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BTSの歴代MV衣装で振り返る、ストリートファッショントレンド

こんにちは〜。ukiです。
ふと昔の防弾のMVを観たくなって再生することがあるのですが、そのたびに、「このブランド流行ってたな〜!!今は何処へ!?」などと当時の自分の黒歴史な服装を思い出しながら暴れたりしており、どなたかとこの懐かしさを分かち合いたく、BTSとファッションについてのnoteを書いてみることにしました。
「最近BTSにハマったよ〜!」という方には、まだ観たことのないMVや音楽番組に出会うきっかけにもなるかもと思ったので、リンクもつけていきたいなと思います!
現役ファッション学生が全力で、BTSとファッションのうんちくを語るnote、それでは、さっそく防弾のデビュー年、2013年までタイムスリップしてみましょう!

2013年  2 COOL 4 SKOOL

ドーンッと。ヒップホップテイスト(なのにお顔がかわいい)お兄さん達が出てきますね。学校三部作の第一弾「2 COOL 4 SCKOOL」のタイトル曲「No More Dream」です。ここで身につけているのは、HOOD BY AIR.(通称HBA)

2006年にシェーン・オリバーが立ち上げたNY発のストリートブランドです。シェーンがNYのアンダーグラウンドのクラブイベントを主催していたこともあって、音楽関係者との繋がりが深く、ASAP ROCKYやRIHANNA、KANYE WEST、(その影響を受けて韓国ではBIG BANG)と多くのヒップホップアーティストが身に付けたことで一斉を風靡しました。HBAは、2014年の「LVMH PRIZE YOUNG FASHION DESIGNER 2014」で特別賞を受賞しているので、BTSが着用した2013年は、まさにブランドが注目されはじめ、人気絶頂の頃で、デビューのビジュアルでまるっと全身着せちゃうのも納得です。それにしても、街中で見かけたら3度見しそうな重そうなチェーンネックレス、ホビに至ってはスタッズだらけのマスク、今の爽やかでスタイリッシュな”BTS”からは想像のつかない雰囲気ですよね。

M COUNTDOWNで初めて披露したNO MORE DREAM (2013.6.13)

2014年 Skool Luv Affair / DARK & WILD

■Skool Luv Affair 
デビュー翌年、学校三部作の第二弾としてSkool Luv Affairをリリース。
タイトル曲 Boy In LuvのMVは全部制服なので、ここでは彼らの私服をチェックしてみようと思います。同じアルバムに入っているJust One DayのPractice Videoです。

この頃、ジョングクとジミンがよく履いているキャメル色のブーツは、Timberlandの代表的モデル、通称イエローブーツ、「シックスインチ プレミアムブーツ」です。当時がトレンドの真ん中だったわけではなく、このブーツがストリートで流行し始めたのは90年代。アメリカのヒップホップアーティスト達(2PAC、ノートリアス・B.I.G.、JAY-Z、カニエ ・ウエストなど)が履いたことで、ヒップホップスタイルの象徴的なアイテムとなりました。ヒップホップアイドルの自覚があるというか、私服も音楽の影響を受けているんだなあと微笑ましい気持ちになります。このブーツは今でももちろん王道アイテムなのでおしゃれに履きこなせますし、気になる方はレディースサイズも売ってますのでぜひチェックを。

ちなみに、このイエローブーツ、「Dynamite」のMVでジョングクが履いているんです。牛乳を飲むシーンよりも前、ジョングクが登場した直後、ベッドに腰掛けて、このブーツを引っ張ってまさに履こうとしていて、あえてこのブーツを見せている感じもあります。少しレトロな雰囲気を醸し出すスタイリングなので合わせたのかなと思いますが、Dynamite期のトレンドはまた後ほど触れます。

スクリーンショット 2021-08-30 10.08.22

■DARK &WILD
学校三部作の最終章としてリリースされたフルアルバム「DARK&WILD」。
ここでは「Danger」のMV衣装を見てみます。

このMVでメンバーが着用しているTシャツは、メデューサがアイコンとなっている、VERSACE(「ヴェルサーチェ」が正しい読み方ということに最近定義された)です。このブランドはご存知の通り、イタリア・ミラノのラグジュアリーブランドなのですが、レディースはかなりエレガントでストリートのイメージからは遠いと思うのですが、メンズファッションでは、90年代のヒップホップシーンには欠かせないブランドなんです。きっかけは2Pac。この曲の歌詞の中には、「Now it’s all about Versace, you copied my style」とノトーリアスB.I.G.をディスっています。2PacはVersaceのランウェイにも登場したことがあるほど。

Asap RockyやMigosなど今でも多くのアーティストがVersaceを愛用しています。

ヒップホップでは、「FLEX」(高いものを見せびらかす、自慢する)という特有のカルチャーがあります。Versaceは、過剰なまでに柄が派手で一眼でそのブランドだと分かるので、ラグジュアリーなアイテムを身につけていることが伝えやすく、かつゴールドがメインカラーなのでアクセサリーを含め、黒人ラッパー達のスタイリングにとても合わせやすいので愛されているのかなと思います。
ちなみに、BTSがVersaceを身につけているのはDangerだけではありません。2019年に発売された、ストリートブランドKITHとVersaceのコラボレーションアイテムを、全員着用しているのが、ペンミ「5th Muster MAGIC SHOP」の「We are Balletproof pt.2」。こちらのほうがみなさんの記憶に新しいかもしれません。

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2015年 花様年華 pt1 pt2

お待たせしました、みなさんが大好きな「花様年華」です。花様年華ではこれまでの王道ヒップホップスタイルから打ってかわって、多様なスタイリングが見られます。花様年華 Pt.1では、タイトル曲I Need Uで、TV番組では白いシャツにハーフパンツという少年らしいスタイリングで、コンセプトフォトでも特定のブランドをロゴで主張することがない、カジュアルスタイルでしたので、今回はストリートファッショントレンドの記事のため、割愛します。

「花様年花Pt.2」のコンセプトフォトでは、ロックテイストでまとめています。足元は全員Dr.Martens(ドクターマーチン)。RMのトップスは日本のブランドHysteric Glamour(ヒステリックグラマー)とRolling Stonesとのコラボアイテムかと思われます。SUGAのTシャツもRolling Stonesのアイコンですが、ヒスかどうかは確認しきれず。

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そういえば、2021年から、HYBE所属アーティストのTomorrow X TogetherやENHYPENのカムバではロック回帰が起こっていますよね。黒と赤のボーダーアイテムや安全ピンをつけたアイテム、懐かしいスタイリングがたくさん見られて、改めて私服に取り入れてみようかなと思うと同時に、流行は繰り返すのでこれまで持っていた服を捨ててしまったことを後悔しております。

2016年 花様年華Young Forever/WINGS

■コンセプトフォト

リボンやコサージュ、花々が散りばめられたアイテムを身につけ、少年と青年の過渡期の宝物のような時間がおさめられたこのアルバムのビジュアル。
このジェンダーニュートラルなスタイリングこそ、GUCCIの真骨頂。
そうです、現在のGUCCIを率いるクリエイティブディレクター、アレッサンドロ・ミケーレはこのアルバムが発売する(2016年)前年の2015年に現在のポジションに就任しました。
BTSが身につけているアイテムは、2016年春夏のメンズウェアです。

https://www.vogue.com/fashion-shows/spring-2016-menswear/gucci/slideshow/collection#43
https://www.vogue.com/fashion-shows/spring-2016-menswear/gucci/slideshow/collection#16


ここからGUCCIの新たな時代が始まり、GUCCIは、より若い人々のブランドに変わっていきました。そして、BTSや多くのKpopアーティストがMVやステージ、私服で身に着けたことで、その勢いを加速させたことは間違いないと思います。

2017年You never walk alone/LOVE YOURSELF 承

■Not Today

正直、MVが壮大すぎて、衣装は目に入っていないかも???ですが、好きなMVなので触れておきます。Dior Homme、HAIDER ACKERMANN(ハイダーアッカーマン)、VETEMENTS(ヴェトモン)、BALMAIN(バルマン)、JUUN.JといったラグジュアリーブランドのアイテムをY-3のスニーカーと合わせてストリートスタイルに仕上げています。今では当たり前になってきた、ストリートラグジュアリーと呼ばれるストリートファッションのアイテムをハイブランドが出す傾向がこの辺りの年から主流になってきます。(まだまだあるので簡潔に。

■DNA

非常にPOPなスタイリングが印象的なDNAのMV。ここでも多くのメンバーがGUCCIのアイテムを身につけています。GUCCIがこの頃から王道のKpop衣装になっていた印象(特筆事項ないのでさらっと

■MIC DROP

がっつりとストリートスタイルでキメたMic DropのMVは、この記事では外せません。なんといっても筆者である私は、Not Todayでパフォーマンスに驚き、その後このMVを見て、あまりに好みのスタイリングで沼落ちしました。(服から沼落ち?)

このMVで着用しているブランドをわかる範囲で挙げてみると、mastermind、Off-White、GCDS、Yeezy(Season 4)。
BTSの衣装としてよく登場するので基礎情報を紹介してみます。

mastermind JAPANは1997年に設立された日本が世界に誇るストリートブランドです。2013年に一度休止しましたが、2017-18秋冬に復活。この時にmastermind WORLDという新しいラインを開始していて、そうです、MIC DROPではこのファーストコレクションを着ているのです。ブランドが復活したタイミングで衣装にしている。改めてKpopのスタイリストさん達のトレンド感度の高さに感服してしまいます。ちなみに、mastermindはSUGAが私服でも愛用しています。

Off-Whiteは、今更説明する必要がないかもしれませんが、昨年惜しまれながら世を去った、ルイヴィトンメンズラインのクリエイティブディレクターも務めていたVirgil Abloh(ヴァージルアブロー )が2012年に設立したブランドです。意外に古いですよね。もともとはPYREX VISIONという名前でやっていたんです。最初のコレクションは、古着のラルフローレンのネルシャツにスクリーンプリントをほどこして、元値の何倍もの価格で売って完売させたという伝説があります。服の価値、ストリートウェアとは何かについて考えさせられるエピソードだと感じます。
彼の経歴については、以前アップしたこちらのnoteをご覧ください。2021年にはLVMHグループが買収し、本格的にラグジュアリーブランドの仲間入り。もともと価格が高いのにさらに値上がりするので、どうしてくれるんだという気持ちです(TMI)

GCDSは、知らない方も多いかもしれませんが、ヨジャドルナムジャドルともにKpopアイドルが衣装で着用しまくりのスタイリストに大人気なブランドです。Red velvetも、Seventeenも、EXOも、挙げきれません。イタリア・ミラノ発のストリートウェアブランドです。ちなみにブランド名は“God Cannot Destroy Streetwear”の略。(漂う厨二病感)

Yeezy(Season 4)は、泣く子も黙るストリートゴッド、Kanye Westさんがクリエイティブディレクションするブランドです。Adidasとコラボしているスニーカーの名前で知っている人もいるかも。

■MIC Dropで私が特に好きなスタイリング Saturday Night Live

これがVirgil Ablohが手掛けたLouis Vuittonのファーストコレクションなんです。2019年春夏のメンズウェア。オズの魔法使いをテーマにしたコレクションです。ビビッドなカラーリングとプリント、どストリートなシルエット、MICDropのパフォーマンスをより華やかにしてくれています。

2018年 LOVE YOURSELF 轉 'Tear'、 結 'Answer'

■FAKE LOVE

FAKE LOVEのMVのなかでも注目したいのは、ハーネスをつけたスタイリング。FAKE LOVEといえばハーネス!ARMYにはお馴染みですよね。
このMVでのハーネスは、韓国のコスチューム&ジュエリーアーティストBAANDAAL氏によるカスタムメイドです。

ONE:コンの衣装制作などもされていて、BTSのパフォーマンスの影の立役者とも言える方ではないでしょうか。
ハーネスをつけた衣装が好きな方多いと思うのですが(私のことです)、そもそもハーネスって何かご存知でしょうか?

元を辿れば馬具ですが、レザーのボディーハーネスは、SMプレイから始まっています。Hypebeastの記事によると、「第二次世界大戦後のバイカー文化に触発されて、1960年代にベルリン、アムステルダム、サンフランシスコなどのさまざまなヨーロッパやアメリカの都市で定着したゲイレザーシーンにまでさかのぼることができる。しかし、ハーネスがフェティッシュウェアの主力になったのは1980年代になってからである。」「ボンデージの文脈での彼らの機能には、停職、拘束、誰かを引っ張ったり、彼らを導くことができることが含まれる」と説明されています。馬具と同様、ボディを拘束して、第三者にコントロールされることを目的としているということです。そうしたSMアイテムがカジュアルウェアに取りれられはじめたのは、パンクファッションの女王ヴィヴィアン・ウェストウッドの影響が強いでしょう。レザーハーネスやボンデージウェアを仕入れて、彼女が立ち上げた最初のショップSEXで取り扱いはじめ、パンク、スチームパンク、ゴスファッションのマストアイテムになっていったわけです。

FAKE LOVEの世界観は、「날 지워 너의 인형이 되려 해(僕を消して、君の人形になるよ)」という歌詞のように、偽りの愛に拘束されて支配されている僕の姿を、衣装でも演出していると言えるでしょう。

これストリートファッションじゃないじゃん!と言われそうですが、実はこのレザーハーネスから派生して、ストリートファッションでも、以下の写真のような形でアイテムが取り入れられ始めるんです。2015年あたりからHBAやRick Owensがハーネスをコレクションに取り入れ、AlyxやVirgil AblohによるLouis Vuittonでも登場しています。

Alyx 

Kim JonesがBTSのためにデザインしたDior hommeのコンサート衣装でもホビが身につけています。(公式写真が見当たないのでここに貼れませんが、Love yourself Speak Yourself tour dior jhopeで検索していただければ!)

2019年 MAP OF THE SOUL : PERSONA

■コンセプトビジュアル

ここで特筆したいのは、新進気鋭のデザイナーアイテムを取り入れていることです。ジョングクが身につけているセーターは、Charles Jeffery Loverboyの2019年春夏のコレクション。

https://www.vogue.com/fashion-shows/spring-2019-menswear/charles-jeffrey-loverboy/slideshow/collection#14

私の大好きなロンドンベースドのブランドなので紹介させてください!Charles Jeffery はスコットランド出身の現在31歳のファッションデザイナーです。ロンドン芸術大学セントラルセントマーチンズのBA Fashion Design出身で2015年にブランドを立ち上げました。
パンクファッションにインスパイアされ、彼の出身地スコットランドのカルチャー(※スコットランドでは男性がタータンチェックのロングスカートを履くのが伝統的な正装です)とロンドンのクィアカルチャー(LGBTQ+)にも影響を受けている、ジェンダーフルイドなデザインが特徴的なブランドです。

https://www.vogue.com/fashion-shows/fall-2022-ready-to-wear/charles-jeffrey-loverboy/slideshow/collection#36

2017 年に英国ファッションアワードでBritish Emerging Talentに選出され、2018年には人気デザイナーの登竜門LVMH Prizeのファイナリストにノミネートされました。まさにBTSが身につけたタイミングはブランド名が世界的に広まった頃ということです。Kpopアイドルのスタイリストさんたちは常にこうしたところにアンテナを張ってフレッシュなタレントを見つけてきているわけですね。

2020年 MAP OF THE SOUL : 7/Dynamite/BE

■ON

このMVでは、全員がRick Owensの2020SSアイテムを身につけています。
Rick Owensは、今では主流となっている「モードとストリート」を結びあわせた最初期のデザイナーではないかと思います。多くの色を使わず、ホワイトとブラック、グレーといったミニマルなカラー使いを徹底し、レザーを多用した強さのあるスタイルを提案しています。しかし、ドレープというエレガントなウィメンズウェアに用いられてきたテクニックをメンズウェアに取り入れており、まさにモードとストリートを美しく融合させています。
ファッションショーの演出や来場するゲストの奇抜さは軍を抜いており、世界中に熱狂的なファンがいます。(会場のスナップをぜひご覧ください

私はこのブランドに、こうした歴史であったり、印象を持っていたので、BTSがONですべてRick Owensで揃えていたのを見て驚きました。が!
SF映画のようなONのKinetic Manifestのロケーションと力強いパフォーマンスにとても合っていて、もはやこれはMVを超えて一つのアート作品と言えるのではないかと思っております...。

これは持論で、Kpopのパフォーマンスを見ていていつも思うことなんですが、着ている人が激しく躍動することによって、モデルが真っ直ぐに歩いていた時には見えていなかった、思いもよらないライン、形が見えてきたり、光の当たり方が変わって素材の光沢などが見えたりと、その服の魅力を一層引き出していると感じるんです。(また脱線)

■Dynamite

世界的な音楽トレンドとしてディスコサウンドが流行したため、伴ってファッションも70年代ディスコスタイルが流行。特にGUCCIがこの流れを牽引し、ベルボトム、ベルベット素材、大きめの色付きサングラスといったアイテムを提案。みなさんもご存知の通り、Dynamiteの活動期は、オールGUCCIのスタイルで登場することが多かったです。

Tiny desk concertでは、GUCCIだけでなく、ペイズリープリントが美しいEtroのシャツ(ユンギ・ナム・ジンくん)やネクタイ(テテ)、JWアンダーソンのシャツ(ジミン)を身につけています。

ど真ん中のストリートファッションを身につけることが減りましたが、この辺りから彼らがファッションの波を作っていく側に回りはじめた気がしています。

2021年 Butter/Permission To Dance

■Butter

こちらもストリートファッションではないのですがあまりにもかっこいいので触れます。ホソクさんのBALMAINのパワーショルダーのジャケットがとても印象的。ナムもBALMAIN、ジョングクはVersaceを着ています。ワールドスターの存在感を醸し出すBTS、どんな強い衣装にも着られてしまうことなく、自分の物にしてしまいます。

■Permission To Dance

一見何のトレンドでも無さそうなのですが、このカウボーイのようなスタイリング。もしかすると、次のトレンドかもしれない、ということをうっすら感じています。なぜなら、すでにウィメンズウェアのトレンドでは、ウエスタンブーツや、手編み(クロシェ編み)のトップス、といったアイテムが欧米のカジュアルウェアブランドの春の新作として見られます。また、韓国のブランドAndersson Bellのメンズウェアの新作にもこうしたテイストのアイテムが見られます。

まだKpopアイドルのスタイリングトレンドでは、Y2Kが大きなトレンドとしてありますが、今後Y2Kの延長として徐々にカラフルなカウボーイハットや
ウェスタンブーツを加わったり、スキニージーンズが主流でしたがストレートカットやブーツカット、ヴィンテージ感のあるトップスなんかが見られるようになるかもしれません(あくまで私の勝手な予測です!当たったらいつか褒めてください笑)

これまでは、ストリートファッションの波に乗りながら様々なアイテムを衣装に取り入れながら活動してきたBTSですが、8年経った今では、ファッションアイコンとなり、多くのブランドから着用してほしいと提供される存在に。デビューからBTSを支えてきたスタイリストさんたちによる、数々の印象に残る素晴らしいスタイリングは、これまでのBTS像を形作る上で、非常に重要な役割を果たしてきたことは間違いないと思います。

BTSは、昨年ついにラグジュアリーメゾン、Louis Vuittonのグローバルアンバサダーに就任しました!Virgil Abloh率いるLouis Vuitton Mensに関しては、クリエイティブディレクターであるヴァージルとBTSに感じた共通点について書いているので興味のある方は是非読んでみてください(結構力作です!)

今では全身ラグジュアリーブランドのスーツなどのスタイリングが増えましたが、原点であるやんちゃで反抗期なヒップホップスタイルの彼らもとても迫力があり、たまに振り返りたいなと今回順番を追ってMVを見ながら感じました。コンサートの衣装もとても素敵なので触れたかったのですが、超絶長文なってしまうと思うので、次回に持ち越します!

私はストリートファッションと同時に、ヒップホップも好きなので、ラップラインについてもnoteで書いています。こちらもよろしければ。

長々とお付き合いくださり、ありがとうございました!

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