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2016欧州+ブラジルバレー観戦の旅108~LUBE試合後ローマ空港へ

試合が終わった後は、
友人においしいピザ屋さんへ
連れて行ってもらい最後の晩餐。

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店内ではサッカーの
インテル対ユヴェントスの試合が
放送されており、
長友選手の活躍を拝見します。

イタリア人の友人も
「長友はいいよね!」
と言っており鼻高々(笑)。
バレーにサッカーにと、
イタリア人の生活には
常にスポーツがあり、
ここでもインテル応援に燃えていました。

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そんなイタリア人のナイトライフを
楽しんでの深夜0時を過ぎ、
いよいよお別れのとき…

次の世界選手権、
イタリアであるからね、と言われ、
また苦笑い。
いつもなら、
「うん、行くよ!その時にね!!」
と自信満々で答えられるのに、
今回はそうはいきません。

肯定もできず否定もできず、
何も言えず…
ただ笑ってお別れ。

次の旅の予定のない旅の終わり、
しかし、まだまだ
旅が続きそうな気がして、
どこか「終わり」という実感が
持てないのが正直なところでした。

それも無理はありません、
何しろ、ここからも
ちょっとした気がかりな冒険が
待っているのです。

ホテルに戻って身支度をしたら、
午前2時に空港バス乗り場へ。

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最後の冒険はこのイタリアでの深夜バス。
ポーランドとは違って、
ちょっと治安が心配で…

が、バス乗り場には
家族連れや青年2人組、
怪しそうな人影は見えず
空港へと向かうような大荷物持参で、
ルートにも間違いがないことが伺えます。

最後は意外と簡単な冒険だったようで
安心してバスを待つことができました。

バスも遅延なくスムーズに到着し、
乗り込みも、ホテルのお姉さんが
チケットをちゃんと
プリントアウトしてくれたことで、
問題ナシ。

座席番号も先に乗っていたおじさんが
教えてくれて迷わずに着席。
車内は充電器もWi-Fiもないけれど、
平和で安心感がある。

4時間の乗車の末、早朝6時には
ローマ、フィウミチーノ空港へと
たどり着くことができました。

4列シートのバスで
睡眠はしっかりとは取れなかったけど、
ここからはフライトの連続で、
好きなだけ眠れます。

むしろ、そろそろ
日本時間に合わせた方がいいから、
バスで寝なくて正解!?

そんなことを考えながら
空港で最後のチェックインを終え、
18本目のフライト待ち。

あぁ、帰るんだな…

としみじみ旅の終わりを噛みしめ…
…たいところですが、
実はここで、最後の大仕事にてんてこ舞い。

というのも、免税の手続きをして
出国しなければならないのです。
でないと、せっかくのお得を
逃してしまうー!
というわけで最後の最後まで
課題が待ち受けていたのでした。

しかし、これが意外と難題で、
セキュリティチェックをしたら
免税の案内板に従って移動するも
窓口が見つからず、
ターミナルG,H間を無駄に往復。

ようやくターミナルHで
免税のグローバルブルーの窓口を見つけるも
早朝で空いていないという悲しい事態。

よく見るとターミナルG1へ行くように
案内が記載されていて、
またもターミナルGへ逆戻り…。

なんだよー。
この移動は何だったんだよー。

時間との戦いの中、
だんだん疲れてきて、もういいか…
と諦めそうになります。

諦め=挫折…

うー、それは嫌だ…
この旅の終わりを挫折で終わらせたくはない!!

そんなどうでもよい
薄っぺらいプライドに押され、
ターミナル内をダッシュするのでした…。

109へつづく…


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