
おばさまも日本はもちろん英語も話せない…
それでもこの折り紙を通しての
コミュニケ―ションはきちんと成り立っていました。
トルコの女の子ともそうだったけど、
コミュニケーションは
言語を通してだけじゃないと再認識。
ハグや表情、笑顔、ジェスチャー、
こういう異文化を通しての交流、
そして勿論バレーボールも
立派なコミュニケーションツール。
幼少期からおとなしい性格で人見知りも激しく、
自分から友達を作ることがとても苦手だった私が、
外国人とこういう交流をできるようになったこと、
時々、改めて思い返して嬉しくなる時があります。
社会に出てからもずっと自己主張ができず
最初に働いた職場では地味な性格と言われ、
今でも環境が変わると無口になって
感情を表に出せなくなる悪い癖は続いていますが、
でも、そんな私が海外では誰の目も気にせず、
自由に自己表現ができる。
知らない人とも交流できる。
なりたい自分になれる。
自分が好きな自分になれる…
日本ではなかなか味わえないこの感覚が
たまらなく好きなんです。
日本にいるときのストレスにさらされ
やさぐれた自分が好きじゃないから
余計にそう感じるのかも…!?(笑)
アラフォーになって初めて見つけた自分の性格。
歳を取れば取るほど、
人はなかなか変われない気もしますが、
でも持っている性格を引き出すのは
きっと誰にでもできる。
そのきっかけに巡り合うことができれば…
私にとって2009年の
パドヴァの旅がそうだったように
きっとひとつの旅で人生は変わるのだと思うと、
この何気ない移動も待ち時間も
大切な時間に思えて楽しい時間になります。
おばさまとの交流のおかげで
長い移動時間も持て余すことなく
有意義に過ごすことができました。
夜21時、すっかり暗くなったところで
トレント駅に到着。
即効、より道もせずホテルへ。
翌朝は友人と共に
トレント観光へ繰り出し…
Google先生お勧めのレストランで…
リゾットとパスタをいただきました。
閉店間近でピザは焼けないと断られ、
ちょっと残念でしたが…
やっと、ちゃんとした
イタリア料理にありつけました。
36へつづく…
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