第99回箱根駅伝 雑感 【2023年/令和5年】
TV中継見てて思ったことをだらだら書いて行くよー。
2022年
金栗四三杯予想
3区間目の区間記録更新の東京国際大のヴィンセント選手かなー。
彼の区間賞で優勝を決定づけたとして、駒澤大6区の伊藤選手もありえるかなー。という予想。
【2023/01/03 16:38追記】
結果発表~~~!!やっぱりね。
【箱根駅伝】MVP金栗四三杯は4区区間新記録の東京国際大イェゴン・ヴィンセント : スポーツ報知 (hochi.news)
崩れないことが大事?
優勝の駒澤大の区間賞は先述の6区伊藤選手の1つだけ、2位中央大は2つ、3位青山学院大は1つ、往路優勝決定時の駒澤大は1つも区間賞をとっていないという状態です。
駒澤大の大八木監督も「全員が区間5位以内に入ってくれれば優勝できる」とコメントしている通り、優勝や上位進出に必ずしも区間賞はマストではなくなって来ているようです。
逆に区間賞を2つとった明治大はシード権を落としています。
つまり、誰か1人速い人が活躍するのではなく、チーム全員が崩れないことが大事なのかなと思わされた今大会でした。
その象徴として感じたのが、4区の青山学院大・駒澤大・中央大の三つ巴の首位争いから中央大の選手が置いて行かれた時、中央大の監督は「他2人が早いだけだ、お前は十分走れている。自分の走りを続ければいい」と声をかけたそうです。これは「(中央大の)5区には5区経験者が控えている、残り2チームは初めての5区だから、ここで無理してついていこうとして自分のペースを崩して最終的に大崩れするリスクを負うより、追いつける範囲内でタスキリレーした方がいい」という選択をしたのだと思います。結果、駒澤大こそ抜かせませんでしたが、青山学院大は抜かすことができ、中央大の選択は正しかったと思われます。
ここ数年の箱根駅伝は「駅伝とはチーム競技である」と思わせられる展開が多いですが、今回もそう思わせられました。
学生連合チームについて
いやあまさか学生連合チームが1区の主役になるとは思わなかった。
何年か前の「新八ッ山橋で、学生連合の選手1人置いて行かれているが、彼にとってのタイム的には自己ベストペース」という状況が記憶に残っている身としては今回の学生連合独走はめちゃくちゃ思うところがあり、ラスト2kmぐらいからはTVの前で力入れて応援してしまったし、ちょっと泣いた。
そんな活躍もあって「学生連合の記録も公式記録にしてあげようよ」という声が瞬間最大風速的に出てきたけど、今回の独走は完全オープン参加だからできたと思われるので(オープン参加だからスタート直後に飛び出すことを選択できた、飛び出したのがオープン参加の選手だから追わなかった、並走されていたら実力差的に恐らく終盤崩れていた)、学生連合の扱いは今ぐらいがちょうどいいと思う。それでも学生連合が好きだけどね僕は。
あと未だに「学連選抜」って言ってる人がいるけど今は「学生連合」です。
次回100回大会は編成されないみたいだけど101回大会からの復活に期待ですね。
総括
駅伝はチーム競技です!
他、
去年同様、繰り上げスタートが戸塚1、鶴見3と一時期と比べて減少しているので、「底上げ」もできている模様。
東洋~青山時代の「平塚で繰り上げ発生」「戸塚で複数チーム繰り上げ」「鶴見で繰り上げチームが一列にずらーと並ぶ」は異常事態だと思うもん…。
ここ2年間思っていた「中継が下手になった(カメラスイッチ、カメラワーク、CMタイミング等)」はあまり感じられなくなった。ということはここ数年の体たらくはコロナの影響だった??
今昔物語も取材がしやすくなったからか昨年の1本から2本へ。twitter上では「今昔物語なんかいらん!今は知っているランナーを映せ!」という声が多いようだけど、日テレは今昔物語こそ箱根駅伝中継に大事なものだと思っているそうなのでなくなることは無いっスよ。今昔物語中もワイプで映せばってのは分かる。
沿道を並走するバ○って居なくならないねぇ…。
次回は記念すべき100回大会!いだてん民の僕としては金栗四三とかにもフォーカスしてほしいな!
箱根駅伝面白かった!また来年!!
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