2018欧州+ブラジルバレー観戦の旅44~ペルージャ対ラティーナ
2月21日(水)
久しぶりのペルージャホーム観戦。
昨年はペルージャの体育館に
チケットを受け取りに来ただけで
試合は見なかったから、2年ぶり…
始まる前の選手の気を許した緩い表情に
ホーム戦の安心感が見受けられます。
まさにホーム…お家での表情、という感じで、
選手の表情からも「帰ってきた」
という気持ちにさせてくれます。
もちろんお世話になっている
サポーターメンバーとも沢山の方と対面できて、
懐かしさを噛みしめられたのもその理由のひとつ。
やっぱり私にとってペルージャは
特別なチームです。
ラティーナには今季も石川選手が在籍。
会場にはちらほらと日本人の姿も観られ、
このブログで知り合った日本から
観戦に来た方とも出会うことができました。
他にも連絡をいただいたのに
出会うことのできなかった
ファンの方もいらっしゃったようで、
さらに大学の関係者っぽい方も観戦に来ていた模様。
アウェー戦を見に来ている日本人の多さには驚きでした。
越川選手の時は、アウェーまで見に来るファンって
こんなにいなかったよな…。
さすが石川選手。
注目度の高さを目の当たりにし、
対戦相手の選手やサポーターメンバーも
石川選手のこととを「いい選手」と
話しているのを聞いて、
日本人としてちょっと誇らしげな気持ちに
させてもらいました。
ラティーナにはセルビアのスタロビッチも。
セルビアオポジット対決も
私の見どころのひとつ。
サバーニもいるし、
なかなか面白いものが見られそうだ~と
期待して迎えたスタメン発表。
石川選手は怪我の影響もあって
控えからのスタートでした。
しかし、途中出場した石川選手。
ペルージャを苦しめるサーブを連発し、
これが効いて連続得点へ繋がります。
いやいや…これがコッパを制したペルージャ!?
どうした???
石川選手の好プレーは嬉しいけれど、
ペルージャの連続失点は問題…
ここまで連続してやられるペルージャを
見たことがなかった故、
目を疑う光景でした。
しかし、ペルージャは
ここで流れてしまうはずはなく
しっかり立て直して撃破します。
そう、これが今季のペルージャ!
なんてったって、ホームのエネルギーが
会場中から溢れているんですもん。
やられっぱなしなわけがない!
エンドのサポーターエリアを中心に
会場中でチャントの大合唱。
コッパのときもアウェーの地でも
もちろん叫んでいたけど、ホームのとは全然違う…
ホームの叫びは直に選手に伝わって
それに対応する彼らの表情もよく伝わってくる。
これがリアルな観戦の醍醐味。
それはもう、選手の応援の為というより
自分の自己満足のために唱ってる感じ。
身振り手振り唱いながら叫びながら
体中で楽しんでいるこのひととき…
世界にはこんなに楽しい空間があったことを
忘れていました。
どうして私はこんなに楽しい時間を
自ら手放そうとしていたのか…
これで終わりにできるのか!?
ここへ来てようやく気が付いたのでした。
私はこの楽しみを可能な限り味わっていたい。
選手の喜ぶ笑顔を見て
誓わずにはいられませんでした。
もう、ここへ戻ってくることは
ないかもしれない…
そう思っていた観戦前とは
180度真逆の決断に至った観戦。
またきっと戻ってくるからね…
試合後、アタナシエビッチの姿を見納め、
サポーターの方々に今季最後の挨拶をし、
体育館を後にしました。
来シーズンまで・・・バイバイ、ペルージャ!!
45へつづく…
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