2018欧州+ブラジルバレー観戦旅28~LUBE対モンツァ
2月7日(水)
今年もここへやってきました。
LUBEの体育館、Eurosuole Forum。
マチェラータ時代をもうすっかり忘れてしまう程、
この場所に定着したLUBE。
でも、私のイタリア人の友人は毎試合
マチェラータから車で30分かけて
観戦へやってきています。
彼らは毎季年パスを購入している筋金入りのLUBEファン。
2013年ヨーロッパ選手権の決勝、
コペンハーゲンの会場で出会い、席が隣だった縁で、
しかもその当時LUBEに私の好きな
セルビア選手が多かったことで仲良しになりました。
そんなことで、友人に会うためにも
毎シーズン訪れているLUBEの会場。
今回はモンツァとの対戦を見に来ました。
ペルージャの記憶が残るブティも観たかったし、
USAのセッター対決も観たくて
楽しみに来たのですが…
今回はブティはベンチ。
泥臭くても、どんな体制でも
何が何でも決めようとする心意気が大好きで、
ペルージャを離れたのがすごく残念だったブティ…
残念ながら久々のパフォーマンスは
見ることができませんでした。
その代わり、面白いものが見られました。
LUBEはソコロフがベンチアウトで、
替わりにサンダーがオポジットに入り、
ユアントレーナ、コバル対角で、
サイド3人がコート上同時にいる新鮮な光景。
いつもと違う形のLUBE…だけど、
それでもモンツァは太刀打ちできず…
LUBE圧勝の3-0で、試合は終了しました。
相変わらず華麗なLUBE軍団。
コッパイタリアは逃したけれど、
やっぱりレベルは高い。
クリステンソンの全身を使って倒れこみながらも
正確に上げるトス…
グルベニコフも守備だけじゃなく
相手を翻弄させるセットアップも
いい攻撃を引き出してる…
ユアントレーナの速さにも圧倒…
ペルージャファンとして敵であるLUBE。
それ故に、その力に恐れてしまうのでした。
と、偵察しつつ、試合間に友人が
ベンチ裏の空いている席を
用意してくれたので移動。
いつものお友達が来れなかったようで
そこへお邪魔させていただきました。
さすが、年パスで事前に選んだ良席。
選手の表情もよく見える~!
なんて言いつつ、一年ぶりの友人との再会で
話し込んでしまい、ちょっとコートから意識が
離れ気味になんてしまいました…
でも、これもバレー会場の楽しみの一つ。
各会場のお友達と再会できる
貴重な場所であることも確かなのです。
高校生の女の子を持つお母さんでもある彼女、
忙しい中の再会にひとしきり話して
近況を報告し合い、
さらにこの後の試合観戦予定をお互いに教えあって
また、お別れするのです。
彼女のハグはいつも温かい…
言葉では伝えきれない優しさが
ぬくもりとなって体中に染みわたります。
日本人の習慣にはないハグ。
でも感情表現が苦手な日本人こそ、
ハグの力を使うことができれば、
もっとよいコミュニケーションが取れ
関係を豊かなものにできるのではないか…と
思う今日この頃…
もちろん、言語が違う国に人たちも然り。
ハグは絆を強くしてくれる気がします。
29へつづく…
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