【二桁億トレーダーを作った考え方②】裁量で億り人になれた人とシストレで億り人になれた私の違い
あなたはFXトレードについてどうお考えですか?
1.ギャンブルで一発逆転!
2.理にかなったトレードで計画的に成功したい
2をもし選ばれるのなら、これから説明する事をよく読んでおいた方が良いかもしれません。
FXには勝ち確!のような聖杯に近いトレードが存在します。
これは裁量にもシストレにも実際あります。
どちらにも言える事ですが、これらの手法は【いつか対策が入って使えなくなってしまう】事が多いです。
聖杯手法は沢山ありますが、今回は【朝スキャ手法】をベースに裁量とシストレの違いについて解説していこうと思います。
【朝スキャ】について知らないという初心者の方は、朝にとある事をするだけで億トレが量産された朝スキャという聖杯手法があったくらいの認識でOKです。
もちろんこれは実際にあった手法で、業者も必死に対策してきました。中級レベルのトレーダーなら誰でも知っている事です。
(注)朝スキャのロジックはこれですよ?と勘違いしている人も沢山いますのでそれらの人は除外でお考え下さい。
私がこれから解説するロジックをそのまま行えば対策されていない業者なら今でもモリモリ勝てますが、早い段階で凍結します。
今は殆どの業者で対策が入ってしまっています。
私は裁量億トレーダーさんに昔から裏でよくシステムを提供したりしています。
ある時、付き合いのある億トレさんから聖杯トレードがある!と話を聞きました。
それはこうです。
【ルール】
■朝のとある時間帯にティックチャートを表示していて、数ティックでドーン!!みたいに走るような動きがあったら逆張りする。
■1回か多くても3回までナンピンしてプラスになりそうでなければ損切
プラスになったら適当に利確
これをやってるだけで勝てるんだよね!!
そんな話でした。
【最もフィジカルで、最もプリミティブで、そして最もフェティッシュなやり方】
裁量トレーダーだなぁ~と思います。
次にこれについてシストレの話をしましょう。
シストレといっても私と同じようなロジックで朝スキャをシストレでやっていたという人を見た事がないので、私の考えで説明します。
自画自賛しますが、【本物はいない】から私だけとなっているとナチュラルにそう思っております。
為替にはフェアレートというものが存在します。
みなさんが取引しているような業者のレートを多数並べて見てみて下さい。若干の違いがあるのがわかると思います。
この様にドル円で考えてもレートはバラバラですがそれなしにドル円は同じようなレートで動きますよね?
ドル円がB社だけ取り残されて1円も違いがある!といった事は無いです。
これは基準となるレートがあるからです。
ここからシストレロジックの話をします。
【ルール】
■基準レートと店頭業者のレートを比べて1ピップス以上乖離した場合に、店頭業者側で基準レートに向かって逆張りポジションを持つ。
■基準レートと同じレートになったら決済する。
■基準レートと店頭業者の値付けが長時間ずれている場合は取引はやらない。
ドル円が基準レートで100.000
業者レートが100.010
この場合 業者でショートポジションを持ちます。
ポジションを保有したら基準レートと業者のレートが同じ値段になったら決済します。
逆の場合はロングです。
これを機械的に1日中、繰り返します。
これをやっていると【早朝にポジションを取る】事が多いのがわかります。
そして何も朝に集中する事が多いだけで1日中やれるので、私は朝スキャではなくバットティックを取るシステムと認識していました。
何故このような現象が起きるのか?の詳しい説明は割愛しておきます。
【取引量が薄いときに起きる事が多い】とだけ言っておきます。
なので、アメリカがお休みや年末年始など1日中朝の様な現象が起き続けるボーナスタイムな日もあります。
では裁量億トレとシストレとで比べてみたり、そこから色々な解説をしていきます。
裁量億トレとシストレな私はやり方が違いますが、結果、同じレートを取りに行っています。
朝スキャは沢山の億トレを量産した聖杯手法です。
巷では億り人を生むような高パフォーマンスな手法は他にも色々ありますが、全てが【期待値のあるレートで約定している、約定する事が多い】から億り人になれるほどのパフォーマンスを発揮するのです。
テクニカル・ファンダメンタル・抵抗線・トレンドなど
これらを利用した手法は勝てないとは言いませんが、全てが低パフォーマンスな手法になります。
低パフォーマンスな手法だけでは億り人にはなれません。
ラッキーで一発逆転!みたいな事になった人が、トレンドや抵抗線を意識していた!トレンドや抵抗線はめっちゃ勝てるんだ!って勘違いしている人は多いですよ。(笑)
低パフォーマンスな手法が高パフォーマンスになったりはしません。確率の偏りでそう見える事があるだけです。
レイテンシー取引も期待値のあるレートで利益にします。
先行業者Aと遅行業者B
AをみながらBで取引すれば勝てる。
これがレイテンシーのロジックですが、Bの業者の遅れている期待値のあるレートで高パフォーマンスを実現しています。
抵抗線を抜ける瞬間やレートが加速して走っている時に裁量億トレがスキャで勝てているのは、その時に店頭業者のレートが遅れやすくなるため、遅れた期待値のあるレートがその時に沢山配信されてしまい【無意識にそのレートで約定しているから】といった理由が大きいです。
それにプラスして一方方向にレートが走る現象が多い事にによる期待値が加算されているから高パフォーマンスが再現されているのです。
なので裁量億トレスキャも殆どがたまたま期待値の多い場所でなんとかなっているだけなのです。
中にはカリネックスのレートを見ながらスキャをする裁量トレーダーもいますが、それ系の人はそれなしに理にかなって裁量で勝っているねとは思います。
まぁ上記のパターンが殆どで、これは少数派だと思います。
私は今、個人でもレイテンシーがやれるシステム【FX flash】を一般提供していますが、このシステムにはトレール決済が入っています。
これで上記の裁量億トレがたまたま拾っている期待値をシステムで理にかなってキャッチする事を可能にしています。
話は戻りますがこれらも
■裁量億トレは抵抗線で
■シストレな私はレイテンシーで
結果、同じ期待値のあるレートを取りに行って利益にしています。
【裁量億トレとシストレを【朝スキャを例に上げて】比べてみましょう。】
★裁量億トレの【ルール】
■朝のとある時間帯にティックチャートを表示していて、数ティックでドーン!!みたいに走るような動きがあったら逆張りする。
■1回か多くても3回までナンピンしてプラスになりそうでなければ損切
プラスになったら適当に利確
★シストレの【ルール】
■基準レートと店頭業者のレートを比べて1ピップス以上乖離した場合に、店頭業者側で基準レートに向かって逆張りポジションを持つ。
■基準レートと同じレートになったら決済する。
■基準レートと店頭業者の値付けが長時間ずれている場合は取引はやらない。
こう比べてみると同じ理屈で利益にするにしても、どちらが不安定なのか?わかるかと思います。
そして裁量の怖い所はどんな期待値で利益になっているのか?をはっきり理解できていない事です。
シストレは期待値をわかっているので、業者対策が入るか?市場構図が変化するか?勝てない環境に変化してしまった場合にそれをすぐに理解して辞める事ができますが、裁量の場合はそれがなかなかできません。
裁量億トレが引退の時に半分減らして引退や酷い時には全て失って引退するのはこれが原因です。
実際、裁量億トレ設定の人にロジックについての考えや構造について質問してみて下さい。
今回、私が解説をした様なシストレ的な回答は誰からも帰ってこないと思います。
【原則として、きちんと決まったルールで利益になっていないと勝てません】
そこから離れれば離れるほど、億トレだとしてもラッキーで勝てただけと言う事になってしまいます。
最後に・・・・
あなたはシストレ並みのルールがあり、それを機械的に繰り返す事で資産を増やそうとしていますか?
そうでないならそれは計画的に成功しようとしているのではなく、ギャンブルで成功しようとしているのです。
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