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2017欧州バレー観戦の旅42~アイルランド留学・言葉の壁

アイルランドでの英語生活は
私にとって予想以上に過酷なものでした。

事前のWebテストの結果で
振り分けられたクラスは
レベルが高過ぎて何も聞き取れない、
聞き取ってもらえない
完全に場違いな状況。

見るに見かねて先生が
レベルを下げる提案を持ちかけて下さり、
4日後から一つ下のクラスで
授業を受けることになり
救われた…と思いました。

が、クラスは変わっても
相変わらず聞き取れない
聞き取ってもらえない状況は同じ。

ヨーロッパやブラジル
サウジアラビアからの生徒たちに
私の日本人英語は
悲しいほどに全く通じない…

クラスでは発言する度に
え?なんて言ったの?と聞き返されます。
私以外そんなやり取りは皆無なのに…
完全に孤立していました。

失くしたiPhone捜索でも
協力してくれるというクラスメイトにも
状況を上手く伝えられず、
投げ出される始末。
落としものがなかったかどうか
タクシー運転手に尋ねた時も
タクシー会社に連絡した時も
上手く伝えられずたらいまわしにされ、
警察に至っては一生懸命説明しているのに
下手な英語を聞こうとしてくれず
英語の分かる人を連れてきなさいと
取り合ってもらえませんでした。

できないのは当たり前、
だから学びに来たんだ。

なのに、どうしても
逃げ腰になってしまう私。
なんで来ちゃったんだろう。
なんでバレー旅を続けなかったんだろう。

最初の1週間は、そんなことばかり考え、
外部との連絡も取ることができず、
史上最高に孤独な日々を送っていました。

43へつづく…

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