あなたのようにはなれないけれど
中村海人くんの話をしようと思う。
私が愛してやまないTravis Japanのメンバーだ。
負けず嫌いで、素直で、
ナチュラルに生きているところが彼の魅力だと思う。
年齢を重ねるってことは、
大人になるってことは、
折り合いをつけて上手くやろうとすることだと思う。
全員が同じ意見を持つことなんて不可能だから、
ぶつかりそうになることだってあるけど、
そこを上手くかわすのが大人になるってことなのかなと思ってる。
そんな中で。
中村海人という人は自分の気持ちに
いつでも素直な印象を受ける。
眠ければ眠い、疲れたなら疲れたみたいな
そんなストレートな雰囲気がみえる。
温厚なメンバーたちと喧嘩しているなんて話も聞く。
それって意外と出来そうで
出来ないことなんじゃないだろうか。
人がいつの間にかぽとぽと落としてくる、
自分の気持ちへの素直さを、
ずっと大事に持ち続けたまま生きているみたい。
正直私には、うみんちゅのようには生きられない。
自己否定的で他者肯定的だから、
常に相手の意見が優先されてしまう。
いいように見られたいし、
波風を立てずに生きたいタイプだから。
相手の中に正解を探して、
どんな時でも大丈夫と言い続けた人生だったから。
いつでも自分の気持ちに正直に生きるということは
きっと私には出来ない生き方だ。
「世界で名を残すアーティストになる」
ずっとうみんちゅが言っている言葉。
そうなんだ、
と漠然としか受け止められなかったけれど。
うみんちゅが言うことは信頼しているから。
素直な表現が多くても、たくさんのことを考えていて、思いつきや、その場の雰囲気で何となく言うような人ではないと思っているから。
その言葉が本気で、夢を夢を終わらせるわけじゃないと知ってしまった。
今、Travis Japanが世界に飛び立とうとしている。
「世界に名を残す」その第一歩を踏み出そうとしている。
渡米への覚悟を聞いたときは
衝撃で何も入ってきていなかったけれど、
実はかなり凄いことなのかもしれない。
日本のスケールでしか物事を考えていなかったけど、
世界はもっともっと広い。
私には計り知れない世界で7人は戦っている。
なんか楽しみになっちゃった。
いつも感覚で生きている人だと思ったけれど。
周りをよく見て気にかけている人だから。
うみんちゅのせいで、
渡米を楽しみにしているのが見えるせいで、
これからのTravis Japanが気になって仕方がない。
私はうみんちゅのようにはなれないけれど、
その素直さにとても憧れる。
進む道が追い風ばかりではないかもしれないけれど、
その不機嫌そうな姿すら可愛くみえる貴方を、
これからもずっと応援していきたいから。
物わかりのいい大人になんてならなくていいから、
ずっとそのままの中村海人でいてほしい。