BGSヲタが行く!TDS散歩 #2
ごきげんよう!
お絵描きVTuberのかとりーなです!
前回の記事をまだご覧になっていない方は、まずそちらを是非ご覧ください!
写真撮影/かとりーな
では早速行きましょう!
まずは100年前の人々が想像した、未来のマリーナへ!
レトロフューチャー好きにはたまらない、未来の港
のどかな漁村「ケープコッド」を抜けたあとに目にはいるのは、なんだか少し風変わりな港。
ここは「ポートディスカバリー」。
100年前の人々が想像した、100年後の未来のマリーナです。
ディズニーランドには「トゥモローランド」という未来エリアがあるのですが、そこと同じく「未来」がテーマになっているにも関わらず、どこかちょっと不思議。
それはいわゆる「レトロフューチャー」だからでしょう。
私たち人類が繰り広げることのなかった、別世界の未来です。
あえて過去の話をしていくスタイル
さて、現在このポートディスカバリーは、地球上最後のフロンティアと呼ばれる「海」を研究し、「海」を愛するために存在する港です。
その中心にあるのは、「海洋生物研究所」。
海を研究し、海の生物を研究し、人類の生き方を考えさせてくれる場所です。
実はここ、かつては全く違う場所でした。
ここにあったのは「気象コントロールセンター」。
大型の嵐(ストーム)を研究し、コントロール、そして消滅させることのできる研究を行っている場所です。
ゲストは「ストームライダー」という飛行機型の乗り物の観察デッキに乗り込み、ストームを消滅させるミッションを見学できました。
自然の脅威に立ち向かっていく恐ろしさ、操縦士の「お前本当に大丈夫なんだろうな…?」感、全てが大好きなアトラクションでした。
ポートディスカバリー全体が、この気象コントロールセンターを元に存在していた場所だったのですが、現在は海洋生物研究所と共に海を愛する港として存在しています。
どっちも好きだけど…やっぱりストームライダーが恋しいですね…。
きっとこの強大なミッションを終え、またどこか別の場所でストームの研究をしていることでしょう。
ところで大型の嵐であるストームの研究をしていたこの場所ですが、その自然災害が発生した結果現れた場所があります。
今度はそこへ足を運ぶこととしましょう。
そろそろ小腹も空いてきたころです。
さっき食べたポテト?あんなもんおやつだよ、静かにしな。
謎の遺跡が眠る、中央アメリカのジャングルへ向かう
ここに来る道中、小型の水上飛行機が河の浅瀬に駐機していました。
あの飛行機の持ち主は、かの有名な探検家「インディ・ジョーンズ」博士です。
ここは1880年代、大型のハリケーンによって姿を現した河「エル・リオ・ペルディード」。
そしてその河と共に見つかったのが、巨大なピラミッド型の遺跡です。
「ロストリバー(失われた河)デルタ」と呼ばれるこのエリア。
先ほど書いた「エル・リオ・ペルディード」というのも「失われた河」と呼ばれるのですが、ロストリバーデルタはこの河を中心に分かれています。
まずは遺跡があるこのエリアを散策しましょう。
待ち受ける遺跡たち
この場所には遺跡が2つあります。
まずひとつが、「クリスタルスカルの魔宮」と呼ばれる先ほどの遺跡。
ここは現在インディ・ジョーンズ博士が遺跡の発掘作業を行っており、我々一般ゲストは彼の部下である「パコ」という陽気なおっちゃん男性が開催した「パコの魔宮ツアー」に参加することができます。
この遺跡の最大の魅力は、なんと言っても「若さの泉」と呼ばれる泉がどこかにあるということ。
ジョーンズ博士が遺跡の言葉を読み解いた結果、この遺跡のどこかにあるらしいのですが…。
我々はオフロードカーに乗り、遺跡の中を駆け巡ります。
すんごい遠心力がかかります。すんごいです。
どのくらいすんごいかと言うと、たまにアトラクションが一時運営中止になることがあるのですが、それの原因のひとつが「ゲストがポケットに入れっぱなしにしていたものが吹っ飛んだ」とからしいので…。
ちゃんとポケットの中のものはバッグにしまってから探検しましょうね。
遺跡の一部になりますよ。
ちなみにこのアトラクション、「シングルライダー」というシステムを導入しています。
待機列に入る前、事前に「シングルライダーです」と申告すると、非常にスムーズに乗り場まで案内されます。
通常だと60分ほど並ぶ時間帯に先日行きましたが、5分で乗り場に到着しました。
この5分というのも、一瞬たりとも立ち止まらず5分です。ただの移動時間。
オフロードカーの定員の都合上、1席だけ空いている時に優先的に乗せてもらえます。パコのツアーはおひとり様に優しい。
ただし逆にこのシングルライダー列が混んでいた場合、空席ができない限り案内されない人々が溜まっていくだけなので、20分くらいかかることもありました。
まあそれでも普通に並ぶのと比べるとかなり早いですが。
そしてもうひとつの遺跡が「レイジングスピリッツ」と呼ばれる遺跡。
ここは発掘中に出てきた火の神「イクチュアコアトル」と、水の神「アクトゥリクトゥリ」が大喧嘩している遺跡です。
というのも、それぞれの石像が発掘されたあと、発掘チームが「この2体は向かい合っていたんだろうな!」と勝手に考えたのが原因です。
向かい合わせて復元作業が終わる直前に、解析チームが慌てて「なんか向かい合わせちゃダメらしいっすよ!!」と言いに来たものの、もう間に合わず…。
ブチ切れた火の神と水の神は、チームが使っていたトロッコのレールを360度に捻じ曲げてしまいます。
ここはそのトロッコに乗るアトラクションです。
東京ディズニーリゾートで唯一の、360度回転コースターとなります。
人間は愚か。
この「クリスタルスカルの魔宮」と「レイジングスピリッツ」の間にあるのが、めちゃくちゃ美味しいチキンレッグを売ってくれているお店です。
ここ本当に美味しいからおすすめ。絶対に食べてほしい。
スパイスの効いたジューシーなチキンレッグを食べることができます。
小腹も満たされたので、反対岸に行ってみるとしましょうか。
地元の市場エリアへ
ロストリバーデルタには3本橋がかかっており、それぞれ名前もあるのですが、そもそもここはジャングルの奥地です。
入植者たちの村や市場があるエリアには、レストランやお土産屋さんもあります。
橋は遺跡の発掘作業などでも使われるため、どうやら結構その場にある材料で作られた様子です。
途中から素材が変わっていたりするので、「あ、ここ足りなくなったんだな…」の気持ちで眺めつつ歩きます。
とは言え、ひとりでお散歩している時はあまりこのあたりに立ち寄ることは多くないので、このまま歩き続けてみましょう。
次に目指すは人魚の王国です。
人間たちを迎える人魚の国
さて、ここから続けてややディズニー色強めになるので、その辺はうっすら書いていきます。
着いたのは人魚たちが暮らす海底王国「マーメイドラグーン」。
大きな城のようなものが見えますが、ここは海の王であるトリトン王の城です。
今まさに地上へ姿を現したばかりなので、あちらこちらから水が勢いよく流れています。
マーメイドラグーンは、海上である「アバヴ・ザ・シー」と、海底である「アンダー・ザ・シー」エリアで分かれているのですが、夏の暑い時期と冬の寒い時期、あとは悪天候のタイミングに人気なのが「アンダー・ザ・シー」のエリア。
ディズニーリゾートで唯一「完全に屋内」のエリアです。
いや「海底」だから「屋内」っていうのもおかしいけど。
お城の中に入って下っていくと、そこは海の生き物たちが暮らす海底。
どこもかしこも楽しげな雰囲気でいっぱいです。
ちなみに私の推しはこの世界出身なので、ここに来てやることは一択…。
ぬい撮りです。
あとは座ってお茶を飲んでます。(またお茶)
さて、今回はあえてディズニーネタを少なめにしている散歩なので、そろそろ次の場所へ移動しましょう。
陸へ帰ることとします。
ランプの魔人が作り上げた街
地上へ出て橋を渡ると、「アラビアンコースト」に到着しました。
ここは有名なランプの魔人「ジーニー」が魔法で作り上げた場所です。
ここの!カリーが!美味い!!
まずは名曲を聴きに行く
橋を渡って左へ歩いていきます。
そうすると見えてくるのが「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」というアトラクション。
船に揺られながら、若き日の船乗りシンドバッドと航海へ旅立ちます。
ありとあらゆる人や生き物を助けて冒険していくシンドバッド。
ここで流れている曲「コンパス・オブ・ユア・ハート」は名曲です。
ディズニー作品で数多くの音楽を手掛けるアラン・メンケンが、ここのためだけに書き下ろした1曲。
心のコンパスに従って冒険へと繰り出します。
…まあ正直、私は昔のシンドバッドのアトラクションの方が好きなんですが…!
2007年に新しくできたのが現在の内容ですが、それ以前はまるで違った雰囲気でした。
シンドバッドの冒険には変わらないのですが、出てくるキャラが基本敵。
こいつらを退治しながら進む冒険でした。
今は、嵐に見舞われたシンドバッドを助けてあげている人魚たちも、以前は美しい声と怪しげな音色で船乗りを誘惑し、奥に見える巨大な岩へその船をぶつけさせる化け物でした。
今は、長い船旅を終えたシンドバッドを国まで乗せていってくれる大きな鯨も、以前は島に見せかけて実は化け物鯨でした!みたいな演出でした。
こ、怖かったんかなぁ…。
宮殿側へ移動
市場を抜けるとそこに広がるのは宮殿の中庭エリア。
先ほど一瞬触れたカリー屋さんもあるし、実際にマジックショーを楽しむことができるシアター型アトラクション「マジックランプ・シアター」もあります。
内容や展開が分かっていても楽しめるシアターです。手品は不思議…。
さて、ここもディズニーネタ満載な場所なので、今回は少しうっすら巡るくらいにしておきましょう。
次の場所へ移動です。
天才科学者による秘密基地へ
歩いていくと到着するのは、完全に岩壁に囲われた謎のエリア。
ここは「ミステリアスアイランド」。
天才科学者であるネモ船長の秘密基地です。
ディズニーシーの中央にあるプロメテウス火山…の中にある火山島です。
ここにはアトラクションが2種類ありますが、ひとまずぐるっとお散歩します。
地熱エネルギーを感じる
ネモ船長とは、小説家ジュール・ヴェルヌが書いた作品に登場する人物です。
潜水艦「ノーチラス号」に乗って、世界中の海を巡っています。
このノーチラス号、実際に停泊しております!
そしてそのあちこちには、突然吹き出す水飛沫。
火山活動の息吹を感じますね。
完全に他国から独立しているこの秘密基地は、すべてが自給自足です。
そのため食事で使用するエネルギーなども、この火山の地熱エネルギーを使用しています。
それを実際に見ることができるのが、レストランである「ヴォルケイニア・レストラン」。
美味しい中華料理を食べることができる場所なのですが、このお店の奥には怪しげな装置があります。
これこそがまさに、地熱エネルギーを変換している機械です。
ディズニーシー中央にあるプロメテウス火山は、時折噴火します。
決まった時間にとかではありません。自然現象ですもんね!
では地熱エネルギーを使用しているこの場所が、火山噴火の際にどうなるのか…。
なんと、照明が不安定に点滅します。
おそらくエネルギーの供給バランスが崩れるからでしょうね。
なかなか噴火のタイミングでこのエリアに絶対いる!というのが難しいので、タイミングが合ったらラッキーだと思っています。
火山内を駆け巡る、地底走行車
ディズニーシーの人気アトラクションのひとつであるのが、ここにある「センター・オブ・ジ・アース」です。
アトラクション自体は、実際に地底走行車に乗り込んで地底にある摩訶不思議な世界を見学したものの、途中火山活動が発生してしまい…!?というもの。
火山活動が発生するかもしれないところに潜るんじゃない。
途中高速で降下するのですが、その速度は時速75km!
ディズニーリゾートのアトラクションの中で、最速を誇ります。
と言ってもこの瞬間だけというのもあり、昔これが苦手だった私はどうしても神秘的な地底世界は見たかったので、この瞬間だけしぬほど我慢して乗りました。
不思議な鉱石、妖しげな動植物たち、地底にも関わらず広がる湖のような場所…そして巨大な怪物。
「冒険」とは、まさにこのことを言うのでしょう。
私を魅了するのは、この地底世界だけではありません。
待機列の途中にある、ネモ船長の研究室的な場所です!
ああたまらない…!なんというロマンでしょうか…!!
ただここ、待機列なので…列が動いたら移動しなくてはならないし…乗る時は基本的にサクッと乗れるパスみたいなものを取得してから行ってしまうので…通り過ぎがちなんですよね…。
うーん…長時間ひとりで並ぶしかない、か…。
海底の神秘に触れる小型潜水艇へ
お次は「海底二万マイル」というアトラクション。
ネモ船長が登場する同名の小説をモチーフにした乗り物です。
狭くて閉鎖的な場所が平気な方はおすすめです!
私は心が狭くて閉鎖的なので得意です!頻繁に乗っています!
我々志願クルーは、ネモ船長のこの小型潜水艇へ乗り込み、海底探索に出かけます。
各窓の手元にはサーチライトがあるので、潜水後はこのライトを動かしていろいろと眺めるというわけです。
不思議な生き物たちはもちろん、謎の棺や楽譜といった人類の何かも沈んでいます。
パーティーをやっていたであろう客船の一部も…。
潜水艇の限界深度まで到達したので、そろそろ引き上げようとしたその時!
巨大な何かに襲われ、我々を乗せた潜水艇はどんどん沈んでいきます…。
信じられないほどの海底で我々が目にするものとは…。
深海が大好きな私ですが、今思えばもしかしたらこのアトラクションがきっかけかもしれません。
神秘の海…。
我々人類が到達することのできていない場所が、数多く存在します。
実際この世界に存在する海洋すべてで、たったの15%しかまだ解明できていないのです。
危険と未知、何よりもロマンがある場所ですよね。
それを改めて教えてくれるアトラクションです。
ちなみに先日、おかしな時間帯に行った結果、まさかの「小型潜水艇完全独り占め」回が勃発しました。
潜水艇の扉を閉められる時、
「今回はおひとりでの出発です!いってらっしゃい!」バンッ!
みたいな感じで扉を閉められてゲラゲラ笑いましたが、私のこのゲラゲラ笑いは閉鎖的なこの潜水艇に包まれてしまい、外には届いていなかったことでしょう。
さすがにちょっと怖かったです。いやはや貴重な経験だった…。またやりたい…。
小腹が空いたんだよ!!
いつだって空いています。
地底や海底の探索から帰還後、私が食べに行くのは「ギョウザドッグ」!
肉まんのような生地の中に、ギョウザが入っているという細長い食べ物…。
これと一緒にビールを飲むのが最高なんですが…今回はまたお茶にしておきましょう!
本当に美味しいので昔から大好きです。
永遠に売っていてほしい。
さて、お腹を満たしたので、このカルデラから出ることとします。
さらばネモ船長。
ちなみにこのエリア限定の挨拶があります。
右手を左肩の辺りに付けると、前から見た時に「N」のマークに見えるのですが、これはネモ船長の頭文字を表しています。
この状態で、すれ違ったここのクルーに「モビリス!」と声をかけてみましょう。
そうすると「モビリ!」と返してくれます。
逆ももちろん然りで、地底や海底探索前に「モビリス!」と言われたら「モビリ!」と返してみましょう!
「MOBILIS IN MOBILI(モビリス・イン・モビリ)」、ここでは「変化をもって変化する」と訳されることもあります。
風変わりな天才科学者と、その部下たちらしい挨拶ですね。
終わったと思ったか?
さて、これで7つのテーマポートはうっすらまわり終えました。これで1周です。
ここからはよりじっくりと、そして写真を撮ったり景色を見たりしながらまわっていきます。
そして2024年6月6日にオープンする新エリア「ファンタジースプリングス」にもちょっとだけ触れたいと思います。
ま〜た文字数がすごいことになったので、今回はここで終了です。
次回もお付き合いいただけると幸いです!
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