2017欧州バレー観戦の旅57~さよならポーランド
ポーランドリーグをファイナルまで見届け、
ここを去る日が来ました。
相変わらずシーズンが終わったという寂しさで
押しつぶされそうな苦しさ。
あぁ、なんとも切ない…
昨晩、スクラのバスを見送る時に
サポーターの女の子に声をかけてもらい、
初めてスクラファンのお友達ができました。
やっと一緒に応援できる語り合える
仲間ができたのです。
なのにシーズン終了…
あぁ、一緒に観戦したかった…
これもまた寂しさを強める原因でした。
でも、切なくて苦しい思いは、
きっと幸せの裏返し。
たくさんの思い出を作れたから、
これを大切に温める時間も
必要なのかもしれません。
ホテルをチェックアウトした際、
車が待ち構えたように近づいて来て、
「駅まで送るよ!」と
言って乗せていってくれた
優しいおじさまがいたり、
列車から降りるとき荷物持ってあげるから!と
ひょいと下ろしてくれたおじさまも。
ショッピングセンターで大荷物持って歩いてたら
ドアを開けて待っててくれた親切なお姉さん。
最後の最後まで親切にしてもらい
離れたくなくなるポーランド…。
次の訪問が楽しみになるような
素敵な思い出が沢山出来た!
そう言い聞かせ、次の目的地へと飛び立ちました。
マドリードを経由して
ローマ空港からイタリア入り。
これで最後の入国です。
さー、最後のイタリア、
ラストスパート!!
が…意気込みむなしく
遅れに遅れまくる
空港からチビタノーバへのバス。
セリエA1ファイナル1戦目となる
ルーベ対トレントを観たいのに…。
ペルージャが敗退したことで
ファイナルの観戦意欲が薄れたのか
残念ながら会場に到着したのは
試合が終了した直後。
試合は全く見られず
チビタノーバで待ってくれていた
現地の友人とピザを食べて帰るのみでした。
あ、でも、一つだけいいことが!
会場で豊田合成のイゴール・オムルチェンに
遭遇したのです。
「こんにちは~」と日本語で話しかけると
驚いたような表情のイゴール。
この時期にここにいるってことは
黒鷲に出ないのかな?
気になって聞いてみると、
「出ないよ、また次のシーズンね…」と。
フレンドリーなイゴールは
「どこの出身?」とクエスチョン。
「長崎? じゃあ、古賀幸一郎・太一郎と一緒だね」
と会話もしてくれました。
この様子にイタリア人の友人は大笑い。
イゴールが日本語を話してる~と。
日本ではイゴールと話しどころか、
会ったこともありません。
試合を見た記憶も何年前だったか
思い出せないくらいなのに…
まさかのイタリアで遭遇、
試合は見られませんでしたが
思い出に残る時間でした。
58へつづく…
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